もりもり日月抄 -31ページ目

オルタモントの悲劇

日曜に買ったDVDの

ローリングストーンズ「ギミーシェルター」をようやく観た。


ユニバーサルインターナショナル
ギミー・シェルター

ローリングストーンズの

オルタモントの悲劇を描いたドキュメンタリー映画だ。




時は1969年

8月15、16、17日

「愛と平和と音楽との3日間」という名目の元

開催されたウッド・ストックフェスティバル。


観客は30万人とも40万人とも言われ、

3日間で死者3人、出産2人という記録が残っている。


ウッドストックで60年代ヒッピーカルチャーは

頂点に達した。


ウッドストックが今でも神格化されているのには理由がある。


出演者全員ノーギャラ。


LSD、マリファナなどドラッグは完全やりたい放題、

セックス乱交なんてそこら中でやりまくり。

しかし、警察等の介入は全くない。


途中豪雨に遭遇し泥まみれになり、

食糧難という事情にも参加者がお互いに支えあい、

最高にピースフルな三日間。


アメリカの病巣ともいえる

人種差別や精神的断絶もなく、

全てがピースフルに終了したことは

世界中に衝撃を与えたのだ。


もしかしたらこのまま

音楽とドラッグとセックスの力で

世界が変わるのでは!?

と、希望を抱かせた一瞬だ。


しかし、そうはいかなかった。


ウッドストックの成功により、

「ロックはカネになる」

と気づいてしまったのだ。


ウッドストックは世界が変わる可能性を示したのと同時に

商業的退廃の第一歩を踏み出してもいたのだ。


そして、ラブ&ピースを本当に信じていた世代は終わり、

ベトナム戦争に代表される暗雲たれこめる70年代に突入していく。


ワーナー・ホーム・ビデオ
ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 デイレクターズカット


このウッドストックに出演していなかった大物バンドがいた。


ローリング・ストーンズである。


彼らはウッドストックに対抗する何かをしたかった。


そこでフリーコンサートを思いついたのだ。


それがオルタモントのフリーコンサートだ。


30万人という驚異的な観客数を動員したフリーコンサート。


会場にヘリコプターで到着するやいなや、

いきなりファンにぶっ飛ばされるミック。

このあたりからしてすでに物騒。


客はほとんど全員ドラッグでぶっ飛んでいて、

いたるところで乱闘、

ハイになった客がステージに上がって演奏中止。


ってことが普通に行われているコンサートなのだ。


そしてコンサートが最高潮に達したときに事件は起きる。


当時このコンサートの警備をしていたのは、

「ヘルズ・エンジェル」

という暴走族グループ。


こいつらが調子にのった客をたびたび殴りつけては

おとなしくさせているが映像でも確認できる。


そして、ある黒人青年がドラッグでハイになって、

暴れていると、

ヘルズ・エンジェルの一人が黒人青年を刺し殺してしまう。


これが「オルタモントの悲劇」といわれる事件だ。


劇中、ミックは「Sympathy for the Devil」を演奏しているときに言う。


「これをやると絶対何かが起きるんだ」


そう。

すでに始まる前から何かが起きる予感がしていたのだ。


まさに悪魔を憐れむ歌である。



ここにおいて完全にLOVE&PEACEと言う幻想は終焉をむかえたといえるだろう。


映画の最後、

画面いっぱいにアップになるミックの顔は必見だ。



あれから30年以上経過するがいまだ世界は闇のままだ。




ちなみにオレi-Podに入っているストーンズのアルバムは


Aftermath

Beggars Banquet

Between the Buttons

Exile On Main Street

Get Yer Ya-ya's Out

Let It Breed

Sticky Fingers

Tattoo You

他ベストアルバム


これらの作品についてもいずれ語らねばなるまい。

哀川翔伝説

今日は朝の通勤から大惨事。


ニュースでもご存知のとおり

山手線がまったく動いてない!


