考えた分だけお母さんになっていく（お教室だより）

リトル・モンテッソーリ＆

モンテッソーリ・ホームスタディのりょうこ先生です。

今日は青山でお教室の日でした。

お教室の後、お母さまとお話していて

「先週、先生とお話してからこの１週間とても考えました。

子どもへの声のかけ方とか

どんな言葉をかけるかとか。

改めて考えると、いろいろ思うところあって」といわれました。

親子スクールみょうりに尽きるなあ。と思いながら聞きました。

お母さまと離れたお子さんを見ていると

色んなことがわかります。

自分でいろいろやってみたい子

指示がないとできない子

自分でやりたいことが分からない子

人の顔色をいちいちみる子。

いろいろです。

たとえ１歳児であってもいろいろです。

お母さまとのお話では、それをそのままお伝えするし

接し方として、こういうところに注意してみてね。というお話もします。

先生仲間にはそこまで言うって、勇気ある～！！といわれることもありますが

私は、ありのままをお伝えします。

で、お母さまにとって、そりゃ、面白くないお話も時にはあります。

でもお伝えします。

お母さまの評価でもなく

お子さまの評価でもなく

ありのままを見てこうしたほうがいいよ。という

出来るだけクリーンなフィードバックを

クリーン・ランゲージで訓練した伝え方で伝えるように。

で、ここが今いい感じなので、

こういうところを伸ばしたいんだけれど。というお話もします。

話していることは評価やジャッジではないんだよ。ということが伝わると

一緒にお話しできるようになります。

今日のお母さまは幼児教育を学んだ方でした。

学んだけど、違う職業につかれ、いま。

「子育てをしてみると、学んでも難しいことってありますね」

とおっしゃっていました

私はそれでいいんじゃないかな。と思います。

お母さんは先生ではないので、

知識があったって、気持ちはいろいろ波立ちます。

できることばっかりを焦らず、

いろんな気持ちを伝えて話し合えるようになって行ったり

家族＝人としてのつながりを時間とともに重ねていくように

そこも含めて、お母さんがお子さんと向き合うことを

学んでいけたら、きっと思春期になっても話せる親子になります。

もう、そこは願いに近い気持ち