先日受け取ったモンテッソーリ教師養成講座課題の評価。
その中にこんな課題文がありました。
「モンテッソーリの教室内で子どもが暴力的や攻撃な態度(hostile aggression)を示した時は、どのように対処するか」
その際、私が示した回答の中に以下のようなもの。
「自分のしたことを省みる静寂の時間（＝タイムアウト）の時間を作る。」
評価者のチューターによると、このタイムアウト。ポジティブな意味でとらえられるものであれば良いけれど、決して罰として与えるものべきではないとのこと。
モンテッソーリの世界では賞罰は必要としないという考え方です。今回それに付随して、ジェーン・ネルソン(Jane Nelson)博士の「Positive Discipline」というサイトを紹介してもらいました。
日本語で敢えて訳すならば、「ポジティブなしつけ」とでもなるのでしょうか。教育学博士のネルソン氏によると「しつけや規律の正しさを子どもたちに効果的に課するには、罰よりも相互の尊敬が必要である。」と説いています。モンテッソーリ教育とも通ずるこの考え方。だいぶ興味が湧いてしまいました（笑）。
ということで、現在サイト上の「Positive Discipline Online Class」というものを早速受講中＾＾；
コースを受講と言っても、こちらは資格が取得出来たり課題提出が義務づけられたりといったものではありません。レッスンは全６回。その間に40本程度のビデオを見ながら、PDFでダウンロード可能なワークブックに色々と書き入れながら学ぶというスタイルです。
副教材としてこの６回分のワークブック以外に、トップ映像の「Positive Discipline」のE-book、カードなどが付いてきます。お値段も$69.95と割とリーズナブルな設定です（でも、円高時代が恨めしい・・・＾＾；）。
次回、もう少しこのポジティブなしつけについて考えてみたいと思います。
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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