そこで埼京線に乗ろうとすると、

ありえないくらいの混雑。


ホームに入りきらず、

下の改札まで溢れちゃってる。


でも仕方なくその中に突っ込んでいくオレ。


まず電車に乗るまでに10分以上かかる。


やっと乗れたと思ったら、

史上最強の混雑っぷり。


そりゃあそうだよなぁ~

ただでさえ混んでる埼京線に

いつも山手使ってる人が乗るんだもん。。。


車内は押し合いへし合い、もう大変。


しかも、駅と駅の間でよく停車するわけよこれが。


人いきれで、ムッとした湿度の高い状態が続く。



するとオレの後ろで、急に人がしゃがみこむ気配が。


女性が気分が悪くなってしゃがみこんでしまったらしい。


確かにこんな状態じゃあ気分も悪くなるわ。


「大丈夫ですか?」


って声をかけると、


「。。。(無言)」


返事がないのでどうすることもできずそのまま駅まで。


新宿駅に到着するや、

今度は下車する人々の猛烈な人波。


「いっしょに降りたらもう乗れなくなる!」

と感じたオレは必死につり革につかまりなんとか耐える。


気づくと、さっきの女性はいない。


無事に降りられたのかなぁとちょっと気になった。


とにかく池袋~新宿間はマジやばかった。





さて今日の本題

「哀川翔伝説」


哀川翔



哀川翔はマジですごい男である。

今日はその武勇伝を記しておこう。



哀川翔は大のプロレス好きである。

どのくらい好きかというと、

「オレがタイガーマスクになる」

と宣言していたくらい好きなのである。


一世風靡時代の楽屋では、

勝俣相手にいつもプロレスごっこ。


ちなみに柔道をしていた哀川翔は

いつも柔道場でプロレスごっこをしていた。


しかも負けたことはない。

なぜなら、どんな技をかけられても

絶対にギブアップしないのだ。

どんなに痛くても

我慢するのが哀川翔だ。



もともと哀川翔は一世風靡セピアに入る前は

ポップティーンのライターをやっていた。


当時のペンネームは

「ショウ ロンリーリバー」(←ベタすぎ!)


ポップティーンは今でこそギャル雑誌となっているが、

当時は原宿の文化などを扱う雑誌だったのだ。


そこで原宿の取材をしていたときに、

一世風靡の前身である零心会に出会い自らも零心会に。


零心会出身の芸能人といえば、

野々村真や羽賀研二などがいるが、

この二人は強制的加入だ。


もともとたけのこ族として原宿にいた野々村を

哀川翔率いるモヒカン軍団がスカウト。

つーか強制。


羽賀も原宿でギターを弾いていたところを

哀川翔率いるモヒカン軍団がスカウト。

つーか強制。


おそろしい。


だが、こんなことはまだ序の口なのだ。


羽賀が当時一番大事にしていたものは

マイカーのBMWだ。


羽賀は片親で、子供のときは貧乏だった。


当時の給料も10万円に届かない金額。


そのなけなしの給料から故郷の母親に月5万円の仕送り。


手元に残るのはごくわずかだ。


やっと気に入ったBMWが見つかったが、

その値段は330万円。


高いよ当時の羽賀の手元金額では。


それでもなんとかやりくりしてやっと手に入れた念願のBMW。


毎日の食事はマック。

毎日毎日マック。


すると羽賀の体に異変が。


血が止まらない病気に。


それもこれも大好きなBMWのため。


羽賀研二当時はけなげだ。



そこに登場するのが哀川翔。


六本木で羽賀がBMWを乗っているのを見かけるや、


「生意気な車に乗ってんじゃねぇ!!!」


と、中国での反日暴動よろしく、

叩くわ殴るわ蹴るわボンネットにのるわで

あっというまにBMWが鉄の塊に。


哀川翔マジで恐るべしなのだ。


車を失った羽賀がその愛のはけ口を求めたのが女性であり、

ここから羽賀の女性に対する欲望が生まれたとか生まれないとか。



哀川翔最強伝説はまだまだある。


とにかく喧嘩を売りまくるのだ。

どんな相手にでも。


当時の一世風靡の中でのライバルが

柳葉敏郎である。


哀川翔とは一日遅れで入り、年も一才違いだ。


当時の柳葉はかなりヤバイやつだ。


哀川翔以上にあたりかまわず喧嘩を売る。


んで柳葉は喧嘩を売りまくるのだが、

後は知らん顔。


処理を哀川翔が担当。


なんて二人だ。


元横綱輪島や天龍源一郎にも喧嘩を売ったことがあるというから

その度胸たるや測り知れない。


新幹線ジャックに遭遇したことがあるらしいが、

や○ざと二人で犯人を捕まえたこともある。



長渕との出会いもおもしろい。

もともとは矢沢永吉派である哀川翔。


たまたま誘われた長渕のライブに

たまたまいって、

たまたま楽屋に連れて行かれて、

たまたまドラマに出演することに。

それが哀川翔ブレイクのきっかけとなるとんぼだ。


Vシネマに出演することになったのもたまたまだ。


当時六本木で毎晩のごとく暴れまわっていた哀川翔。


それをたまたま見たVシネの監督が

「あの元気のあるやつは誰だ?」

ってことで出演することに。


全て流れだ。

別に哀川翔が自ら望んでやったことではない。


そんな星の元に生まれているのだ。



将来の夢なんかも哀川翔になるとすごい。


総理大臣だ。



そして極めつけはこれだ。


「天皇、長島茂雄、矢沢永吉、この三人だよね今の日本をとるのはね。

 この三人に食い込めるかどうかだ。」


どんな三人だよ∑(゚Д゚;)!!!



しかも食い込むつもりなのかよ∑(゚Д゚;)!!!




