小さい算数棒セット - モンテッソーリ 算数教育 Montehippo.com
通常のサイズで何度も体験済みなので、母の提示なしでも、自分でおしごとを進めていくことができます。
まずは、10までの算数棒をばらばらに置き、順列に並べていきます。
数を数えるときは、通常の算数棒でも行なっていたように、実際に棒に触りながら、一つ一つ数えていきます。モンテッソーリの著書でも述べられていますが、これはやはり最初から癖にしておくのがベター。そうでないと、特に小さい算数棒は、誤まって数える可能性が十分ありそうです。
そして、数の合成を行なっています。10の棒の下に9を置き、「ここに何の数がくれば、10になる?」と促していくと、自分で足りない数を選び、10にしていく作業を続行中。端をきちんと揃えて置くために、両手を使ってぴったりと当てはめるようにして置いているようです。
9→8→7→6を順に置いていき、それぞれ10になるようにできました!
お次は数の分解の開始。9と1でできた10の棒から1を取り、9が残っています。そして、順に8と2でできた10の棒から2を取り、8が残るといった具合に続けていきます。ここでは「10-1=9」と言ったような言い方はしませんでしたが、目的は引き算の印象付け。
順に棒を取っていき、それぞれいくつ数字が残っているのか、縞模様を触りながら確認をしています。
この日の分解は、10の棒を基準として始めたのですが、結局、10→9→8・・・と順にいき、4を基準としたところまで来ました。写真は4から1を取っているところ。本当に操作が細かいので、小さい算数棒を扱うには日常生活の練習や感覚教育でしっかりと手が育っていないと、なかなか難しいと感じました。
あっ、ついに!最後1だけ残り終了!
どうやらここまで一気にやると、かなり満足感でお腹いっぱいになるようです^^ちなみに、通常のサイズではこれほどまで一度に行なったことはありませんでした。やはり最長棒が1mということで、持ち運ぶのにかなりの運動を要するので、疲れてしまい終了・・・。けれども、小さいサイズはやはり楽なようです。
この日は、10を基準とした順列から始まり、最後は任意の数を基準とした順列で終わりましたが、最終的には順列ではなくランダムでできるようになることを、もう一度確認したいと思います。
モンテッソーリの算数教育は金ビーズなど、とても魅力的なものが多いので、ついつい先へと進みたくなるのですが、ここは我慢。早く進みすぎると、どこかで概念が掴めなくなり、またこの算数棒へ逆戻りするケースがよくあるといいます。
夏には5歳になる娘ですが、あまり年齢的なことよりも、本人が何を楽しみ、何を必要としているか・・・この見極めをしっかりとできるようになりたいと思います^^
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