700キロを越えたところでの感想などを残しておきたいと思います。(写真は納車時やツーリング時などいろいろ)
◾️見た目
1200と並べてしまうと821の方がホイルベースが短いのでちょっと詰まった感じがするのと、オイルクーラーがなかったり、サイレンサー部分や、メーター、ハンドル周りはじめ、タンクのDUCATIマークまでコストダウンがみられるので、1200の方が華やかな感じはあります。
特にスイングアームが片持ちでないところは見た目としては大きな差ですかね。
1200もですが、タンクの位置が高くて大きいので角度によって若干尻下がりに見えることも。

細かい点ではラジエターの水回りのパイプ取り回しが適当なかんじ。目立つ場所なんですけどね・・

個人的にはカラーも1100evo(黒)の方がよかったなーとか見た目に関してはいろいろ思っていましたが・・
買ってしまえば、超ひいき目になり、マットブラックのタンク、ブラックのフレームはもちろん、今や両持ちのスイングアームすらかっこいいと思うように。というかパーツ単体で見ると本当に好きかも。
オプションでつけたシートカウル(カバー)もお気に入りです。
あ、リムのDUCATIステッカーはマストと思ってたので納車前に貼ってもらいました。
徐々に自分好みに仕上げていくのも良いですね。

◾️音
シングルやツインは回らない、すぐ頭打ちというなにやら誤ったイメージをずっと持っていたので、正直ツインの音もあまり好きではなかったのですが、うーん、軽く回るエンジンとともにこのバイクを知れば知るほど排気音、エンジン音も好きになってきました。
排気音は実に心地よいクセになるいい音です。あぁーエンジンかけたい。
ただ住宅街ではちょっと音が大きめ。
セルを回す時はいつも気を使います。
セルの音もバッテリーが弱ってる風の苦しげな音であまり好きでなかったですが、800とはいえ、ツインの巨大なピストンをモーターで動かすのも大変だよね。。。と思ったら、なんだかこの音すら愛おしい。
走っている時の音は4千回転くらいまではやや軽めな音。高速などで4千付近固定で走るとブイーンっと芝刈り機のように、それこそ頭打ちしてんのかというような音ですが、そこで頭打ちなわけもなく、5千あたりからドルルルと、太い音に変わり、車体側も少し沈み込んでようやくやる気になってくれる感じです。早く6千以上回したい
アクセル閉じるとアフターファイアの音がかなり聞こえてきます。バイクへの影響がない分にはレーシーで個人的には嫌いではないです。まぁちょっとなり過ぎといえばなり過ぎですが・・