哀川翔。

すごすぎるぜ。


スリーデーマーチとそこにはびこる偽善

埼玉県は東松山市で開催される、

日本スリーデーマーチに参加してきました。


毎年参加しているんだけど、

今年で28回目とのこと。


実はオランダのフォーデーズ・マーチのパクリ。


毎年11月のこの時期に開催される。


5キロ、10キロ、20キロ、30キロ、50キロ

のコースに分かれていて、

各自が自分の体力などと相談しながらコースを選択できる。

これが3日間続く。


今回オレ都合により今日の一日だけ参加。


第3日目は、

「都幾川・千年谷公園ルート」


50キロコースを歩く。


朝6時出発なので、オレ早起き。

昨日の夜用意しておいたおにぎりを食べていざ出陣。

(2個を持って歩いてお昼用に)


準備運動をしっかりと。

(年のせいか準備運動マジちゃんとやらないと撃沈してしまう。)


一人でひたすら歩く歩く歩く。


が、10キロくらい歩いたところで

もう足が痛い(´д`、)


いつものことなのだが、

走った場合には何十キロでも足は痛くならないのに、

歩いた場合にはものの10キロで足首、ひざなど痛み出す。


なんで???


歩き方が悪いのかな?


それからは足の痛みと相談しながら、

黙々と歩く歩く歩く。


途中の休憩所でサービスの

お茶飲んだり、

梅干食べたり、

ゆで卵食べたり。


12時に30キロ地点到着。

ここでお昼。


靴脱いで、靴下脱ぐと、

爽快感この上なし。

足マッサージもみもみ。


この時点で既に6時間歩きっぱなし。

時速5キロってことか。

今日はゆっくりなペースということに気づく。


でも足痛いから、ペース上がらず。


その横を、

既に定年して何年だよ!

ってくらいの爺さんが、

ものすごい勢いで追い抜いていく。


「あんな爺さんに抜かれるとは∑(゚Д゚;)!!!


と思ってると、

小学生5.6人が


「マイアヒ~♪マイアハ~♪」


と絶叫しながらダッシュで駆け抜けすぐに小さく見えなくなっていく。


「日本の未来は明るいな(´∀`)」


とちょっとうれしくなる。



38キロ地点の休憩所到着。

ここでは豚汁がサービスででるとの事前情報入手。


オレ俄然はりきって休憩所に突入。


すると。。。

入口のところで数人のおばさんが箱を持って、


「チャリティにご協力くださーい。100円でもかまいませーん。」


は!!?(*`Д´)


おいおい貴様ら、

参加費と称して既に参加者から2000円という大金をせしめてるだろ!!!


しかもチャリティーという名の偽善的隠れ蓑ですか。


うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!


チャリティーとか言えば聞こえがいいからってせこいんだよこのクソババア!!!


入口で半ば強制的に徴収しやがって。


もらった地図には豚汁サービスって書いてあんだろ。

金取るなら初めから100円とか書け!


大体あんな豚汁で100円とって一体いくら儲けるつもりだよ。


そこでオレそんなクソシステムに超反対反発反抗。

チャリティーとか言えば誰でも金出すと思うなよ。


「チャリティーにご協力くださーい。」

の呼びかけも完全無視で中にずかずか入っていく。


ババアどもの唖然とした顔。



すると予定外の事態に。


後ろから来た小学生と思しき少年たち数名も

まるでオレの子分のようにそのまま入ってくるではないか。


ババア「あ~僕たちぃ、チャリティーお願いできるぅ?100円でいいんだけどさぁ。」


小学生「え!?だってあのお兄さんだって払ってないじゃん!!!ずりーよ!!!」


俺の心「ちっ!!!このクソガキめ!!!せっかくいい感じでスルーできてたのに!」


ババア「あっ、そこの人もチャリティーお願いしますぅ。」 (←俺に対して)


俺 (ブチッと切れる音)

  「つーか、チャリティーて誰に対するものですか? どこの団体にするものですか?

   それを言わないでチャリティーという名前でお金を差し出すほど僕は間抜けじゃありません。

   実は自分たちでネコババしてんじゃないの?」


と、オレ言い放ち、豚汁のほうへ。


後ろのほうで何かキーキー言ってる声が聞こえる気もするが、聞かない、聞こえない。


小学生がどうなったかも知らない。



おなかを満たして残り10キロもう一分張り。


残り3キロ地点でついに雨。

晴れ男のオレだから今日はもつかなぁ、

って思ってたら最後に来たね。

(でもすぐ小降りに)


そして16時少し前についに到着。

足がガクガクプルプルで臨界点突破近い状態で危なかった。


ゴール後は毎年の楽しみの、

松山名物やきとりとビールで疲れを癒すオレ。


今年もヨレヨレながら無事完歩。


実際歩いているときははっきり言って楽しくもなんともない。

一人だし。


ただ、歩き終わった後の達成感とビールのうまさのために歩いている。


当然来年も歩くよ d(ゝω・´★)





