青コンチャレンジャーのみなさま。
前期に提出する音源はできましたか？
声が出なくなっており、ようやく練習ができるようにはなってきたのですが、
咳が出まして。
課題の６、７分、咳をせずに読み通すことがなかなか困難です。
困った…。
前に「びん かめ つぼ」という記事で書きましたが、
山川方夫 作
「蒐集」について
この作品って、ショートショートとして楽しむものなんだろうな。と思います。
だから、単純に楽しんで読まなければ・・・と
私は
思います。
※個人的感想です。
登場人物は、オーディエンスを抜けば
ジョージ・サンバード
老婆
ボーモン。
ボーモンさんは、この物語を読むための謎解きのヒント？なのかな。
伏線っていうか・・・。
ちょっと太っていて女性のような肌で、死んだときにはツボも一緒に焼いた、
切り取っても死んだりしないと。
これで「宦官」をしめしますよね。
※ 宦官とは。去勢された男子で貴族や宮廷に仕えた者
もちろん、ボーモンさんは宮廷にお仕えしている人ではありませんが。
とすると、
老婆がコレクションしていたものは、ボーモンさんの ブツ 他、何人かの男性の ブツ。
表現されている形状からして そうとしか考えられません。
ここで、しばらく悩みました。
「そんな 直接的に アレでいいの？
そういう表現をもって、何か別のものを山川方夫は示しているのでは？」
と。
しかし、どう考えても アレ でしかなく。
これは、ショートショートだし、もう、アレでいいや！！！
と、開き直りました。
次に、コレクターについて。
私は特に何かのコレクションをしているわけではないのですが。。。。
ディアゴスティーニとかの 週刊で出るお料理の本だったり、
ガーデニングの本だったりを買っていたことがあります。
夫も日本の城だったり、ガンダムだったりスターウォーズのシリーズを買ってました。
これね。
最初の数巻は、しっかり読んでます。
ところが、途中から「後で読もう」とか思ってそのまま放置。
でも、途中で集めることがやめられなくなって、ちゃんと全巻揃えちゃってる
ってことがあるんですよ。
で！
老婆ですが。
私をだますアレが憎かった とか言ってます。
だますんだ・・・・。
これまた 若干エロい話になってしまいますが、アレが女性に対して影響を及ぼすことですから・・・・
アレが「愛している」とだましている。
男性本人は、老婆（その時はぴちぴち娘だったんでしょうが）を少しも愛していなくても、アレは、「愛している」と勘違いさせることもあるだろ
だから 老婆はアレを切り取ったんだ。
阿部定だね。
阿部定は、「一番思い出のあるところを持っていたかった」とか言うてたらしい。
山川方夫は阿部定事件からこの作品をおもいついたのかもしれないね。
ま、とにかく、老婆にとって アレは執着するべきもの、切り取って持っていたいものだったのでしょう。
で、
干しアレにして、コレクションしたと。
最初は干しアレを眺めたり比べたり？老婆の興味はアレにあったんだと思う。
けれど、だんだん、「集めること」つまり蒐集することに意味が移ったんだろう。
これが、ミソだね。
そして、ジョージ・サンバード。
サンバードも、蒐集癖がすごすぎて、自分の大切なものよりも 壺や瓶を「集めること」つまり蒐集することに執着しているんだろう。
つまるところ この作品のテーマは「蒐集」に他ならない。
コレクターの狂気を表現するのかなぁ。
しかし。
青コンって １作はこういう「変態」ものが登場しませんか？
赤い着物も、ある意味狂気だったし、、、
悪魔も。過去には「ドグラマグラ」もあったし
駆け込み訴えもなかなかに狂気の沙汰
夜行巡査も、人間椅子も、、、「変態」
燈籠のさき子の、メンヘラも。
ただ・・・・。よしんば予選を通過しても、
録画で、顔芸を披露することになりそうで、、、、
さぁみなさん。残り１週間で前期の〆ですよ。
CANVAさんにお願いしたら、とても人のよさそうが婆ちゃんになった。