今回のGW旅行は松本を拠点として周辺を観光してまわりましたが、2日目は諏訪に行ってみました。
諏訪といえば直ぐに『諏訪大社』がされますが、上社前宮と本宮、下社春宮と秋宮の4社を総称して
大社となっています。全部を見る時間はなかったので今回は代表的な春宮と秋宮に行きました


先ず訪問した『下社春宮』の見どころである幣拝殿は”大隈流建築”(日光東照宮建立の宮大工の流派のひとつで、そこから枝別れし腕を競い合っていた”立川流”は同じ時期に下社秋宮の幣拝殿を
建てています。)の傑作としても知られているだけに、見事な彫刻や建築でした
本堂裏手には石像『万治の石仏』が春宮を向いて鎮座しています。
春宮の鳥居を作るために素材の石にノミを入れたところその石から血が出てきたので石工達が恐れて
仕事を止めましたが、ある時に夢のお告げに従い上原山(現在の茅野市)で良材を見つけ無事に鳥居
を完成することができたので石工達はこの石に阿弥陀如来を祀って記念としたそうです。
この石像に一礼してから願い事を念じながら時計回りに3周して最後に一礼するのが参杯方法です


次に『下社秋宮』に行き先述した幣拝殿をチェックしましたが保存状態の違いとかもあるでしょうが、
僕なら大隈流に軍配を上げるかも・・・

幣拝殿の横に高さ17米の御柱が神木として建てられ、参拝客は思い思いに手を触れていましたが
ちょっと押してもびくともしない堅牢ぶり(当たり前だし倒れたらニュースになってますね(笑))でご利益
がありそうです。
順番的に前後しますが、秋宮では竜の口から出るお湯(下諏訪温泉から引いてる?)の手水で浄化
しますが珍しいですね。”竜”・”お湯”といえば5月4日の試合後にファンの野次に高木監督が切れた
そうですが同じファンとして気持ちはわかりますが心無い野次は止めませふ

この後に『タケヤ味噌』の工場隣接直売センターを見たり(すみませんが写真はありません)、実は
全国屈指の消費量らしい諏訪地方の鰻を食べました。(鰻は諏訪珍道中(下)で記事にします。)
で、何故靴屋の写真かというと鰻屋さんで食事した時に珍事件に巻き込まれたからです
1階椅子席は満席で2階の座敷に通されましたが、客は我々を含めて3組の夫婦連れでした。
そのうちの一組が先に食べ終えて出て行ったのですが、その男性の方は僕の靴を間違えて履いて
行ってしまったのです
はだしのゲンでもなければ山下清画伯でもないので靴がなくては旅行は続けられません

仕方なく店の上履きスリッパを借りて女将に教えてもらった諏訪市内の靴屋にやって来たわけです。
それにしても間違いに気づかないって鈍感過ぎませんか
お店には連絡用に僕の携帯番号を教えておきましたが未だホシから連絡はありません


そんな大事件で時間を浪費したので中に入る余裕はなくなりましたが、見たかった『高島城』を生で
見ることはできました


最後に1662年創業の老舗で「真澄」でも有名な宮坂醸造(ホームページはこちら)行きました。
東京ではあまり見かけない種類も数多く展示されていましたが「七號」とか「夢殿」はいずれ飲んで
みたい銘酒だなぁと思いました。(思うだけはタダなので
)

代わりに「山廃純米吟醸”吉福金寿”」と「吟醸家伝手作り」を買いましが、家で飲むのが楽しみ
です