われは知る、テロリストのかなしき、かなしき心を

7時起床。


10時からFPの講座で某専門学校に。

TTY氏が今日は仕事で休みなのでオレ一人寂しく。


本日土曜だが明日朝早いので

飲みになど行かず授業終了後即帰宅。

(↑奇跡としか言いようの無い事態。よく帰れたと自分で自分をほめたい。)


往復の電車で

佐野眞一「阿片王」読みながら。


昨日読了した西木版とは情報量が違いすぎる。


同人物の話でも書き手によって

かなりその印象は異なる。



帰宅後テレビ観ていると、

パリで暴動が起き、パリ以外にも飛び火しているようだ。


オレは暴動もテロにも反対である。


さらにテロは断じて許されない行為だ。


だが、そのテーゼに対して、当世の傾向はどうだろう。

2001.9.11に世界貿易センタービルに突っ込んでいく飛行機の姿を、

我々日本人は映画のワンシーンのように楽しんではいなかったか。


今年7.7に起きたロンドンの地下鉄同時テロの死者数をみて、

「なんだそんなのもか。。。」

と、しらけた気分を抱いた者はいなかったか。


当事者でない者が、第三者として野次馬的好奇心で面白がることは、

単なる平和ボケでしかない。


そこに痛みを見よ


流血を見よ


死を見よ


生ぬるい笑いは、死への実感なき空虚をみずから証明しているに過ぎない。

テロを許してはならない。


しかし。


石川啄木の有名な詩がここにある。



われは知る、テロリストの


かなしき心を―


言葉とおこなひとを分ちがたき


だひとつの心を、


奪はれたる言葉のかはりに


おこなひをもて語らむとする心を、


われとわがからだを敵に擲げつくる心を―


しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有つかなしみなり


はてしなき議論の後の


冷めたるココアのひと匙を啜りて、


そのうすにがき舌触りに、


われは知る、テロリストの


かなしき、かなしき心を





これは1911年6月15日作の「ココアのひと匙」と題された詩だ。


テロ計画を契機として、国家による横暴な弾圧で12人が死刑になった「大逆事件」への、

並々ならぬ興味・共感から、啄木はこの詩をものにした。


テロリストを生み出したのは、我々の社会であり、国家である。

社会や国家は、少なからず個々人の意識の反映だ。


テロを許すまじという決意は、テロリストの心を理解しようとするプロセスなしには、たどりつけない。


啄木の詩はまさに、そうしたプロセスを教えてはくれまいか。


戦争も、テロも、暴動も、起こってはいるが、みな遠い場所だ。

それがゆるい時代である「いま」の日本の実感だろう。


オウム地下鉄サリン事件、あさま山荘事件、二・二六事件。。。他多数。


日本にも過去テロはたくさんあった。


これらの「事件」を振り返ってみるべきなのだ。


テロ被害者の痛みと、

テロをなしたる加害者の心を、

再検証してみれば、

ゆるい時代の実相が照射される。


(これは今問題になっている、家庭崩壊の問題にもあてはまることだ。)


過去の「テロ事件」を読み解く必要がないというなら、

いつまでも生ぬるい笑いにひたっているがいい。


切り裂かれて気づく刹那は、もうすぐそこまで来ているのだ。




【今日のお話】


老紳士の事故処理


2台の自動車がフリーウェイで正面衝突した。

2台とも大破したが、どちらの運転手も無事だった。
先に車から這いだした老紳士が他方の車に駆け寄り、

運転していた中年の男を助け出してから柔らかい物腰で言った。
「お怪我はありませんかな?」
男は、相手の意外なほどに紳士的な態度に驚き、丁寧に答えた。
「ええ。あなたは?」
「私も無事です。こんな事故なのにお互いに怪我一つしないなんて、奇蹟としか言えませんな」
そう言うと老紳士は、内ポケットから小瓶を取り出して男に差し出した。
「こんなときは気を落ち着けるのが一番ですぞ」
「おお、これはありがたい」
男は小瓶を受け取り、中身のウイスキーを半分ほど飲み干した。
「さあ、あなたも」
男が返した小瓶を受け取ると、老紳士は小瓶の蓋を閉めて内ポケットにしまい、

皺だらけの顔に微笑みをたたえて言った。

「私は警察の事故処理が終わってからゆっくりと」




其の逝く処を知らず ~阿片王・里見甫~

朝、電車でUDGさんに遭遇。

朝っぱらから満員電車で

「ち○ぽ」

とでかい声で発声。

大物は違うなやることが。

そんなところがオレ気に入るところ。



TTY氏と飲み。


今日も映画の構想練る。

香港の映画業界よろしくネタばれが怖いので、

コードネームで呼ぶことに。

そのコードネームは


M-MT


だ。


今日の構想。

1.口からゴキブリのイメージ映像(マトリックス的に)

