こんな時間にめちゃ久しぶりの更新ですガーン


ご無沙汰していてごめんなさい。

このブログでしか話せない事。

話したい事がたくさんありすぎて…


うちには6ニャンの保護猫がいるのは

ご紹介したことがあるのですが

最近、7ニャンになりました。


ある日、私の所属しているボランティアの

メールに相談が来ました。


一年前に母猫が仔猫を生み仔猫を2匹と

母猫を家に入れました。

一年経って母猫が全然慣れなくて

避妊手術をするのにグローブをしてなんとか

捕まえて、病院で行政の飼い主のいない

猫の無料チケットを使い手術。

このチケットはお外の猫さんをTNRするために

行政が発行しているチケットで

家の中に1年も飼っていた猫さんに使うものでは

ありません。

この時点でルール違反。


そして、そのタイミングで母猫をケージに

閉じ込め、慣れないから捨てたいという

相談でした。


無理に捕まえて仔猫を育てさせ

慣れないから捨てる。


その人の家にいきました。


この子はモイモイ。



小さなケージの中にお弁当箱くらいしかない

トイレとご飯、お水を置かれて

モイモイがいる場所には

ウンチやオシッコが大量に…

威嚇されるから怖くて片付けられないと…



なんて劣悪な環境…

何より、この子の目が生きることを諦めていました。

そして、その女性を恨みのこもった顔で

睨んでいました。

ここから出さないと。


このケージの横には子供である猫が

寄り添っていました。

この子達は人慣れしているため、

自由に生活しています。


この環境で1ヶ月。

身動きも取れずモイモイはこのウンチまみれの

ケージに閉じ込められ

威嚇したら怒鳴られ生活していました。


この環境を目の当たりにした私は

里親さんを探すにもまず血液検査もしていないこの子を病院に連れて行ってきちんと処置しないと

と思いました。


私に向ける目はなんの気力も残っていない

死んだような目でした。

ケージにキャリーの入口を入れすんなり

入ってくれたモイモイを病院へ搬送。

翌日に血液検査や駆虫、歯石も除去してもらい

健康状態を見て私の家に移動。


数日はケージにいましたが

閉じ込められることから自由になって

ほしくてケージを開け放ち部屋を自由にしました。




怖がって威嚇はするものの、本来は

優しい子だとわかります。


まずは清潔な環境で美味しいご飯を食べて

ゆっくり過ごしてほしいえーん




まだまだ怖いけど、チュールも

食べてくれるようになり、私達が寝静まると

鳴きながら行動範囲を広げています。

少しずつ少しずつ…


でも人間は信頼できないんだねショボーン

ゆっくり…ゆっくりでいいんだよ

少しずつ信頼してもらえる環境を作るからえーん


そうして私の家で過ごしてた矢先

このひ女性から電話が。

仔猫が母猫がいないと寂しいから返してください。


ふざけんなムキームキームキー

生き物はおもちゃじゃない。

お前の都合で振り回されたモイモイは

今も虚ろな目をする。

猫にもうつ病ってあるのかなってそんな目をする。

そして、この人の住んでるアパートは

ペット飼育不可。


仔猫を育てさせるために家にいれて

飼い主のいない猫としてお金をかけずに

役所に申請して避妊手術し挙句に慣れないから

捨てる。


まぢ、ふざけんな。


何があってモイモイは元の環境には戻さない。


少しずつ、この人のような人だけが

人間ではないと分かってもらう…


決意をもって私の家に連れてきました。


警察に言うと言ってたけど、してくださいと

信念を持って伝えた。


あれから連絡はない。

自分が行政に申請している飼い主のいない

野良猫に使うチケットを使ったことが

なによりも、この子の飼い主ではない証拠だから。


お外の子達をどんなにTNRしても

家の中でこうして閉じ込められたら

見つけようがない…

多頭飼育崩壊の現場もそういうものなのだろう…


本当に考えさせられる、今回の出来事。


お外にいる威嚇が激しい子達よりも

よほど、少しの接し方で心の傷を

深めてしまうかもしれない…


そんなことを思いながら試行錯誤

モイモイと接する日々。


チビという名前をつけられていたモイモイ。

その名前を捨てて私の家でゆっくり

里親さんを探す。


慣れなくて無理なら私の家にいればいい。


ゆっくり。ゆっくり。


仔猫達も保護したいけれど

人慣れしている仔猫達は絶対に手放さないと

いう、この女性…


どうしたら仔猫達も保護できるのか…

詳しい方がいたら是非、アドバイスをくださいショボーン


まだまだ経験が浅い。

でも信念を持って貫く。

モイモイは絶対に元の場所には戻さない…


こんな身勝手な人間がいなくなるように

二度とこの人が猫を保護しないように。

この付近のTNRを徹底しようと

メンバーと決めました。


いつも酷いのは人間。


でもそれでも前向きにやっていく。

必ず家族として認めてくれる日がくる。

少ない少ない私の経験で学んだ。

愛情を持って接していたら、

時間がかかっても必ず

届く…必ず。


モイモイ…幸せになろう。