
▲鮎司平野屋
こんにちは。
先日、京都の「鮎茶屋 平野屋」に行ってきました。
京都で鮎と言えば、平野屋と言われる程の有名なお店。
創業400年の老舗です。

▲鮎司平野屋
平野屋の存在を知ってから、ずっと行きたいと思っていた。
お金を貯めて。。。
ついに念願を叶えることができました。笑
愛知県からわざわざ一人で食べにいこうと平野屋に電話をしたのですが、
予約は2人からのみ。。。
当日お店に伺い、運よく部屋が空いていればOKとのこと。
仕方がない。。。
私は一か八かで、当日ひとりで平野屋さんへ突撃しました!笑
そして運よく部屋が空いており、鮎料理を頂くことができました!涙 ラッキー。
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▲苔生した屋根
電車なら嵐山駅から愛宕山に向かって徒歩40分。。。
(私はバス停の大覚寺前から徒歩30分で平野屋に行きました。)
愛宕山と言えば、
明智光秀が織田信長を討った本能寺の変の直前、
明智光秀が謀反の成功を祈願するため立ち寄った場所。
誰もが知る歴史上の大事件のことを思い出しつつ、
愛宕山の登山口に現れるのが平野屋です。

▲屋根
平野屋の前に立つと漂う香ばしい香りに胸が高鳴ります♪
食欲を掻き立てられる鰻屋の強い香りとは違う。
どこか品のある鮎のいい香り。
鮎の美味しさに期待が膨らみます。
一か八か。。。運よく部屋が空いていることを願いつつ、
お店の人に聞いてみる。。。

▲床もみじもどきを楽しめたお部屋 笑
空いてた!やった!涙
着物を着たお店の方も、
今から!?
ひとり!?
1万円くらいのコース料理だけど大丈夫!?
的な雰囲気を一瞬感じましたが。
私もおひとりさまが板についてきた。
そういうリアクションされると逆に嬉しかったりします。笑
そして無事にお部屋に通して頂けました。
床紅葉ならぬ、机もみじのある部屋にひとり。
さぁ念願の鮎料理を頂きましょう!

▲突き出し 湯葉
突き出しは湯葉。
意外と湯葉をまともに食べたのは初めてで、
温かく、出来立てです。
品のある豆乳みたいな濃厚さで美味かった。
突き出しが美味しいとメイン料理への期待も膨らみます。笑
素人で恐縮ですが。。。
突き出しの美味しさ次第で、そのお店の味のレベルがわかる気がする。
突き出しが美味しくなければ、その他メニューもたいしたことない。

▲鮎のお刺身
鮎のお刺身。
川魚の刺身も初めて食べました。
まったく生臭さがない!
食べたときの清涼感が凄かったです。
体が洗われるような気持ちになります。笑
もちろん美味しい!!!

▲鮎司平野屋 鮎の刺身

▲鮎司平野屋 鮎の刺身
鮎って凄い綺麗な魚なんですね。
海の魚にはない美しさで、刺身の透明感に驚きました。
食べると私の体まで綺麗になれそうでした。
個人的には尾ヒレが凄い綺麗だなぁと思いました。笑

▲鮎の塩焼き
そして有名な鮎の塩焼き。
平野屋は天然の鮎を扱うお店。
鮎の焼き姿がまるで泳いでるみたいな躍動感。笑
てか、どうやって焼いてるのだろうか?

多くのお店では、尾ヒレやヒレを焦がさないように鮎に塩をたくさん塗るそうですが、
平野屋では塩をあまり使わずに、焼かれています。
これぞ他のお店にはない、創業400年の焼きの技術。笑

頭からガブッと食べます。
骨が柔らかくなるまでしっかり焼かれてるので大丈夫。
一口食べただけで鮎の美味しさのレベルが違うのがわかる。
今まで食べた鮎とは違います。
鮎の素材が良いだけでなく、焼き方の良さを素人の私でも感じました。
多くの人がまた食べたくなる気持ちがやっとわかりましたぁ。

▲鮎司平野屋 鮎粥
鮎粥。
鮎の身が入ったお粥。
鮎の香りをほのかに感じるお粥。
美味しいです。

▲炊き合わせ
もうコースも終わりかなぁとお店の人に伺うと、
まだ野菜の炊き合わせ、天ぷら、ご飯、しんこ(デザート)があるとのこと。
意外とボリューミーなのね。汗
実は朝からイノダコーヒーで卵サンドを食べてしまいまして、
もうお腹一杯でした。。。
(朝10時にあのボリューミーな卵サンドを食べて、今は12時。。。ゲフッ。)
次回はちゃんとお腹を空かして来よう。笑

▲鮎司平野屋 天ぷら
野菜の炊き合わせ、野菜の天ぷら、ご飯とみそ汁、
どれもクオリティが高くて美味しかった。
満腹なのが悔やまれます。。。笑

▲鮎司平野屋 志んこ
最後は平野屋名物のしんこ。
米粉をおくどさんで蒸して作る名物菓子。
ニッキ、プレーン、抹茶味。
黒砂糖ときな粉をまぶして頂きます。
八つ橋を超えるお土産です。笑
ただお腹一杯すぎる。。。
満足です。ゲフッ。