2.ヴィム・ヴェンダース ベルリン天使の詩のイメージで苦しむ

3.楳図かずお風に驚愕の表情で死ぬ

4.ドアーズ ジ・エンドが流れているところで詩に合わせて映像

などなど全て後付で意味を付けていけば、

評論家とか生意気な映画オタクが勝手に祭り上げてくれるとTTY氏の言うところ。


雲霞のごとくイメージがわいてくる俺たち二人。


記者会見の練習も忘れずに。





西木正明「其の逝く処を知らず」読了。


西木 正明
其の逝く処を知らず


主人公である里見甫の略歴。


1896年九州は小倉(秋田能代説もあり)に生まれる。

福岡の名門・修猷館中学(柔道に明け暮れ、卒業時学業の成績はビリ)を経て、

当時の超エリート校であった上海の東亜同文書院を卒業後、

青島の平岡商会に入社。

豚毛の買い付けなどで山東省奥地を遍歴。

平岡商会倒産後、東京に戻り、土方などして糊口をしのぐ。

その後再び中国に渡り、天津で新聞記者に。

「北京新聞」創刊。

大連で国営の「満州国通信社」を創立。

日中戦争勃発後日本陸軍に見込まれ、

上海は宏済善堂で阿片売買により、

日本軍の機密資金を捻出する。

戦後、A級戦犯で巣鴨プリズンに拘置、

釈放後は悠々自適の隠遁生活を送り、

1965年70才で死去。


これは日本・中国・アメリカ・ロシアすべての国の教科書に、

絶対にかけない歴史の暗部である。


教科書にでてくる税収に占める戦費の割合など全く意味をなさない。

なぜなら、大陸での機密費のほとんどが里見による阿片売買から

もたらされたものなのだから。


当時の中国大陸では、

日本軍(この中でも関東軍と陸軍との諍いあり)と軍閥、共産党などが

入り乱れての衝突が絶えなかった。


里見はこの状況を打開し、

真のアジア開放を夢見て、

「わたしは軍のためにやるのではない。満州国が掲げた建国の理想、五属協和のために、敢えて魔道に入る。」

(少なくともこの本の中ではそのように描かれているし、戦後の生活をみてもそのように感じる。児玉誉士夫や笹川良一とはそのあたりで一線を画すか。)

と割り切って阿片に手を染めていく。


対日和平派の汪兆銘を支援する工作資金を捻出したり、

(このときはペルシャ阿片を取引し、現在価値で30兆円の利益を上げたといわれている。)

大政翼賛会から立候補する岸信介に選挙資金を提供したことも。

(大政翼賛会も一枚岩ではなく、この中にも内務省派と東条英機を中心とする派閥で主導権の争いあり。初耳)


と、いろいろ書き連ねたがこの本で一番の焦点であり、

戦後、東京裁判の最も不可思議な問題がある。


なぜA級戦犯に指定された里見と岸が無罪放免となったかである。


この本ではこう説明する。


里見が敵である中国(マフィア組織青幇から蒋介石の国民党)と阿片売買していた。

ソ連の意を受けた共産党員野坂参平が実はアメリカ(今のCIA)と情報交換していた。


など、東京裁判で公式な記録として発表されると、

アメリカ、中国、ソ連が非常にまずい立場になることになる情報を

里見は全部知っていたからだ。

これは阿片の売買という商売の性格と、複雑多岐にわたる里見の人脈のなせる技だ。


こいつを見越して、里見は裏取引を行った。

というのである。



あの戦争で満州では我々が永遠に知ることのない様々な陰謀や策略が

あったのだなぁと深く深く考えてしまうこの本のせいで。。。


里見の墓の隣に建つ碑にはこう刻まれている。



凡俗に堕ちて 凡俗を超え

名利を追って 名利を絶つ

流れに従って 波を掲げ

其の逝く処を知らず





【今日のお話】


これはアメリカ海軍とカナダ当局との間で交わされた実際の無線の記録である。

カナダ  「衝突の危険あり、貴艦の針路を15度南に変更されたし」
アメリカ 「衝突の恐れあり、そちらの針路を15度北に変更されよ」
カナダ  「出来ない。衝突の恐れあり、
       そちらの針路を15度南へ変更せよ」
アメリカ 「こちらアメリカ海軍の軍艦の艦長である。
      もう一度繰り返りかえす。 そちらの針路を変更せよ」
カナダ  「NO、それは不可能だ。もう一度繰り返す、
       貴艦の針路を変更せよ」
アメリカ 「こちらはアメリカ海軍太平洋艦隊最大級の航空母艦
      エンタープライズである。 我々は駆逐艦八隻、巡洋艦四隻と
      多数の艦船を従えている。我々はそちらの針路を 15度北に
      変更するよう要求する。もう一度繰り返す。そちらが15度北に
      変進せよ。 我々の要求が容れられなければ、艦の安全の
      ために対抗措置をとる用意がある」
カナダ  「エンタープライズ、こちら灯台である、どうぞ」

