ブログネタ:雨の日ってよく眠れるよね?
参加中ブログネタより。
ブログネタ:雨の日ってよく眠れるよね?
参加中
ブログネタ:通勤・通学に何分かかってる?
参加中木下の姉妹
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練習中。
「ふぅ……」
素振りを終えて、オレは、流れ出た水分を補給するためにスポーツドリンクに手を伸ばす――
ニヤリッ
その時、誰かが、オレの後ろで笑った気がしたが、喉が渇いて仕方がない。
クピックピッ……
……
…………
………………
「ブバァッ! お、オオオオオッ!? か、辛ッ!?」
初めは普通にスポーツドリンクの味だったのに徐々に、喉が焼けるように熱くなってきて、私は思わず、吹き出してしまった。
「ど、どうしたんですか、ユウナさん!?」
オレの横にいたマリアが、慌てて、タオルを持ってくる。
「わ、悪い。くそっ、こんな悪戯をするのは――」
ここは、マオと叫びたいところだが、残念なことに、うちのチームには、悪戯好きの悪ガキがもう一人いるのだ。
「キャハハハ!」
予想通りに、オレの後ろから聞こえてくる、マオとは違う笑い声。
「ストロベリー! やっぱり、お前か!」
「ユウナは相変わらず、まぬけだぜ」
そこには、キラリと光る八重歯が特徴的な小生意気な娘。
ストロベリー(登録名)、本名、木下 いちごが、そこにいた。
「もう、いちごちゃん、悪戯しちゃ駄目じゃない!」
「うがぁ! いちごって言うなって、いつも、言ってるだろ! あたいのことはストロベリーって言え~っ!」
そして、本名で呼ばれることを極端に嫌っている(本人曰く、こんなかっこよくない名前は、あたいの名前じゃないとか)
「ふふん、悔しかったら捕まえてみせな」
あっかんべーと、舌を出して、逃げ始めるストロベリー。
だが、追いかける必要はない。
なぜなら、
「あらら、いけませんね。すとろべりーさん?」
ぼすんっと、ストロベリーの顔が、誰かの胸元に埋まった。
「あ、あれ~? し、シノブ姉ぇ……。いつから、そこに?」
ストロベリーがぶつかったのは、木下 シノブ。ストロベリーの実の姉だった。
「あなたが、ユウナさんのスポーツドリンクに仕掛けをするところからですよ。お姉ちゃん、あなたをそんな風に育てた覚えはないのですが」
「あ、あたいも育てられた覚えは――って! 痛い! 痛い! アイアンクローはやめてぇな!」
ストロベリーの頭をわしづかみにするシノブ。メキメキッという音が聞こえた気がしたが、無視することにしよう。
「すみません、ユウナさん。うちの妹が――」
「いや、それはいいんだが――」
「全く、うちの妹はどうして、こんな風に育ってしまったのでしょう? ろっく? なんてものに染まってからはさらに悪化して」
「いや、だから――」
「忍びの家系に生まれたことがそんなに嫌だったのでしょうか? いや、もしかしたら」
本当にそんなことはどうでもいい、それよりも――気になったのは、
「仕掛けるところから見てたのなら、そこで、止めろよ!」
「おや、練習時間も終わったことですし、帰りましょうか」
この姉妹、正反対のようで、悪戯好きという根っこは同じだったりするからたちが悪い。
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選手情報 5
ストロベリー(本名:木下 いちご)
所属:ギャラクシア・スターズ
打順:一番
ポジション:二塁手
利き手:左投左打
経歴:魔法少女リーグのクロウ・セイバーズ→ギャラクシア・スターズ。入団二年目の十四歳(マオと同期)
昨年成績:打率 .289
打点 21打点
盗塁数 32盗塁
補足情報:ギャラクシアのスピードスター。木下姉妹の妹。
ロックをこよなく愛し、私服はパンク系の服が多い。
その足は、チーム内では一番速いが、姉の木下 シノブにはあらゆる面で勝てない。
悪戯好きで、マオと一緒に悪さをしては、シノブかユウナに怒られている。
忍者の家系であり、悪戯に使用する道具は、忍者の小道具であることが多い。そのため、市販品ではなく、強力。
本人は、忍びの家計を嫌っている。