【3歳】ホームモンテッソーリ、どのおしごとからスタートする!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。


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迷走中のホームモンテッソーリ回想記録。今日も、少々綴ってみます。我が家が2歳半でおしごとをスタートしたときには、教具棚もなければ、じゅうたんもないような状態でした。出来そうなおしごとを見よう見真似で準備したものを、とりあえず娘に出してみる。そう、この「出来そうな」というのは娘のことではなく、母が「準備できそうな」という意味(笑)。それくらい「おしごと」だけが一人歩きしたそんな状態でした。

それから教師養成講座で理論を学ぶようになると、いかに自分が行っていたことがおままごとのようであったかということを思い知らされました。教師養成講座のチューターからは「お手伝い」や「身の回りのこと」を中心にと言われても、ただただこの教育法に魅せられていた母は、もっと花のあるおしごとを娘にさせたかったというのが本音です(笑)。モンテッソーリ教育の出発点と言われる「日常生活の練習」ですが、なぜ日常生活で日々行うことをわざわざ練習する必要があるのか。もっと楽しそうなおしごとがたくさんあるのに・・・。けれどもこれらのタスクは、大人にとってはただの「ルーティーン」でも、子どもにとっては自分の身の回りの世界と繋がる新たなツール。これらの運動を繰り返すことで自己を完成させていく。運動の敏感期に対応する活動が、まさにこの日常生活の練習であったということを知り、母の気持ちは一変しました。

当時は100円ショップに走っては何かおしごとになりそうなものを探しては提示し、作れそうなものは作ってまた提示。でも、実際海外のモンテッソーリ園では、まず準備段階としてじゅうたんを広げる、ナプキンをたたむ、椅子をそっと入れる、教室内の歩き方など、目の前の環境を上手く自分自身に取り込んでいくために必要なエクササイズを十分に行うことを知りました。

そして娘とも、これらを家庭でも実践していくことに注力しました。洗濯物を畳んだり、椅子の引き方を練習したり、物を置くときにどうすれば音がしないか確認したり。ドアの開閉や引き出しの開閉も練習しました。どれも特別な用具や教具が必要なわけではなく、まずはこれらの基本的な運動が出来ることが、本格的なおしごとに入る上でも大事だということを確認しました。そしてこれは5歳になった未だから感じることですが、このころ練習していないと5歳になってもできないことがたくさん。年齢が上がれば、自然とできるようになるということは大間違いで、やったことがないものは年齢が上がってもできないのだと痛感しています^^;

ついついモンテッソーリ教育のおしごとというと、切ったり、貼ったり、折ったりと、どこか知育的な部分の導入ばかりに気を取られ、それ以外の部分が後回しになりがちですが、「自己への配慮」を意識することは非常に大事だと感じています。鼻のかみかたや、あくびをするときには手を当てるなど。こういったことも、もっと小さいころからきちんとやっておくべきことだったと反省だらけの我が家です^^;

自分自身を配慮することができて、初めて周囲の人々や周りの環境へ配慮ができるようになってくるんですよね。


最近いただくコメントから非常にたくさんのことを気付かされ、書きたいトピックがたくさん(笑)。順を追って、綴っていきたいと思います。コメントやメッセージを頂いている皆さん、そして読んでくださっている皆さん、本当に感謝の日々です^^


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