昨日でブログ初めてちょうど2年でした。
さて、マジでいまさらながらすこーしだけ、択一の勉強方法について書きます。
最近、後輩とかアメブロ経由でよく質問受けるんでね。
でも、他の優秀なブロガーさんがいろいろ書いてくれているので特にせっしゃが言うことはないんですよね。
とにかく、jiji師匠のブログ見てください。
一応リンクも張っておきます。
http://ameblo.jp/jijijili/entry-11957600454.html
これの短答ところを10000000000回読んでください。
いや、1000000000000000000回読んでください。
ホントは全部読んでもらいたいですけど、択一で困っている人はそこだけでもいいです。
これで、あなたはドラクエで言ったらはぐれメタルのつるぎとはぐれメタルのたてを手に入れたようなものなのであとはレベル上げさえすれば確実に受かります。
ガチで人生変わるので全部読みましょう。
なので、私は他の人があまり書いてないことを書こうかなと思います。
まず、自分の話ですが、二年前の今頃、勉強始めて10カ月くらいのとき、必死に予備試験の択一の勉強をしていました。
そして、2015年1月20日に、2014年の予備試験の問題演習をしています。
http://ameblo.jp/monsters55/entry-11979631078.html
御覧の通り、全然合格ラインに届いていません。
さらにいうと、その年の5月のゴールデンウィークに受けた伊藤塾の短答模試でも155点しか取れていません。
しかし、本番では173点で受かりました。
勉強期間は13カ月くらいです。
ローの授業は、憲民刑と両訴かじったくらいしか受けていませんがそれでも受かりました(論文はお察しですけど)。
何が言いたいかというと、仮に今の時期合格ラインに届いていないとしても全く諦める必要はないということです。
択一は論文と違って、短期間で爆発的に点が上がる可能性があります。
40~50点くらいは全然上がるでしょう。
なので本番の試験開始ギリギリまで粘ればチャンスはあります。
具体的な勉強法についてですが、過去問でいいです。
というか時間がない人は過去問と、六法だけでいいと思います。
しかし、なぜか過去問をしっかりやったのに落ちた、という声をよく聞きます。
不思議です。
謎なんです。
過去問を、肢別で、正答率95%以上になるまで回した人で、不合格になった人を私は知りません。
落ちた人に聞くと、総じてそのレベルまでやり込めていません。
「過去問をやった」とは、「過去問を解いたことがある」という意味ではありません。
「過去問をやった」とは、「①全ての年度の過去問を、②全科目、③肢別で、④正答率95%以上になるまでやり込む」ことをいうと私は解しています。
これは、相当にしんどいです。
ちなみに、2015年の時点で私は、おそらく正答率80%くらいで臨みました。
結果はギリギリ受かってますけど本番は、ガチンコで落ちたと思いました。
ぜんぜん分かりませんでしたね。
たしかに、論文がある程度書けるようになると、論文の思考を応用して択一を解くようになるで、必然的に正答率は上がります。
私は、去年の予備試験で刑法満点でしたが、直前はほとんと択一やってません。
ですが、初学者段階でそんなことはいってられません。
とにかく、「過去問をやる」ことです。
ここで、重要な指摘をば。
択一やるとき、みなさん心の中に裁判官飼ってますよね?
あ、ちょっと意味わからないかな?笑
択一やるとき、解けた問題に○、解けたけど理由が曖昧だった問題△、間違えたら×
みたいなことしますよね?
その判定を心の中でやりますよね?
その判定は、心の中の裁判官がやりますよね?笑
その裁判官の判定ガバガバになってねーか!!!???
これは、本当に気をつけないと行けないんです。
今まで、司法試験に合格した人や、不合格になった人、ありとあらゆる人と意見交換をしてきました。
択一で思うように点を取れなかった人が、総じて言う言葉があります。
「分かったつもりになってた。」
いやね、みんな択一やるんですよ。
必死に。
ところがね、なぜか高得点取る人と、そうでない人が現れるんですよね。
理由は、一つ。
心の中の裁判官の判定が甘い!!!!!!!
「えー、どっちだったかなー、丸かなー。あ、正解だ。これは○っと。」
みたいなことやってないですか?
特に、何回も何回も過去問を回していると、もう見ただけで正誤がわかっちゃってよく考えなくなるんですよ。
マジでやばいんですよ。
自分では完全に分かったつもりになるんでね。
しかも、民事系は消去法使えるから、肢をろくに検討しなくなったりね。
そうすると、どんどんやばい方向に行きます。
○にした問題は基本的に二度と復習しないので、長期記憶として、完璧に定着し、理由まで答えられた肢のみにしないといけないんです。
ここの判定を甘くすると、本番で確実に後悔することになります。
この難問を克服するために本当に真剣に悩みました。
結果的に、俺は○×以外の記号を使わないようにしました。
そして、先述の通り、長期記憶として定着し、かつ理由づけ(判例、条文を答えられる)までできた肢のみを○とし、それ以外はすべて×にしました。
これを繰り返しやれば、法律科目のみで予備試験短答の合格最低点近くあるいは、それ以上をとることは十分に可能です。
そうすると、何回やっても間違える問題が出てくるんで、それはもう10回20回ってやりますね。間違えますから当然です。出来るまでやるんです。
あと、民事系は消去法を使わないようにするため、全ての選択肢を修正テープで消しました。
修正テープ30個くらい使いました。
これくらいやれば、落ちる方が不思議なくらいです。
受かって当然というレベルになるでしょう。
ケアレスミスしちゃうよ~っていう不注意人間。
いますよね?
俺ですw
これも師匠のブログに対策が画像付きで上がっているので見てください。
もはやドーピングです。
これを知って自分はまったくケアレスミスしなくなりました。
こんなとこですかね。
過去問以外に使うとしたら、知識を集約するツールですかね。
基本は六法引きまくりでいいとおもうんですけど、知識を集約できるといいですね。
なんでもいいです。
判例六法、条文判例本、趣旨規範ハンドブック、ぺらい基本書。
合うのがあれば、使えばいいと思います。
まあ絶対必要とは思わないですけど。
目的をしっかり持ってください。
択一に受かるためにやっている!!!!
のですよね?
過去問を解くために勉強しているわけでも、基本書を読むために勉強しているわけでもなく、試験に合格するためにやっているんですから、本番で1点でも多く取るために何が必要か常に考えてやるべきです。
思い出しますよ、ロー入って最初の一年目のことを。
会社法をぶっ○してやろうと1000000000回くらい心の中で思いました笑
まじで分からないですからね。
継続は力なり。
いつか択一なんて楽勝って思える日がくるんで、コツコツ頑張りましょう(*^_^*)
では、この辺で。
もしなんか聞きたいことがあればコメント欄に銅像。