モンテッソーリエレメンタリーへのカウントダウン | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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忘れもしない3年前の秋、「2歳 イヤイヤ期 対処」こんなキーワードでネット検索をした覚えがあります。それが、モンテッソーリ教育との出会いでした。いや、実際には「モンテッソーリ教育」を実践している幼稚園の存在などは前から知っていました。保育時間を「おしごと」と呼ぶことも聞いたことがありました。とにかく、最初に聞いたときの印象は「違和感」だらけ。だから、我が子にはもちろん縁がないと完全スルーでした(笑)。でも今思うと、「観る力が養われていないと、人は思い込みで世の中を見てしまう」という、一つ前のコメントでいただいたきぃぴぃさんのお言葉通り。曇った眼鏡で見たモンテッソーリ教育は、曇った世界にしか映らなかったのだと思います。

けれども、日に日に手に負えない娘を目の前にし、すがるような思いで、夜な夜な対処法を検索。日頃、育児書なんて一切読んだことがない母が、これほどまでに情報を求めていたことを思うと、本当に必死だったんだと思います。

あれから3年。この教育法から学んだことはたくさんあるけれど、一番得たものは「子どもの見方」だったと思います。でも、ここは「子ども全体の見方」ではなく、「3歳~6歳の子どもの見方」。まさに、モンテッソーリ教師養成講座のディプロマが年齢ごとに区分されているのは、ここに理由があるのでしょう。

子どもが生まれてから大人へと成長を遂げるまでに、発達を四段階で示したモンテッソーリ。小学生は、発達の第二段階に相当します。近所の小学生のお姉ちゃんが我が家へと遊びに来てくれると、娘は大喜びなものの、母自身がどう接して良いのか分からないときがあります。ついつい、5歳の娘へ接するように接してしまうと、「私はもうお姉さんなのに!」といった表情を浮かべるお姉ちゃん。あと1年半もすれば小学生となる娘を思うと、そろそろ次の段階の「子どもの見方」を学ぶべき時期が来たようです。

・・・ということで、今週末に海外より我が家に届いたものがTOP写真。夢にまで見たNAMC(North American Montessori Center)のモンテッソーリ教師養成講座エレメンタリー(6歳~9歳)用テキストです。一時は、3歳~6歳に引き続きディプロマプログラムで学習しようと意欲満々でしたが、この電話帳のようなテキスト14冊を9ヶ月で学習することは120%不可能・・・。3歳~6歳用過程でも、期間内に学習することは難しく、最後はやっつけ仕事的な形で課題を終わらせたことを考えると、とにかくじっくりと学びたいという気持ちが強く、今回は教材購入のみとなりました。

日本で言うと小学校1年生から3年生過程に当たるこのプログラム。これらの教科を見るだけでも、かなり日本のそれとは違う印象を受けます。

○Montessori 6–12 Classroom Guide(6歳ー12歳クラスルームガイドブック)
○Five Great Lessons | Cosmic Education and Peace(5つのグレートレッスン/コスミック教育と平和教育)
○Language Arts(言語)
○Science Experiments(科学実験)
○Math 1(算数1)
○Advanced Practical Life(上級日常生活の練習)
○Botany(植物学)
○Matter and Astronomy(物質と天文学)
○History(歴史)
○Math 2(算数2)
○Physical Geography(自然地理学)
○Cultural Geography(文化地理学)
○Zoology(動物学)
○Introduction to Health Sciences, Art and Music(健康科学/アートと音楽)

まだ目次を見ることくらいしか出来ていませんが、個人的には一番気になっていたのが、「Five Great Lessons | Cosmic Education and Peace(5つのグレートレッスン/コスミック教育と平和教育)」。エレメンタリー課程のKeys of the Universeのマニュアルを読んだ時に、モンテッソーリ教育の真骨頂とも言えるこの「コスミック教育」に心震わせながらも、どこかまだまだ見えない部分が多く、母自身の学びの欲求が一番高まったのがこの教科でした。

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そして、英語育児真っ最中の我が家においては、とても気になっていたのがLanguage Arts(言語)。いきなり目に飛び込んできた「大文字と小文字の使い分け」の提示。「人名、地名、その他固有名詞の頭文字を大文字にする 」「曜日名、月名の頭文字を大文字にする」こんな風に文法書で説明されてもなかなか頭に入らないことが、五感と具体物を使った提示であれば急に分かりやすくなる。そんな印象を受けました。
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・・・と、ちらりと見た程度で、すでに感動の嵐を呼んでいる母ですが、来年はエレメンタリー開始の年と決め、焦らずたゆまずゆっくりと進めていきたいと思います。それと同時に、そろそろ終わりが見えてきた幼児期だからこその楽しみも十分満喫していきたいです^^


姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

 

 

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