旅の記録・思い出 2010年 秋の旅 13  2日目 平泉・中尊寺 その3 | 海のシャチは元気だよぉ

海のシャチは元気だよぉ

末期前立腺癌と宣告されて11年経過、最近は癌を忘れるほど他の病に、耳は人の声が聞こえず、人工内耳を装着することに。

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迷惑です
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株、投資、宗教なども興味なし

 2010年10月 休日は高速道路を1000円でどこまでもはしることができる制度があった。それを利用して、なんと無謀な800キロ先の中尊寺を目指して一人ドラブ旅行をした。その旅行記の13回目。この先、、ドライブではなく、中尊寺拝観から、毛越寺など拝観など平泉の中を観光する記事が続きます。<

 
元のブログのリメイクで、今回は元のブログの18 回目を再編集したもの。
 
 

 中尊寺その3

 『奥の細道展』の高札を無視してさらに月見坂を上る。
 
 
 左側にわりと新しく感じるお堂がある。『観音堂』と書かれているがここも扉は閉ざされている。本当にまだ中尊寺の目覚めの時間にはなっていないようだ。
 


 観音堂の反対側には、菊の花の展示館が。

 

 

正直申して、私はこういうものが苦手なんです。まだ菊人形でないだけましなのだが、菊人形なら逃げたくなるところだ。とにかくこういう人工的に形を作った花というのがダメで、だから生け花なんてもう苦手の苦手。(これで苦杯をなめ、人生棒に振ったくらいだけどなぁ)


 さて、この菊の少し奥にある『中尊寺』の看板のところに来た。実は、案内パンフレットみたいなものは全く持たないできているので、どこに何があるなんてことはわからない。実はここが『本堂』なのだそうだが、『本堂』なんていうことを気にしないで門をくぐってしまったのだ。
 どうも反対側に掲げられている『陸奥教区宗務所』と書かれているのを、修行道場のように誤解をしたらしいのだ。それよりも、私の頭の中には、金色堂がメインのお堂で、それが本堂とばかり思い込んでいたことも誤解の原因だろう。


 まぁ、中尊寺に来て、初めて扉の開いているところ。お堂の正面から階段を上がって行くと須弥壇=仏壇がある。真ん中に鎮座されているのは阿弥陀如来とのこと。今回の旅は『阿弥陀如来』に会う旅である。何とかお顔をと思ったが、奥には入ることができない。それでもなんとか・・・・近くにお坊さんがおいでになるので、『撮影禁止』と書かれていないから写真を撮っていいかと尋ねたら、撮っていいとのこと。うれしいです。早速望遠レンズに取り換えて、一番のアップで撮らせてもらったのだが…フラッシュの光が届いていない。(おれはいずれ画像ソフトでいじらせてもらわねば。。。。)
 

本堂いの御本尊 阿弥陀如来です。
画像ソフトでここまでにすることができました。


 今回の旅は、何度も書くように『阿弥陀如来』に会う旅。紅葉を見に来たのではないがやはり周りの紅葉の具合が気にはなる。まだ完全に早いみたいでまぁほとんどが青々としているが、時折紅いのが目に入る。そうすると必ずレンズを向けるのだが、帰ってきて拡大してみるとどれもこれもいろなんて目立たない。太陽が出ていればもう少し赤が生えるのだろうが、何せまだ霧が晴れていない。このまま雨になってもおかしくない天気なのだ。

 お堂から外に出た。
 しっかりとした三脚をつけたカメラで撮影している男女がいる。プロのカメラマンらしく見えるが、なんとなくいまいちいい写真を撮るように見えないのはなぜ?正直邪魔な存在なのだ。私が撮りたいスポットに三脚を据えたりしているから。この周辺で三脚がいるのかなぁ?これだけ湿気で画像が薄くなるから、絞り込んで時間をかけてか?わからん。。。。。
 この周辺では紅い色になっているところがほとんどない。だから少しでも紅いところを見つけるとそちらにカメラを向けたくはなるのだが。ひょっとして同じこと考えてるのか?それにしても私の一眼レフを見て、「なんだ、このおっさん・・」といた表情のときは嫌な感じがしたなぁ。
 本堂正面の屋根の金色の部分がきれいな模様だった。




 この本堂のあるエリアの売店というか、おみくじなどを扱う建物の横、後ろに回った。石の五輪塔などがいくつかあるので、それをカメラに収めたが、あまり多くの人がこちらに足を向けていることはなさそうだなぁ。。
 しかし、こういった五輪塔に目を向けるというのは、写真を撮る人間か、五輪塔の由来にこだわりを持つ人間かってとこかな?今回の私は、ここでは写真を撮る人間でしたが…