スーピーとの散歩が終わって家の前の広場に戻って来ると
「もんたさんがキターッ!」と
下は幼稚園児から上は小学校5年くらいの
15人~20人の子供達が一挙に盛り上がる。
「だるまさんがころんだ」が始まるからだ。
「だるまさんがころんだ」と言っても普通のやつじゃなくて、
子供たちとあーやこーやと言いながら作り上げた
オリジナル「だるまさんがころんだ」で、
泣き言3回、告げ口3回、妨害3回は次の出場停止とか、
俺が見てなければ、動いてもOKだとか
鬼は毎回俺で、俺対子供達の対戦が
かれこれ2~3ケ月繰り返されている。
「だるまさんがころんだ」と大声をあげて、
振り返るとあれだけ自由気ままに大騒ぎしてる子供達が
真顔でピタッと微動だにしない
張りつめた静寂が何とも気持ちイイ。
そして子供たちの真剣な眼差しが
とても愛おしい。
実は子供たちを遊んであげてるのではなくて、
俺自身真剣に遊んでいる。
昔 マウンテンバイクにハマって
箕面の山や比叡山を駆け回っていたあの感覚で
今は「だるまさんがころんだ」に夢中になっている。
エネルギー溢れる子、冷静沈着な子、弱気な子、
強引な子、明晰な子といろんなタイプが見えてくるけど、
でも全員が共通している子供のパワーは
言葉では説明しがたい強力な力がある。
俺にとってフレッシュなみずみずしい刺激で
音楽に通じるバイブスをビシバシ感じて
素直に気持ちがいい。
とは言え、いつかこの子達も年を重ねるごとに
世の中と出会っていくわけで、
これからやってくる荒波を乗り越えていける糧を
この遊びから一つでも二つでも
掴み取って欲しいと願ってる。
そうそう、最近参加しだした子のお母さんは、
こむぎと同世代で、小さい頃、この広場で今と同じように
みんなで一緒に遊んでいた子だった。
親子二代に渡ってここで俺と遊んでるってことや^^。
なんか凄いなぁ!