幾何学図形を楽しむ! | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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昨年夏に初めて提示を行なった幾何タンス。時折、基本提示は進めてみたものの、同じ幾何学図形の教具でもメタルインセッツと比べ、格段に出番が少ない教具でした。メタルインセッツは自分で創作することができる楽しみがあるのに比べ、幾何タンスは母の提示だと自由度が少なく、またすでに4歳後半にはもう触って感覚を刺激することの楽しさは薄れてしまっている時期なのかもしれません。

Montessori Geometric Cabinet with 35 insets
Montessori Geometric Cabinet with 35 insets

■お蔵入りさせるか迷った感覚教具、幾何タンス

本来であれば、メタルインセッツ自体も十分に幾何タンスの経験を積んでから提示をするべきものだったのが、順序が逆になってしまった我が家。このまま幾何タンスをお蔵入りさせて良いのか、それとも5歳を迎えようとする子どもでも楽しめるような方法を模索してみるのか・・・。色々と考えた末、まずは自分自身が幾何学図形を楽しもう!と、様々な角度からこの教具と触れ合っています。

Montessori Metal Insets Set/10
Montessori Metal Insets Set/10

今思うと、当時は提示練習ばかりに気を取られ、そもそもこの教具の目的や意義、そして繋がる部分等、まったく理解していませんでした。まさに、木を見て森を見ずの状態。大人側がそんな状態なら、子どもは尚更この教具の楽しさを感じることは出来なかったでしょう。

■心新たに幾何探検の日々がスタート!

その反省も踏まえ、現在行なっているのは、提示の手順云々よりも、果たして幾何学図形とは何なのかを探ろうと、この教具を両手でしっかりと感じ、そして今までどうしても取り入れる気になれなかった(笑)名称練習を行い、果たして日常のどこにこれらの図形が転がっているかなどを探してみたり、時にはプリント類にも目を通したり・・・。そしてモンテッソーリアンの先生のお話なども参考にさせていただきながら、あれこれ、幾何探検の日々が続いています^^ここに来て、通信講座の副教材の活用もやっと始めている状態です。

本来そんな準備の姿は娘に見られてはいけないのですが、名称練習をする母を発見した娘。言語の敏感期にいる4歳児。「やりたい~」と、擦り寄ってきました。そっか・・・。そこから持っていく手もあったかと、娘から教えられました(笑)。

■提示には精神的準備も必要!?

けれども、同時にもしまた娘が乗り気でなかったらどうするか・・・。そんな心の準備もするようになりました^^;2歳、3歳の時と違った難しさがある4歳。どこか分かりきっていると本人が思い込み、やりたがらないことがたまにあります。けれども、実際やらせてみると、できていなかったり・・・。単なる「思い込み」に過ぎないことが多々ある我が娘。

「できると思うけど、一応ママに見せてくれる?」

そんな言い方をすると、案外やったりするので、自尊心を傷つけないよう、あの手この手で引っ張り出すのが最近の我が家のやり方です。・・・というのも、以前までは娘がやりたがらなければ、それで終わり。子ども主体というモンテッソーリの子どもをどこかはき違えていた母。一度誘って上手くいかなければ、そのままにしてしまっていたことが何度もありました。

今は大事でないと思われるような小さなピースが、後に素晴らしい習慣や知識となるかもしれない、そんなことに気付いてから、少しずつ母自身も積極的になった気がします。

提示に求められるものとは知識や手順などの準備だけではなく、精神的準備もかなり必要だと感じるこの頃。

果たして、娘が幾何タンスと素敵な再会を果たすのはいつでしょうか・・・^^;

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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