今月の勉強会の感想は
発表者でもある
中村さんにお願いしました!


以下感想です!


前半は僕が今進めている研究の一部である事例研究を発表し、みなさんから意見をいただきました。ナラティブ分析とはいったいどのような分析なのか、ナラティブの中に表れているスティグマの問題など、一人では気づかなかった豊かな視点を得ることができました。
後半は、ボンジェ先生のお話を伺うことができました。作業科学における個人主義の視点を超えていこうとする動きや、参加型研究が増えていることなど近年の作業科学における傾向を学ぶことができました。
さらに、前半で発表させていただいた事例研究を踏まえて、作業の持っている力とはどのようなものなのかについてボンジェ先生に語っていただきました。
個人的な感想としては、作業的存在としてクライアントを理解することはクライアント中心の実践や彼らの作業的生活を理解する上では、非常に重要な知識であると当たり前のように考えてしまっていましたが、なぜそのような研究が臨床に役立つかということを丁寧に説明していかなければなかなか伝わらないのだなと反省した次第です。
一方で、そのような作業的存在としてのクライアントの理解が可能になれば、それまで素通りしていたような文献や論文から臨床に活かせる知見を得られるようになるのだとも思います。作業科学の面白さは作業に関する知識が増えていくということだけではなく、さまざまな知識を臨床に結びつけていけるようなひらめきの感受性を高めていけることにあるのかもしれないな、と再確認しました。

以下、小山さんのまとめ

中村さんありがとうございました!

そのような作業的存在としてのクライアントの理解が可能になれば、それまで素通りしていたような文献や論文から臨床に活かせる知見を得られるようになるのだとも思います。

まさにその通りだと思いました(^^)モンステラの学びの意味をぐっと深めていただきありがとうございます。
当日聞けなかったこと、後から出て来た疑問など、ぜひみなさんから中村さんへのコメントもお待ちしています(^^)