フムさんとお父さんのフムオ。
お父さんのフムオは初めてうちに遊びにきた
猫ちゃんでした。

最初から人懐こっく、凄く凄く
優しい性格でした。

メス猫にペシペシ叩かれても
自分の子じゃなくても優しく
攻撃せず、フムオさんはそんな猫ちゃんでした。

喧嘩しても、傷を負って
うちのベランダに遊びに来ました。
薬を塗ったり、汚れた体を拭いてあげてみたり…

でもやっぱり外が好きな子でした。

フムさんを保護した時、強い雄猫にやられたのか
フムさんは片足を引きずっていました。

おうちに入れた時は片足ケンケンでした。

そしてお父さんであるフムオも若い雄猫に やられて
クビに大きな傷が…

保護するべきか悩みながら
舐めても大丈夫と聞いたワセリンをフムオさんに
塗りました。

数日後、フムオさんは2度と現れなくなりました。

後悔でいっぱいです。

あの日、無理にでも保護すれば
フムオさんはうちでスヤスヤと安心して
眠っていたかもしれない…

大好きな心優しいフムオさん。

今でもどこかで元気に暮らしてくれて
います様に… 何もできなくて
本当にごめんね。