出雲坂根のスイッチバックの魅力をジオラマ化した【名刺大サイズの金属製ミニチュアプレート組立キットの組立て方】です。

少し説明が長いですが、画像を見ながら作ってみて下さい。販売はtwitterなどからご確認下さい。

【使用するもの】
⚫︎カッター
⚫︎ピンセット ※出来れば2つ
⚫︎楊枝か針
⚫︎瞬間接着剤(ホームセンターなどで御購入出来る粘度の高めのもの)※金属用エポキシボンド(透明で1時間硬化のもの)
⚫︎金属製の定規15cm、30cm(プレートを垂直に曲げる時などに支えとして使えるのであると便利です。)

プレートをカットしていく時に、下に硬いもの(ベストは、ホームセンターなどに売っているアクリルなどの硬めの3ミリ板等が適しています)を敷いて下さい。ゴムなどのカッティングシートを敷くと、プレートもゴムと一緒に下に曲がってしまいますので御注意下さい。

ビニール袋からそっと取り出して、硬い物の上で、プレート本体と切り離す部分(駅の屋根、列車のみ)を、カッターでプチッとカットします。

列車をカットした本体の余計な線もカットして下さい。下の画像参照。

赤丸のある部分をカットしておきます。間違えない様にご注意下さい。

後は、画像の様に、徐々に折り曲げていきます。この金属は、洋白というバネの様な特性がありますので、曲げたい所より少し先までをねらうとちょうどいいかも知れません。駅正面の部材を垂直に立てる時に、右下にある階段部分を、途中で手前に少し曲げておかないと、垂直に立たないので、画像を見て確認して下さい。

 

一工程ずつ、垂直や水平を微調整しながら進めて下さい。カッターの刃先やピンセットを画像の様に使って下さい。長いものを折り曲げる時は、金属定規などをプレートを押さえるのに使ったりすると上手く曲がります。ホームの側面などを曲げる時は、画像の様に、定規を下に置いて、それに向かって曲げていくと曲げ易いです。

細かい部分ですが、屋根ののりしろである爪は、直角に曲げる部分と、屋根の角度に曲げる箇所があり、場所によって違いますので、画像を見ながら確認して下さい。

下の画像は、接着以外の部分の完成形です。長いプレートの端を折り曲げる際は、アクリルの板など、エッジのきいた部分に押し当てながら曲げていくと、曲げ易いです。

屋根や車両を曲げて、接着していきます。屋根を曲げる角度は、建物の接着するラインを見ながら微調節して下さい。

車両は、全て直角に曲げて下さい。

 

駅舎の横長の屋根が最も難所です。瞬間接着剤が難しい場合は、下の画像の様に中空になる部分に、あらかじめ油土などであんこを作り、支えながら、硬化速度の遅い金属用エポキシボンドなどを屋根をのせるフレームの頂点に点付けし、上にふわっとのせる様にします。硬化が遅いので、微調整する時間が確保出来ます。固まったら、粘土を取り除き、ソルベントなど(油分などの汚れ落としとして、ホームセンターで売っています)で綿棒を使って油分を拭き取ります。

また、列車もエポキシボンドをあらかじめ点付けしておき、車両を置いて、角棒などをあてておくと、硬化が遅いので、微調整がし易くラインも整え易いです。

小さい屋根は、タヌキのいるフレームの頂点と、その右にあるフレームの頂点に、瞬間接着剤を点付けして、そっとのせる様に接着して下さい。列車をのせる前に、車輪の側面に接着剤を付けておきます。瞬間接着剤は、一度着くと取れにくいので、微調整したい場合は、硬化の遅い、エポキシ系のボンドか、かるく固定するだけなら、木工用ボンドなどでも大丈夫です。列車が綺麗に並ぶのが、全体がきれいに見えるキモです。

これで完成です。ケースなどに入れてライティングして演出すると、感じが変わって見えます。