2 月は私立を中心に高校・大学、校舎ではこちらの対応が多くなり

ボランティア教室での 1番”熱い”戦いは
都県立高校と、国立大学、
この 2 つを 3 月にひかえての、今がまさに頑張りどころ…!

ということで、この時期を駆け抜けるまで
ザッピング風の記事を重ねていくことが多くなる見通しですが~
それでは早速♪

この1か月、一音一音を探り当て、なんとかつなげてみた”コード”♪

本日は以下、
”ギター歴数日”のリアルな腕前、をお聴き頂いたあとに
私の敬愛する ギタリスト&シンガーソングライターの妙技を(笑)

終始その”手元”をとらえた live 映像を、中盤にてご紹介します☆





”D メロ”と”C メロ”がやっと、イメージできたかな?というところ、

なんとなく、”ギター”という言葉が歌詞の中に出て来る楽曲を

”スコアなし、コード表なし”の弾き語り・初挑戦、
その第 1 曲目にしたいなあ、ということを思っての、不意のひらめき。

今から 10 年と数年前の J-POP ナンバー、
下記、有名作詞家さんのリリックを乗せたメジャー・ナンバーのうちの
いずれか、に当たるのですが…☆


1983 チェッカーズ     
 ギザギザハートの子守歌
1984 高橋真理子      
 桃色吐息
1985 岩崎良美       
 タッチ
     中森明菜       ミ・アモーレ
1987  少年隊        君だけに
1988  光GENJI       剣の舞
1994  郷ひろみ       言えないよ
1998  KinkiKids      全部抱きしめて
1999  KinkiKids       雨のmelody
2001  島谷ひとみ      パピヨン
2002  BoA          VALINTI
2004  BoA          メリクリ


1980年代、90 年代、そして 2000 年代。

いやあ、凄いです…!
ヒットメーカーとして不動の地位を、実に30年以上も守っていらっしゃる。

ポピュラーソングとなると、芸術性ばかりは追求できず
”あ、面白い””素敵だな”と思わせるその”ひねり”、言葉の選択、”遊ばせ方”について
どうしても制約が多いと思うのですけど

この方は早稲田・文学部出身、
学生時代は”歌人”( つまり、”和歌”の詠み手 )として注目されていたのだそうで
ベースとしては、正統派の”教養”がある方であるようです。

康 珍化(カン チンファ)さん、
在日2世、1953 年生まれで、静岡県浜松市のご出身。

浜松といえば、YAMAHA の本社がある街ですね…☆





コードについて、TAK MASUMOTO こと、
B'z の松本さんについて、印象的なエピソードがありました。

10 代も後半の頃から
ギター・プレイのテクニックについてはズバ抜けていたものの、
”コード(和音)”関係をはじめとする「 音楽理論 」については
勉強熱心なほうではなく、

そのことをバイト先(レコード店)の先輩に呆れられ、

”オマエ、それはきちんとやっておくべきだろ ”

というアドバイスがあったことと、
自分でもやはり、その必要を感じていた部分もあって

それまでの意識を改め、松本さんは改めて
ひと通りの「 音楽理論 」を徹底して叩き込んだのだそうで。


      「 あのころの勉強が、今になっても役に立っている。
           作曲やアレンジをする上での基盤となってくれている 」

後年になって当時を振り返りつつ
松本さんが語ったこの言葉に、”エレキ・ギター&レス・ポール物語”、
あの記事に関する諸々を取材をしていた折に出遭いました。





               … MIDI からのアナロジー vol.1 …

        PC 上での作曲、”電子”技術でホンモノの楽器さながらの”音”を出す…
         ”MIDI”は、デザインの世界でいう”CAD(キャド)”を思わせます♪


「 理論 」を敬遠し、あくまで”感覚重視”でここまできている私としては


”う~ん、やっぱり、そういうものなのか… ”

と、なんだか耳が痛いような、
それでもあえてそこに反抗し続けたい、という気持ちが強まるような(笑)
                   ( ↑ どんだけあせる )

松本さんが音楽専門学校で専攻したのは、”ジャズ”だそうです。
これもまた、コテコテの”ロック・ギタリスト”という
B'z というバンドでの彼の立ち位置、そのイメージからすると意外でしょうか?