平成教育委員会の件

今日は一日休日オフ。
予定も入れずゆっくりと。

午前中主に読書など。

午後読書しつつ途中買い物へ。

ユニーク・クロージング(ユニクロ)へ
パジャマ、フリースなど購入。

帰途ブックオフへ。

松本清張「けものみち」
ローリング・ストーンズ「ギミー・シェルター」(DVD)  購入


平成教育委員会観賞
以下いくつか問題思い出すままに。

【国語】
問:「爆笑」の意味は?
答:みんなで笑うこと。一人で笑うことには使わない。一人のときは「大笑い」(←オレ正解)

問:「砂をかむ思いをする」の「砂をかむ」意味は?
答:味気ないこと。(←オレ不正解)

問:「なしくずし」の意味は?
答:借金を少しずつ返すこと。(←オレ不正解。つーかそんな意味だったのかよ(:゜д゜:))


【社会】
問:参勤交代で出費を抑えるために各藩がした節約方法は?
答:アルバイトを雇った。(←これ衝撃的∑(゚Д゚;)!!!

補足説明:
江戸幕府は各藩がお金持ちになって幕府に反抗する力を蓄えることを防ぐために、
いろいろな作戦を練ってお金を使わせる。

たとえば、江戸城などの普請(修理)を請け負わせたり。
その中のひとつが参勤交代。

一年ごとに大名行列組んで江戸まで行かなきゃいけない。

あんまりみみっちいと幕府に対して恥ずかしいから、
虚勢を張って豪華にしたい。

でも自分の藩から江戸まで遠いと、
人件費やらなにやらかなりの出費。
痛い。

しかも藩の規模によって参勤交代の人数は決まっている。
(例えば加賀藩は約6,000人、費用にして6億円かかったという記録が残っている)

だから、人数をごまかして経費節約できない。

そこで家老は考えたね。



クワマン「殿!いい案がございます!」

志村  「なんだ?言ってみろ。」

クワマン「まず江戸に着くまでは殿と私と田代と綺麗な女の子数人でいくのです。」

志村  「ふんふん、でも人数決まってるからそんな少ない人数だと怒られるよ。」

クワマン「いやいや、江戸に入る直前にその辺に住んでるやつをバイトで雇えばよいのでは?」

志村  「お前マジ天才。」


ってことらしい。
実際8~9割がバイトだった藩もあったとか。

志村セコイな(*Д*)


そのほかにも、
教科書に載ってる絵が実は偽者だったとか。

↓足利尊氏ではないらしい。教科書に載ってたこれは実は高師直。家紋が違うらしい。オレこれ知ってた。
足利尊氏


↓武田信玄ではないらしい。。出家している時期に書かれた肖像画なのに髷があるのはおかしいとか。
武田信玄


上記二人の肖像画はいまや教科書に掲載されていないらしい。
へ~

【今日のお話】
協議離婚
 
道路を80キロの制限速度で、男が運転していた。
すると、助手席に座っていた男の妻が意を決したように話し始めた。
「あなた、わたしたち今年で結婚10周年ね。それなのにとっても申し訳ないんだけど、あなたと離婚したいの」
夫はそれを聞くと、何も言わず、黙ってアクセルを踏んだ。
車の速度は時速90キロにあがった。
妻が言った。
「怒らないで、あなた。実は、あなたの親友のジミーと私、しばらく前からつきあってるの。」
夫は押し黙ったまま、さらにアクセルを強く踏み込んだ。
妻が続ける。
「自宅と土地の名義、それに株式は私のものにしたいの。あなたには現金があるでしょ・・・これって公平でしょ?」
妻がそう言うと、車の速度はさらに100キロにあがった。
妻はそれには構わずに続けた。
「あ、子供の養育権も、もちろん私のものよ。あの子も私になついてるし・・・」
車の速度は120キロにもなり、路肩をはずれたかと思うと、道路脇にあるコンクリートのビルのほうに向かって走り始めた。
妻が言った。
「あなたの方で欲しいものは、ほかに何かあるかしら?」
夫がようやく口を開いた。
「いらない。本当に必要なものは、こちらにあるから」
「本当に必要なものって?」妻が不審げに尋ねた。
車の速度が140キロになり、コンクリートのビルに衝突しようとする目前、夫が答えた。

