志茂田景樹、全米の観客賞総ナメ「チョコレートドーナツ」で「泣きっぱなし」 | モンスタービーツのブログ

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(映画.com)

 作家の志茂田景樹が3月28日、あるゲイカップルと育児放棄された子どもの実話に基づいた映画「チョコレートドーナツ」(トラビス?ファイン監督)の女性限定トークイベントに出席。映画ライターの新谷里映氏と、家族愛について熱く語り合った。

 1970年代の米カリフォルニアで、歌手を夢見るショーダンサーのルディと正義感に満ちあふれる弁護士ポールのゲイカップル、母の愛情を受けずに育エアジョーダン ナイキ エアマックス たダウン症の少年マルコが、同性愛者に対する差別や偏見を受けながらも、家族となるため法や社会と戦う姿を描く。

 トライベッカ、シアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞した本作。志茂田は、「2回見たけれど4~5回は泣いた。鼻かみ鼻かみ、泣きっぱなし。血の絆がないのにあれだけの家族愛がある。本当の愛ってどういうものかと訴えてきているようで、心にズキズキきた」と胸を打たれていた。

 新谷氏も、「これから先の人生で迷ったりした時に、自分の良心に問いかけるような、そばに置いておきたい映画」とお気に入りの1本に数えた。志茂田は、「レズビアンに比べてホモの人の方が、サラリとしていて嫌みがないよね(笑)」と冗談を飛ばしながら、「ロシアが同性愛者を認めないことで世界中からひんしゅくを買ったように、ここ30数年で世の中はだいぶ変わってきている。愛というのは普遍のテーマで、これが本物の愛だとは断定できない」と感慨深げに語った。

 「チョコレートドーナツ」は4月19日より公開。