今月は小笠原さんに感想を頂きました!ありがとうございますm(_ _)m以下が頂いた感想です♪

作業療法士の資格を3月に取得し,病院へ入職して半年と少し.
症例検討は,自職場ではリハ科全体~OTのみ等様々なレベルで何度か行っていますが,全く外部の方にご意見を伺うのは初の体験.
始まる前は緊張していましたが,とてもリラックスして終えることができました.
・普段接する機会のない地域の同領域病院に勤務する方から,職場の諸先輩方とは違った角度からの技術的ご意見を頂き,大変参考になった.
・担当する患者さんの目標となる”生活”が行えるようになる,という視点での考えを掘り下げることで,今までと違う訓練アプローチ法が考えられること.この”生活”を大切にする,という視点を再認識できた.
・”作業”という視点で治療を検討すると,もっと広くて大胆なアプローチ法も考えられる.
この様な所感を得ました.
意見交換をさせて頂き,本当にありがとうございました.
頂けた案を早速活かして参ります.
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この勉強会.学生の時から参加させて頂いておりますが,個人的には参加する度,勇気が頂ける場だと感じております.
2年生で参加した時のことです.当時は検査測定実習を不出来で辛い気持ちで終え,どうすれば2年後の臨床実習をクリアできるか(≒目標である作業療法士になれるか)全く考えられない位,圧倒的な知識と経験不足に悩まされておりました.しかし,先輩方の症例報告と議論している内容(患者さんの疾患状態や訓練法,効果の評価など)を聞いていて,更に半年前に参加した時よりは理解できていることが実感できました.
『成果が出なかった結果でも”経験”し終えることで得るものはあるんだな.』
学校カリキュラムでは得られなかったその実感は,『めげずに何とか食らいつく手段を探そう.臆せず経験の場を増やそう.』と前向きに考える切っ掛けとなりました.
その後3年の時には昼間のアルバイトを回復期病院のリハ助手に変え,その経験が4年の臨床実習を乗り切る糧になり,今に繋がっています.
今回も,現職場で日々感じている困難さ・しんどさに負けず臆せず取り組んでいこう,と前向きな気持ちを得ることができました.

これからも,今の職場環境や地域での交流とは違った所感が得られる機会や,“作業”という,作業療法士にとって考察すべきものに対する知見を拡げる機会として,この勉強会を活用したいと考えます.