私が家庭菜園をしていることは再三書いた。

初めて知った方、 そうなのです。

畑の周りにはたくさんの花を植えているが理由はふたつある。

一つは花がきれいだという当たり前のことだが、もう一つは花の株があると雑草が生えないというメリットがあるせいでもある。あ~囲いにもなる。

 

春一番は水仙が咲く、水仙も3種類あるので時期がずれて咲く、次は菖蒲です。

6月の中旬になると、紫蘭が満開になり本命のタチアオイ(洋名・ホリホック)が咲く。

 

これが咲く頃になると、にこやかな女性たちが近づいてくる。 (大抵おばさんです)

今日も来ました。

 

咲きだした 「たちあおいの」 花を見ていると・・・・来ました、

ピント来るのです。

 

にこやかな笑顔で近づいてきて

「お早うございます」 

「ハイ、おはようございます」

 

「毎年見ていますが、きれいな花ですね!」

「そうですね、ありがとうございます」

その後Etc

 

そして

 

「ところで、この花の種を分けていただけないでしょうか?」

 

ほうら来た、 私はにんまり

 

今日のおばさんは私の会話面接で ”合格”

従って、親切丁寧に説明して分けてあげることにした。

 

横柄な人や、気に合わない人はどうでも良い屁理屈をつけて断っている。

なんて嫌な私! 

と思うが所詮この程度の人間と割り切っている。

 

下心があると、人間は必ずにこやかに近づく、法則ですな。

 

若いころ、可愛いと思って下心をもって近づいた妻には、にこやかだったろうか?

50年前のことはもはや忘却の彼方である。

 

残り少ない人生、欲しいという人には分け隔てなく種をあげるような人間になりたい私です。

 

心の声    (ま~無理だろう)

開き直りの声(なにを今更)

 

おばさんたちが欲しがる種の花です。

花が八重になっているのと、赤、白、ピンク、変わった花色がたくさん出るのです。