でも、私はそこまで意外でもなく、

それというのは、先日
私が live で歌ったことがある、と1度書きました”Zero”、
あの曲でのキーボードの使い方なんですが~

なんというか、”ジャズをひと通り学んだ人”と知って聴くと納得感がある、
そんな感覚があったからです。




              … MIDI からのアナロジー vol.2 …


”和音”

異なる音が和する、調和すること。
よく出来た”訳語”ですよね。

明治維新以来、ドドドッ!とヨーロッパ起源の用語が入って来た、
その1つ1つについて「漢字」を充て、
「 経済 」、「 社会 」、「 民主 」など
ほぼ例外なく”2 字”の熟語として、ゼロから言葉を創出した…

明治日本の知識人が残した”訳語”には、
”なるほど…!”と現代の我々をもうならせるものが多いです。

それにしても、ハーモニー(和音)って…
  考えてみると、ホントに不思議なものですね。

2つとか、3つとか、あるいは4つの音の重なり合いが織りなす”魔術”、
不思議なもので、 5 つ、6 つになると何故か、もはや
       綺麗な”重なり”には聴こえないのですから(笑)  


< 本日ご紹介する”別れのサンバ” >

長谷川きよしさん、なんと19歳の作…
3年ほど前に1度だけcoverをさせて頂いたことがありました。

本当に、45年たった今でも色褪せない、
凄まじき才気、感性。
光のない世界、形のない世界にあってこそ
見える光、捉えられる形… 偉大なギタリスト、同時にソングライター。

シャンソンも得意とされている瑞々しく、深みのあるヴォーカル、
残念ながらデビュー当時の音源はYouTube 上に見つかりませんでした。
私の cover については本当に、尽きせぬ敬意を表しての…
心ばかりのワンテイク、です。




           … BGM は”MIDI”。
              Wii カラオケ用 にJ sound が配信しているものです …



               … 前奏と、歌い出しだけで恐縮ですがあせる
           guitar lover のブロガーさんから、コード表をお借りしました …


”和音”1つ1つの成り立ち、
作り方について分析し、規則性などをつかんでいく、ということが
”コード”そのものに関する、キチンとした勉強で、

その”和音”を並べていく順番について
こういうパターンがある、
こうしてつなげていくと違和感がない、しっくりくる、というのが”コード進行”の理論。

”独学”か、何かしらの形で”学校”で学んだか、の違いはあるにしろ
一流ミュージシャンと呼ばれる方々には
上記のような「 定番 」と、そこからの「 アレンジ 」について
必ず優れた感覚、経験、知識がある、そのことはまず、間違いないでしょう。


ただ、自分自身がそこに踏み込むことになるのは
どうもまだまだ先のことのような?気がする、

ハングルとの出遭いと同様、まだまだ”感覚的”な世界を楽しんでいたい、
というのが本音だ、ということは
何度かここで書かせて頂いている通りですあせる





MIDI(ミディ)とCAD(キャド)はともに
1981 年に、国際的な”規格”として誕生しました。

2つに共通する”D ”は”デジタル”の”D ”、
”デジタル” = ”数字化”、
デジタル技術というのは、つまり”数字化”された情報を扱う技術。

う~ん、ということは…

電子ピアノで”弾き語り”をしている私は
PCでの”打ち込み”式ソング・ライティングなどしなくても
それだけで”MIDI”の使用者であり、
この”国際規格”の恩恵を受けている、ということになりましょうか?

”MIDI”は電子楽器の
   つまり電子ピアノ、エレキギター、ベースなどなど
            ( ↑ なんでこれらは”電子ギター””電子ベース”と呼ばないん
でしょ?)

こうした”電子”楽器の演奏データを、機器のあいだで転送する、
”デジタル”化した”音”をやり取りするための
”世界共通規格”、ということなのですね。



                … MIDI からのアナロジー vol.3 …



                  < CATIA(キャティア)>
          ⇒ 1981 年に開発された、コンピューターでの設計ツール。

           戦闘機にはじまり、民間ジェット機などの設計用に開発された、
     現在は自動車をはじめ、幅広い産業で使用される”ハイエンド 3 次元 CAD システム”
              … 大阪電気通信大学のホームページより …
         

MIDI : 「 M 」usical 
      「 I 」nstrument
      「 D 」igital
      「 I 」nterface

CAD  : 「 C 」omputer  
      「 A 」ided
      「 D 」esign


ということで、キチンと用語の意味をとらえてみると
”MIDI ”で作曲をする”という言い方はおかしいですね(笑)

”世界規格”というのは
たとえば”英語”など、言語でいうところの”公用語”のようなものでしょうから
”MIDI ”は”作曲ソフト”を意味するわけはない、

で、これも先日「山野楽器」の店員さんに教えて頂いたのですが
それについては”DAW ”という総称がある、
私が”思い切って買ってしまおうか…!”と思案している”Cubese”などは
数ある DAW の 1 つ、なのだそうです。





”Cubase”の他にも、
DAW 、つまりは”作曲ソフト”には、有名なものとしては
以下の名前が上がるようで♪

• Pro Tools
• SONAR
• Logic
• Digital Performer


 ”デジタル・オーディオ・ワークステーション”

