予備論文を受け終わって | 怠惰な弁護士が年収1億円を目指すブログ

怠惰な弁護士が年収1億円を目指すブログ

2014年4月地方下位ロー(未修)入学
2016年予備試験最終合格 
2017年司法試験合格
2018年第71期司法修習生
2019年弁護士として始動

昨日は朝まで飲みました笑



若干頭痛がしますが今日から勉強します。






さて予備試験論文を受けてめちゃくちゃいろんなことを考えたのでそれを書こうと思います。





まず異常に疲れる試験であることが分かった。疲労困憊の2日目の最後に民事系3時間半はマジで集中力の限界が来る。


脳みそは常時メモリ使用率150%で今にも湯気が出る勢いでフル回転している。正直こんなに真剣に試験を受けたのは高校入試以来なので、頭使いすぎて初日が終わった時点で頭痛で頭ガンガンしてた。

栄養ドリンク不可避。


試験については、開始するまでは少し緊張、開始してからは緊張する余裕すらなくひたすら書く感じになる。


自分は受ける前は、わからなくても三段論法だけはきっちり守ろうと考えてましたが試験の現場では普段できることができなくなるようです。結構崩れちゃいました。



普通ではやらないミスもめちゃくちゃやります。民事系では問題文の読み間違えという今までやったことのないミスを2つもやってしまいました。途中で気付いて修正したので何とかなりましたが…


普段の勉強でここまで異様な雰囲気を味わうことは絶対できません。


極めて緊迫した状況下できっちり答案を仕上げる能力が予備試験では要求されています。

論文の合格者は優れた答案をたくさん書いたから受かったわけではなく、致命的なミスをしなかったから受かったのだと思った。いかにミスを少なくするか。この点が重要ではないか。



それから当然ほとんど勉強しなかった分野からの出題もあります。

いろいろ迷いますが、はっきり言って基本的知識だけで何とかなると思いました。だけど、自分が普段の勉強でよくわからず飛ばしてしまったところが出ると精神的にかなりきます。そして、今まで漠然と持っていた合格への自信が一瞬で消し飛びます。


このような状況下で、自分を支えてくれるのはやはり基本的知識しかないです。まとめノートや趣旨規範ハンドブックで何度も何度も繰り返し読んで自分の中で常識化した基本的知識以外は試験の本番では全く役に立ちません。高尚な理論なんて全然思い浮かびません。普段やっていることの70から80パーセントが出せればいいとこです。




したがって、今まで以上に試験の現場で何ができるか(どっかの予備校講師が言ってた…たぶん工藤先生か)を普段の勉強で常に意識してやっていこうと思う。



三段論法は普段の勉強で結構意識していたが、本番でも完璧に守るには、普段の勉強では絶対に何が何でも三段論法で書く!って思っとかないと無理だ。


それから答案書くときは絶対に時間をはかってその時間内に書ききる練習をする。一人でやってると結構時間をはからず適当にやってしまうがそんなんではお話にならないことが分かった。


あと穴のない勉強をする。穴のない勉強をしていたつもりだったがどうやら穴だらけだったようだ…

マジでちゃんとやらなかったところがピンポイントで出る。




これらを意識して今後また勉強していこうと思う。







次回の記事で論文のネタバレ書きます。