「こちらにはエアバッグがあるのさ!」

小池百合子留任の真相

小池百合子が環境大臣に留任したには大きな理由がある。

それは、
「沖縄問題、北方領土問題」にあたらせるためだ。

沖縄についてはキャンプ・シュワブ等の基地問題、
北方領土については年内にプーチン来日の予定であり、
北方領土返還問題がクローズアップされるのは必然だ。

小泉さんはこれらの問題に対して小池百合子を送り込もうとしているのだ。

そこらへんのことについて
マスコミは全く触れていない。

実は留任でひがんでいるだとか、
猪口邦子のドレスがキモイだとか、
そんなことはワイドショーでやってればよい。

ニュースのくせにそーゆー大事なところを
報道しないでどうする。

あほか。



【父親は誰?】

金婚式を迎えた老夫婦が、夕暮れ時のレストランで、結婚記念日をつつましく祝っていた。
夫が妻の方にからだを傾け、優しく話しかけた。
「ねぇ、いい機会だから、ひとつ尋ねておきたいんだ。ぼくたち結婚したとき、家族で野球チームを持と うじゃないか、と誓ったのを覚えているかい?」
「もちろんだわ、ハニー」妻が遠い目をして答える。
「でも、ひとつだけ気にかかっていることがあるんだ。九番目の末の息子、サミーが、一人だけ、ほかの 兄弟とは身長や風貌がまるで違っているのに、おまえは気づいていたかい?」と夫。
「これからする質問の答は、今までのわたしたちの幸せな結婚に波風を立てることになるかもしれない。 それでも、ぼくは真実を知りたいんだ」夫は意を決したように言った。「・・・九番目の末の息子は、 父親が違うんじゃないかい?」
それを聞いた妻は驚いたように夫を見つめた。
そう、そうなのだ、夫は知っていたのだ・・・。
長い長い沈黙のあと、妻はようやく重い口を開いた。
「ええ、そうよ。九番目の息子の父親は別の男よ」
夫は予想していたこととはいえ、その事実に打ちのめされ、胸が張り裂けんばかりだった。目に涙を浮かべながら夫は妻に問い詰めた。
「いったい、誰、誰なんだ? 九番目の息子の本当の父親は?」
妻は再び頭をうなだれて、沈黙してしまったが、必死に勇気を奮い起こし、夫に告げた。

「それはあなたよ」

小泉流サプライズ

引続き筋肉痛。
一日で回復しないところが老化現象。

少子化・男女共同参画担当大臣 
猪口邦子の認証式でのドレスはひどかった。
いやすごかった。

なにあの青いの(゜ロ゜;)??

今回はここでサプライズしろということですね
小泉さん!!!


草野キッド観賞
『解決人 草野仁がいく』
長州小力がまだ会ったことのない長州に
会いに行きたいという相談を
草野さんが引き受けるという設定。

緊張の小力の面持ち。
すごいわかる。

本当に大好きで、だから真似しているのだなと。

ジャムのビンに技かけたり
パラパラなどしたり。

おもろ。

最後にサソリをかけてもらって終了。
これはファンならうれしいよ。



西木正明「其の逝く処を知らず」購入。

佐野著「阿片王」は資料的過ぎて
ある程度の予備知識がないと読みづらい。
(すべての佐野作品について言えることだが。)

オレ里見甫の知識乏しいので、
(というかほとんど知らない)
西木版の小説という形式で大体の流れをつかんでから
佐野版に移るという作戦に。

里見が戦後、帰国してから自分の無事を知らせる電話を
かける相手が里見の人脈を物語る。

佐藤栄作(言わずと知れたノーベル平和賞受賞総理大臣)
愛知撥一(通産相、官房長官、法相、外相を歴任した大物政治家)

どんな人脈だよ!!!

佐藤栄作も戦中は満州でなに悪いことやってたのだか。
それでもノーベル賞か。

茶番だな。




【今日の泣ける話】
子供の頃の話だけど
俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。
俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!って悪態ついたときの
母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。
どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、結婚式前日に母に大事そうに錆びた
ハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね、、。初めて言ったよ「産んでくれてありがとう」って。

まあ、給食費盗んだのは俺なんだけどね。

江頭2:50は神!

朝起きたら両腕筋肉痛。

昨日の余興のせいか。
でも翌日筋肉痛になるということは
まだ、おっさんではないということでもある。
と自分で自分にいいきかせるオレ。

アメトーク観賞。
ゲスト:江頭2:50、レイザーラモンHG

雨上がり、HG、観客でえがちゃんを落として
えがちゃんが壊れていく展開。
(HGのフリ役っぷりもなかなか好感あり)

今人気絶頂のHGに観客の黄色い声援。
一方、えがちゃんには冷たい反応。
宮迫もそれを後押し。

えがちゃん何回か壊れた後。。。

ついにそのときが
キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━ッ!!!

壊れて壊れて~
客席にダ━━━━━━━━━━━━━━━━━━イブ!!

