貝殻

新美南吉


かなしきときは

貝殻鳴らそ。

二つ合わせて息吹きをこめて。

静かに鳴らそ、

貝がらを。


だれもその音を

きかずとも、

風にかなしく消ゆるとも、

せめてじぶんを

あたためん。


静かに鳴らそ

貝殻を。

 

 

 

文学忌っていうんですか?

桜桃忌 太宰治

檸檬忌 梶井基次郎

とかね。

 

新美南吉さんが「貝殻忌」と言われていて、貝殻という詩から名づけられているというこのあたりは知っていた。

 

 

貝殻を鳴らす????

 

と、海なし県民は思っていた。

 

 

と、

 

貝殻笛の作り方発見!!!!

 

 

 

 

で!

 

海なし県民

 

西友へ!

 

ところが、アサリとシジミはあるが、ハマグリはない。

 

アサリやシジミでは大きさがさぁ・・・・。

 

桑名へ行けばあるのか?!

 

 

 

 

次の日

 

イオンへ行ってみたら!あった!ハマグリ!!!!

 

 

で、買いまして。

 

身の方は、お吸い物にしまして 美味しくいただきました。

 

 

で、貝殻笛ですが

 

 

貝の、お尻?の方を、コンクリートとかでゴリゴリ削るのですが、

 

海なし県の農村地帯で、外でおばちゃんが貝をゴリゴリしておりますと

 

ご近所のおばちゃんたちが「なにしてるん?」とわらわら集まってくるのが目に見えていますので・・・・

 

 

紙やすり

 

目の粗い紙やすり 40円也をホームセンターで買ってきまして

 

家の中でこっそりと・・・・

 

 

ごりごりごりごりごりごりごりごり・・・・・・

 

 

 

すると、お尻に二つ穴があきます。

 

 

削りかすをきれいにしまして。

 

 

これで吹くわけです!

 

 

よっしゃぁぁ。動画だ動画!!!!

 

 

 

と、カメラを構えて・・・・気づく

 

 

すっぴんやんけぇぇぇぇ

 

 

※注 大きな音が出ます。

 

 

 

 

すっぴんは、いろんなスタンプでかくしてみた。

 

 

と、悲しい時に吹く貝殻笛のイメージではなくなってしまった・・・・。

 

 

 

 

Youtube(同じです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲間はづれの

新美南吉


仲間はづれの

小さい子が

じぶんのうちの 背戶口で

貝殼笛を吹くやうに

私は

げんじつを逃󠄁げて來て

こころの裏口で

詩をあそぶ

 

 

 

 

 

ごめんなさい。まったくイメージと違う動画をつくってしまいました。