民衆の怒りを煽りに煽るクレオン。

扇動者は常に相手のスキを突くのが巧みで、

民の不満や持てるものに対する嫉妬心、妬み嫉みに付け込み煽るのがが巧みです。

(私は国会で金切り声で政府を責める蓮舫や、辻本清美を連想してしまったが)

ついにステトロゴスに選出され、

軍事行動の司令官となり戦地に向かったのだが・・・・

 

批判ばかりしていた者は戦いの戦略、戦術も、特に人心を掌握することができなかった。

つまり力不足というか、もともとリーダーの資質が無かったのです。

「兵あって将なし」・・結果、先頭に立ち敵軍に突っ込んだ扇動者クレオンは真っ先に戦死し、

アテネ軍はさっさと戦いを辞め引き返した。

他者を非難ばかりしていたデマゴーグ(扇動者)に任せてみたらリーダーとしての資質はない、

とんでもない人間だったのでした。

 

ギリシャが崩壊したのは民主制に巣食うポピュリズムでありそのような人間に権力を与えると

必然的に崩壊への道を辿るという衆愚制になってしまったことらしい。

つまり選挙で選んだ国民が愚かだという事です。

民主制とは衆愚制と裏表の関係にあり、どちらの体制になるかはどちらのリーダーを選ぶかにかかってくる。

と今の私は断言できる。

 

理由は以下の通りです。

戦後初めての本格的な政権交代があったのは

2009年9月で約6年半前であるが、

それからの民主党政権の3年は恐ろしい時代であった。

まるで日本国が溶けてなくなるような感覚を覚えた記憶がある。

 

小沢一郎なる扇動者と鳩山のアホ、イライラ菅のトリオがデマゴーグをまき散らし、

朝日新聞はじめワイドショーが煽りに煽り国民は民主党を選択してしまったのです。

 

彼らが何をしたかは事例をあげなくてもわかると思うが、

経済と外交においては全くのアマチュアであったことは間違いない。

 

その選挙の時私も民主党の選挙区では自分の名前を書いたが

比例区では民主党に投票したのです。

いささかの不安はあったが、

自民党にお灸をすえるつもりのその行為がとんでもないことになるとは・・・・

後悔先に立たず・・・今でも悔やんでいます。

 

失われた民主党政権下の3年間

我々は絶対に忘れてはなりません。