◾️取り回し
軽いとはいえ押すとなるとそれなりに重量はあるのと、ハンドル幅があるせいなのか?200キロ超えるGPZ600Rよりも重たく感じます。
うーん。おそらく慣れていないのと、タンク位置も高いので腰がタンクに擦れて傷つくのを気にしながら押しているせいかな。
エンジン始動時は車道まで自宅から50メートル程の緩やかなのぼりを押していくのですが、かなりきつい。
ダークカラーでなければここまで気はつかわないのですが・・
あとドゥカティの中では良い方なんでしょうが、思ったよりハンドルが切れないので駐車する際など狭い場所では想定外の切り返しが発生することも。ディーラーの人がステップ擦るぐらい倒しながら押し歩きしている理由もわかります。軽いとはいえ、自分でやる勇気はありませんが。
◾️足つき
170ちょっとの身長ですが、シートは高い方にセットしたままです。足は短めなので両足つけるとなると少し余裕のあるつま先立ちですが、軽いせいか特に不安も問題もなし。
◾️ポジション
これがどうもしっくりとこない。
ステップ位置かな。立ってるみたいで力が入れづらい。カカト内側でのホールドもしづらい。
ステップの少しだけ外寄りを踏み、内股気味でニーグリップしてみたらややしっくりきました。
全体的にはリラックスしたポジションで長距離もいけちゃいそう。シートも尻が痛くならず良い感じ。ハンドルは相変わらず広めなので少し短めのハンドルに変えてみようかな。ハンドルの高さや位置は変えなくてもいいかなーと今のところ思っています。
フレームの一部に膝が当たることがありますが、私の場合、膝が当たる時はちょっと前に座ってしまっている時なので、前乗り注意のいいサインになっています。
マフラーのカバーに足が当たるのはレイアウト上、もう慣れるしかないですかね。それより夏の熱さの方が心配です。カバーのカーボン化で解決するのかな?
クラッチはワイヤー式。レバー位置は非調整式なのですが、レバーの位置がやや遠めなので調整式に変えて気持ちもう少し近くにしたい。
◾️走行
クラッチはつながりも自然、特別重くもなく使いやすいと思います。アクセル閉じていてもクラッチつなげば走り出すほど乗りやすくなってます。渋滞はさすがに左手が痛くなりますが・・
アクセルを開けると実に軽やかに回転が上がっていきます。そして後ろから押されるような加速感。この感覚はインライン4とは違うところだなぁ。
トラコンついているのでコーナー立ち上がりも安心感高め。アクセル開けたくなるバイクですがまだ我慢がまん。
カーブはほとんど傾けていないのでまだよくわかってないですが、狙ったラインを正確にトレースできるのでほんと楽しいです。乗ってるととにかく軽い。それでいてバンク時の安心感も素晴らしい。これが今のバイクというものなのか。30年前のバイクからものすごい進化を感じる点です。
◾️ブレーキ
くせのない扱いやすいブレーキだと思います。
リヤは効かないと聞いていましたが、まだ強くかけてない状態ではありますが、確かにあまり効かなそうです。が、制動というより荷重調整や挙動の調整といった目的での使い勝手はなかなかのものかと。もともとリヤは制動にはあまり使っていなかったので、あまり気にはならないです。
海沿いを走ったせいなのか、伊豆スカの凍結防止剤のせいなのか、フロントディスクローターの塗装部分が少し錆びてました。ローターの錆なんて気にすんな派でしたが、実は少し気になってこすったりしてます。
ABS はまだ未確認。慣らし後に。
◾️アクセル
ライドバイワイヤのアクセルがほんとお気に入りなんです。小指をちょっと握っただけで、思った通りに回転をコントロールできてほんと気持ちいい。これだけで乗ってて楽しい。アクセルコントロールマニアにはたまらないです。
アクセルの反応はモード切り替えで随分変わります。アーバンだと反応がかなりマイルドになり、ハイスロの逆でロースロにした感じ。ちょっと乗りづらい感じもして、これは使わないかな。
スポーツはそれなりにアクセルが敏感になるのでのんびり走るときはツーリングあたりがバランスいいかなとも思います。が、なんだかスポーツで慣れちゃいました。
◾️タイヤ
ディアブロロッソ2は想像以上にグリップ良さそう。真冬で路面凍結しててもおかしくない伊豆スカイラインを徐行して走っただけで表面のお肌が荒れてました。夏が楽しみだけど減りもはやそうだな。
◾️メータ
白黒ですが意外と好き。先代のmonsterに比べると格段に良くなった気がします。キレイ。
ウィンカーのインジケーターも左右ランプがありますし。
ガソリンがリザーブになるとメーターが勝手にリザーブになった時点からの走行距離をカウント始めます。
リザーブ容量は2.5リットル。
燃費走行でリッター20キロ走るとして、リザーブから50キロが限界ラインでしょうか。
先代よりタンク容量が増えたのもほんと嬉しい点です

◾️ミラー
振動であまりよく見えないです。車がいるのはわかりますが覆面の判別となると難しいレベル。
後方確認好きにはきついです。

◾️困ってること
・キズを気にするあまり、ウェストバックもタンクバックも封印。シートカウルも外したくない。
ということで荷物は積めません。
・そのシートカウルを蹴らないように乗り降りするのはちょっと面倒。
・順調に増えるマットブラック面の薄キズ。
・ヘルメットホルダーをつけたがやはりカギ2本はきびしい。
◾️結論
いろいろあるが自分のバイクが一番好き