ドイツ3月公開映画「マリア・モンテッソーリ」(2024)

 

 

2024年3月7日ドイツの映画館では、フランス人映画監督Léa Todorovによる最新版のマリア・モンテッソーリの映画が公開されました。原題は「La Nouvelle femme ( The new woman)」ですが、ドイツでは「マリア・モンテッソーリ」というタイトルが使われています。

 

映画の中で、とても興味深いシーンがありました。

マリア・モンテッソーリが障害のある子供たちに「Feder(鳥の羽)」という言葉を教える際、一人一人に鳥の羽を触らせて感じさせながら言葉を教えていました。これは、まさにサリヴァン先生がヘレン・ケラーに「水」を触らせながら「Water」と根気強く教えていたシーンを思い起こさせるものでした。また指先で文字版をなぞる練習などもしています。

 

ここにも、個々の子供の感覚や興味に焦点をあて、その興味や能力を引き出すことに重点をおくモンテッソーリ教育と、ヘレン・ケラーがサリヴァン先生から受けた素晴らしい感覚教育の類似点がみうけられます。

 

そして、この映画でマリア・モンテッソーリは、

『 I will revolutionise the school. (私は学校改革を目指します)』

と語っています。

 

 

日本で公開されたら、是非ご覧下さい☆

 

 

映画の予告編 (2:35から「Feder(鳥の羽)」のシーンとなります)

https://youtu.be/s1KT5ugA1kU?si=OV5gZ8NNNT7uGXFy