「D」igital
「A」udio
「W」orkstation

正しくは ”MIDI で作曲する”ではなく、”DAW で作曲する”、なんですねあせる







このあたりはピアノだと当然、起こりえないことですが

” 1 番太い弦(第 6 弦)よりも低い音がない”という
特に”低音”方面での「 音域のせまさ 」。

チューニングをするときの基準となる第 5 弦が「 ラ 」
ピアノでいう中央の「 ド 」よりも 2 つ下の「 ラ 」なので、

それよりも5回、
半音ずつ指をずらしてキーを下げていくことの出来る”第 6 弦”では
何も押さえない”開放弦”、1 番低い音が「 ミ 」になる、

このキーは多分、一般的な女性ヴォーカルの楽曲でいうと
ちょうど”1番低い”音になることが多いんじゃないか?という高さなんですね。

私は声が低い方なので、それよりも
4つ、5つ下のキー、”レ・ド・シ・ラ…”と下ったあたりまで
大体いつも出していると思います。



< 私の下限 >
  ★            ◇← 合唱のアルトの下限
  ↓                   ◇← 合唱のソプラノの下限
ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・<ド>・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ

          ◇← POP ミュージックの女性ヴォーカルの下限
                             合唱のソプラノの上限 … ⇒◇
                         合唱のアルトの上限 … ⇒◇
                                    ★
                                    ↑
                                 < 私の上限 > 

改めて考えてみると
いつも要所々々で”低音が欲しい”というタイミングがあって
私はその感覚に従って、左手で”ポーン♪”と(笑)

そういう具合でピアノでは
左手で常に選択している低音、自分の限界よりも低い音、

それがギターでは、どう頑張っても出せない!といこと。


ピアノって、ホントに”優しい(+易しい)”楽器だなあ、と思うのですが

”と、届かないっ…!”

出したい音が、それこそあちこちに
押さえるべきポジションが飛び石で配置されていて、
物理的に”押さえることが不可能”なんていうことにもならないですし

音の質はともかく、素人であろうと
うま~く鍵盤を叩かなければ”音が鳴らない”ということはない(笑)

今回お聴きいただいた通り、その点ギターという楽器は
左手でキチンと弦を押さえられていなければ
容赦なく、にごった、非常に残念な音色になってしまいますあせる




               … MIDI からのアナロジー vol.4 …
               < QUMARION(キュメイション)>
           BGM として流れているのはやはり、MIDI 音源、です♪
 
            昔ながらの”手描き”アニメ、マンガ作家になるには
        キャラクターを自在に動かし、あらゆる角度から描く訓練が不可欠ですが
          このソフトでは、人形を動かすだけで画像・映像が立ち上がります 


ペースとしてはここまで、1回30分くらいの”コード探し”を
合計して 4 回くらいはしたんじゃないか、というところ、

”やらせ”なし、マジカルな”編集”抜きの日記ですから~

仕事を持っている、ちょっと忙しめな人間が
大人になってから突如ギターを始めるとこんな感じになる、という…
その好例には、少なくともなるかな?と(汗)



最後に本日出遭った動画を1つ、ご紹介させてください。

長谷川きよしさん、
”別れのサンバ”は1969 年リリース、今から 45 年以上前の楽曲ですが
この live 映像は 2012 年 6 月 のもの、

盲目のシンガーソングライターでいらっしゃる長谷川さんのギターテクニック、
手元に終始フォーカスを合わせた映像です♪

もう、素晴らしすぎて…言葉が出ませんあせる







この妙技のあとに
何ともレベルの低い話になってしまって申し訳ないのですが…(笑)


”指がイタイ”
”指が届かない”
”すばやく、左手を次の形にもっていけない”


いかにも”ド素人”らしい、この「 三拍子 」のため
比較的コンパクトで、しかも”ハーモニーがいい!”という
そういうコードを探り当てたときの喜びといったら…☆


どういうものが”押さえやすい”のか?というと
これまた単純ですが、押さえるべき場所が少なく、それぞれの位置も近い、

人差し指1本だけ、とか
人指し指、中指の2本だけ、とか

チョチョイ♪と、楽に押さえられて、しかも”ちょっと素敵な感じ”、
単純な「 ド・ミ・ソ~♪ 」みたいな重なりではなく
少しひねりがある、深みがある…

この、ピアノで音取りをするときには決して存在しない
「 宝探し 感覚 」っていうんでしょうか(笑)


同居人とケンカしいしい、どうにか記事を仕上げてしまった先週をラストとして
ここから3月の、国立大学入試終了までは
リサーチ&編集 に時間をかけて、の記事はしばらく書けないと思うので

専ら”音楽”関係

ギターの「 素人日記 」、
もしくは、チャレンジングな楽曲 cover にトライ!

そのどちらかをメインとし、
週末に向け、出来れば週に1本くらいのペースで
”珍道中”を up していければ♪ と思います。


寝不足が常となると、
なぜかだんだんあまり眠らなくても済むようになってしまう…

しかし、そこで”あ、意外と元気かも?”
と過信(誤解?)してしまうと、突然ドカン、としっぺ返しがやってくるあせる

そこはどうにか、ギリギリ目一杯やりたいところをセーブする、
その”ガマン”を続けたいと思います。


今年も、限られた時間と環境の中で、頑張っている生徒がいます。
卒業生の皆さん、後輩にエールを送ってやってくださいね♪

まだまだ週の半ば、
最後までガンバって参りましょう~!








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