女の子にダイブしまくり。
そしてついには
タイツをおろし、
パンツをおろし、
ふる○んにd(ゝω・´★)

女の子の前でふる○んを振り回すえがちゃん。

そして女の子のバッグを奪い取り

その中にう○こをしようするえがちゃん。

その図はまさに地獄絵図であり阿鼻叫喚の様相。

スタッフに止められ、
HGに腕ひしぎされ、
宮迫に連れ出されていくえがちゃん。

抵抗を示し、カメラをつかんだかと思ったその瞬間、
カメラを自分の下半身にグイッ!!!

おてぃんてぃんが画面いっぱいに~゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
(モザイクだらけですが)

そのまま引きずりだされて終了。


おもしろすぎる!!!!

えがちゃん最高。
振り切れっぷりがありえない。
今時のおしゃれ気取りの
クソ若手芸人とは一線を画す神のごとき芸風。
次元が違いすぎる。
涙流して笑った。
すげーよえがちゃん。

いろいろ規制が多いこの時代にここまでやってくれる
芸人は他にはいない。

そもそも芸人てこれだろ。
宵越しの金はもたねー的刹那的人生で散る。

江戸時代以来芸人とはそーゆーものであった。

PTAやら教育委員会とかやつらがお笑いをだめにした悪の元凶。
ザーマスとかしゃべりそうなババァはお願いだからすっこんでてくれよ。

たとえばこの前の元気が出るテレビ復活みたいな番組で
人気の早朝シリーズがやってた。

「安田大サーカスのHIROが寝てるといつの間にか外に連れ出されて、
 気がついたら花火の中でアチチ!!!と起きる。」
みたいな展開。

その花火がパチパチなってるところにテロップ。

「この花火は熱くないものを使用しております。」

は?(゜_。)?(。_゜)?

それ言ったらおしまいジャン(:゜д゜:)

は~つまらん時代になったもんだ。
住みにくくてしょうがねーよ。

そんな日々に久々に喝をいれてくれたえがちゃんに
「巧」です。(←堀池風に)

結婚式

10/30(日)高校の友達の結婚式。

10:10~新宿某ホテルにて。

余興の打ち合わせで7時に歌舞伎町に集合とのこと。
俺こんな早く行く必要ないので9時に新宿到着。

その前に衣装を取りに高校の部室に。
そのため結局6時起床。

久しぶりの朝の歌舞伎町。
きたねぇ街っぷり健在。
大学一年のときは歌舞伎町でバイトしてたなぁと感慨深く歩く。

10時ころ某ホテル到着。
駐車場にガンバのバスがあるな~と思いながらホテルに入ると、
ロビーにガンバ選手の群れ群れ蒸れ。

あ~今日は味の素スタジアムでガンバ試合あったな~と思いつつも、
レッズファンの俺。
負けてしまえ!!!
と強く願かける。

その神通力のおかげか
マジで負けてやんの。プププ。
(今日の夜現在ガンバ:1位、レッズ:3位、勝ち点差4!)


閑話休題。
神前式とかゆー形式で。
俺初めての体験。
ドキドキどんなのかぁ~と淡い期待も無残に散る。
いたって普通。
ふ~ん。。。

披露宴にて余興いつものごとく滞りなく終了。
もはやパターン化された形式で粛々と余興すすめて行く感あり。

会場そこそこ盛り上がり。
好き嫌いのある余興のため、
出席者次第で盛り上がりに波あり。

更に事前に下ネタ禁止令が公布されていたため、
力半減。

今日は会場感動の嵐にならず。

オレラ不完全燃焼。

結婚式なんて
「新郎新婦のオナニー的自己満足行事」
が持論のおれ。

今回結婚した友達グループは
基本的にこの理論には当てはまらない連中
(新郎新婦入場曲が森田童子「僕たちの失敗」のときもあったことからも推測できよう)
なのだが、
今日のはつまらんかった。

まあいいんだけどね。
好きにやってくれよもう。

次の結婚予定のやつは何でもありなので
オレラ今から気合はいる。


二次会もなく、
喫茶店で俺「総括」(リンチはなし)
と称する反省会。

あーでもなく、こーでもなくと。
数を重ねることに完成度高まる余興。


ちなみに集まった中の一人が
最近子供生まれて
母子ともに昨日退院。

「名前は?」
と尋ねると、
まだ決まっていないとのこと。

オレ瞬間にひらめきあり。
伝えると、かなり好評。
俺らの出自に深い名前であり、
かっこよくもある。

この名前ついたら、
俺ゴッドファーザーにということに。



帰途本を物色。

佐野眞一「阿片王 満州の夜と霧」購入。

佐野作品好きのオレ。
新作が上梓されていたことすっかり忘れていた。
目に付いて即買。

日本の戦時中の黒幕であり、
阿片王とうたわれた里見甫の伝記的作品。

表紙めくっていきなり二枚の写真。

一枚は里見甫
一枚は甘粕正彦

満州の二大巨頭ですな。
どうみても善人には見えません。

あなおそろしや。