いい仕事します「しぶぬき職人」

 

 

裏庭の柿の木が、今年もたくさん実をつけました。どうやら今年はオモテ年。
青空の下でゆらゆら揺れるオレンジ色の実たち。

毎年この季節になると「今年もありがとう」と声をかけたくなります。

 

 

 

晴れた日に家族で収穫。


えい!

チョッキン!

 

早く収穫しないと熊さんがパトロールに来ちゃいますから~急げ~

 

採った柿を並べてる孫~

1 2 3 4 5 6~

 

 

 

 


箱いっぱいに集まった柿たち。うふふ

食べたい!

 

 

でも

このままでは渋くて食べられないですの。

しぶをぬきます!

ひとつひとつ選別

 

表面がつるんとしていて、ヘタがしっかりついているものを選びます。
少しでも傷んでいるものは、残念ながらバイバイ(ごめんなさい)

 

 
じゃーん!
えらばれた柿たち

つやつやキラキラキラキラキラキラ

 

 

登場!「柿のしぶぬき職人」キラキラキラキラキラキラ

 

今年の渋抜きは、この「柿のしぶぬき職人」。
アルコールの力で渋を抜く、便利な一本です。
瓶のデザインもかわいくて、作業前から気分アゲアゲ♪

 

🧤作業開始!

手袋をして、ひとつずつ丁寧に。
ヘタの部分をちょん、と「しぶぬき職人」に浸していきます。
作業をしていると、ほんのりお酒の香りがして酔っぱらいそう~(おっとっと)

 

🛍️袋に入れて密封

柿を3個ずつポリ袋に分けて、しっかりと空気を抜いて密封します。
今回は70リットルの大きな袋を外袋にして、二重構造に。
アルコールの蒸気が袋の中でしっかり回るようにして、これで準備完了です!

 

 

おひつじ座あとはゆっくり待つだけ

 

このまま常温で5〜7日間。
気温が少し下がっているので、1週間から10日ほどかけてじっくりと。
渋が抜けて甘い香りが漂ってきたら、完成の合図です🍊

 

「柿のしぶぬき」

 

今年も秋の小さな楽しみ「柿のしぶぬき」

自然の恵みと手仕事の時間をゆっくり味わえることに感謝。

 


「渋い実を甘く変える」って、

生徒さんの成長を待つ気分みたいだわ。

 

 

 

 


「五感で味わう秋」

柿のしぶぬき
 
美味しくなーれ