そして、次の日。彼女が向かっているのは、「ひらがな練習」(笑)。やっぱり、日本人だなぁと感じます^^;
文字の敏感期は比較的早かった娘。けれども、今思い返すと、当時敏感期だと思っていた「文字」は、娘にとってはただの「絵」であったのかもしれません。何かを真似しながら描くという作業は、絵を描く延長上にあり、それが文字であろうが、絵であろうが、鉛筆を握ることができればそれで良し。そんな状態だったのかもしれません。
5歳の今、初めて本気で「ひらがな」と向き合っている娘。今まで感じていた「文字の敏感期」とは全く違うものです。今までも、「ひらがな」というと、紙に書く前に砂文字板を持ち出すルーティーンは出来上がっていましたが、それは単なるルーティーン。寝る前の歯磨きと一緒で、特別な意味も考えずに行っていた作業。
けれども、最近は、心から字が上手になりたいと感じているようです。お手本通りに書けないことを悔しがり、何度も何度も砂文字板と向き合っています。ちょっと前までは、文字なんてどうでも良いと感じていたようですが、最近は周りで公文などに行き始めるお友達たちも増え、どこか自分もしっかりと練習したい気持ちになっている様子。やっぱり、お友達の存在は絶大です。
砂文字板で練習を繰り返した後は、ノートへと書いていくのですが、どうやらこのノートは娘にとっての「本番」。緊張するようです(笑)。「お願いだから、ここに練習させて。」などと、プリントの余白に「ね」を書いて自分の字を確認してから、気持ちを落ち着けてノートへと向かいました^^;
この日はひらがな4文字を練習するのに費やした時間、約1時間半^^;最近では、小学生になって初めて「ひらがな」に触れるお子さんはそう多くはないと思いますが、もし小学生になって初めて「書く」ことを体験するのだとしたら、今のようにこれほどまでに時間を費やせるのだろうか・・・とふと感じました。
思う存分心ゆくまでできるのも、残念ながらも、幼児期ならではのこと。義務教育がスタートすれば、なかなかこの余裕を感じる心もなくなってしまうのでしょう。だとしたら、今のこの時間は、実は驚くほどのプレミアム時間。今本当に必要なこと、今でなければできないこと、しっかりと見極めながら、娘の心の声に耳を澄ませたいと思います。
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