今日の北部九州は雨模様でした。
通常のお参りが終えて、用事を済ませ、久しぶりに書ッ家ーに変身です。
華の先生のお手本を臨書しました。
何度書いても納得するものになりません。
また、納得しても師匠からの指導は違います。
書は高く険しい山です。越えても越えてもその奥に高い峰がそびえています。
ひと通り書き終えて至福の時
今度は万年筆を取りました。
一番書き味の好きなペンをもって書の落書きです。
好きなカップ(上野焼)で珈琲を飲みながら、ペンの書き味を楽しみました。
私のお気に入りはDELTAのドルチェビータ・ミディアム(made in ITALY)
書道で硬筆をするので「つけペン」をよく使います。
万年筆も基本的に硬い細目のペンを好みます。
いわゆるEFサイズです。
しかし、これはFのペン先です。
鮮やかなオレンジのレジンの同軸、ちょっと大きめの14kのペン先です。
一目ぼれをしてかなり無理をして買いました。
太めの軸にキャップをつけて書きます。
だいたい万年筆はこの状態でバランスをとっているのが大半です。
さて、書き味は、14kの大きめのペン先が適度にしなってくれて、インクフローもよく、紙との相性もありますが流れるように書けます。
今回はDELTAオリジナルレッドのインクです。
ペンの流れが「気持ちいい~」の一言です。
最近、秘密結社(北九州萬年筆同好会)charlieさんから「万年筆は個々にあった書き方もありますよ」とアドバイスをいただきました。。
この言葉がペンに対する考え方を変えました。
どうしても、どのペンでも、同じ書き方をして使い難さを感じていました。
それが、重さ、タッチ、インクの流れ、スピード、ペンポイント・・・ペンに合わせると、どのペンも気持ちよく書けます。
ペンすべて、字の表情(マニアックな細かい世界です💦)が変わります
一つ開けました。
私にとってはとても💦とても💦贅沢な一品と贅沢なひと時です。