4月の勉強会を開催しました!

参加者:9名

今回は前半のテーマを提供してくださった岡崎さんに感想をいただきました。


4月のモンステラに参加させて頂きました。
今回のテーマは、前半は私が研究している『退職を経験した脳卒中者の作業について』のワークショップをさせて頂きました。後半は「Occupation-Based and Family-Centered Care: A Challenge for Current Practice(作業に根ざした家族中心のケア:実践における今日の課題)」について論文抄読しました。
前半は「1.脳卒中で退職した人にはどのような作業の困難が待っているか・2.困難な生活を少しでもよくするために、作業をどのように用いたら良いか」についてグループディスカッションしました。1では「仕事の持つ意味」についてのカテゴリーが多く抽出されました。2では「仕事の持つ意味を捉え、その人にとって価値ある新しい作業参加」の視点についての意見が印象的でした。やはり仕事には多面的な意味があり、人生の大半を占める作業であると感じました。
後半の論文では家族を捉える視点について学びました。臨床では「個人」→「家族」の視点でみていることが多く、家族をユニットとして捉え、そのアイデンティティーを考えることで、作業の視点が変わると思いました。これは明日から臨床で意識したいと思います。論文抄読は多くの視点で自由に語り合うため、論文の解釈が非常に深まります。どこに重要な情報が書かれているのか、また批判的な視点でも読む経験になるため、個人勉強では得られない体験だと実感しました。
勉強会後の食事会では、クライエントに良い作業を提供するには、作業療法士の生活が安定していないといけない。そのためには「お金が重要」というテーマになり楽しい会になりました。
モンステラは良き作業療法士の集いであり、温かみのある会で楽しいですね。


岡崎さん

ありがとうございました。グループで御一緒させていただき楽しく学ばせていただきました。モンステラの勉強会中、積極的な発言やまとめはもとより、どんどん岡崎さんの表情が生き生きとして来ていたのがとても印象的でした。これからの研究に少しでも寄与できれば嬉しいです。
食事会でも色々と研究にまつわる貴重なエピソードを聞かせていただきました。
また、裏テーマも含め、みんなでディスカッションしましょう!

どうもありがとうございました!

こやま


次回モンステラは
5月11日(金)19:00〜
社会医学技術学院にて行います。
✳️5月文献発表者は決定していますが、事例発表者が決まっていません。
臨床での困りごとや参加者に相談してみたいことなどあれば、一度ご連絡ください。
お待ちしています。