こんにちはじんならです。

 

ただいま私は就活が終わったと思ったら期末テストに追われています...。

なんかずーーっと勉強しているな。

政治国際区分の勉強をしたので、「そのノリで法学部の専門科目取ったろ!」と、思ったらアップロードされていた資料が全部消えていました...。テスト前に資料を消す意地悪な教授あるあるですね。これはもう終戦です。

 

そんなことより今回から国家総合職の事務職区分についてメリットデメリットを話していきます。

といっても、情弱の公務員受験生が感じたありのままですので参考にならないかもしれません。優しく見守ってあげて下さい。

 

 

 

①教養区分

秋に行われる試験です。これは文理関係なく受けることができるので、天才であるかしっかり対策しないと太刀打ちできないです。

一次試験に合格するだけでもかなりの人数が絞られます。しかし半分ほど受けに来ないので、意外と実質倍率は低いです。

実際に私も何とかノリと大学受験の貯金で一次試験は突破することができました。調子に乗って何も対策せずに突っ込んだら二次試験でボッコボコにされましたけど。

教養区分については後のブログで詳しく書こうと思っています。

 

のでカット!!!今回は春試験の選択の助けになるように書いたブログなのでちょっと趣旨とはずれてしまいます。

 

 

②政治・国際区分

私を救ってくれた区分です。選んだ理由は一番楽しく勉強できそうだからというゆるゆるの理由です。だいぶバイアスはかかっていますができる限り悪口を書いていきます。

 

専門試験としては

①択一

~必修~

政治学 10題(英文3題)

国際関係学 10題(英文3題)

憲法 5題

 

~選択(ここから15題選択)~

行政学 5題(英文1題)

行政法 5題

国際法 5題(英文1題)

国際事情 3題(英文3題)

財政学 3題

経済学 3題

経済政策 3題

民法 3題

 

②記述

3題選択

政治学、行政学、国際関係(2題、うち英文1題)、憲法、国際法、公共政策(2題)

 

って感じです。他の区分に比べて選べる科目が多い!のかな?

 

それではメリットデメリット行ってみましょう。

 

まずメリット

1.外務省採用が多い...!?

いきなりピンポイントすぎるメリットですみません!

https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo/sougou/saiyo_sougou02_link/2021sougousyokufusyoubetusaiyouyoteisuu.pdf

これは今年の人事院に掲示されている府省庁別採用予定数です。

外務省は比率でではありますが、他の春試験の区分に比べて政治・国際区分を多く採用していることが分かります。

まあそもそも政治・国際区分で入る人は国際系の仕事に就きたい人が多いので実質的な競争率は変わらないのかもしれないですね...。

そう考えるとメリットではないような...。まあ気にせず次へ行きましょう。

 

2.独学でもなんとかなる

政治・国際区分は予備校でコースがほとんどなく、独学で受験する人が比較的多いです。なのでスー過去といくらかの参考書で何とか対応できると思います。他の区分は参考書も充実している反面、予備校でもしっかりとしたコースが組まれている(特に法律区分)ことが多いので、独学の人が予備校の人に対抗していくのは難しいのかなーと思います。

 

3.勉強が読書に近い

政治・国際区分は参考書やスー過去を歴史上の物語として読んで知識を習得していくイメージです。なので日本史や世界史が好きな人、読書が好きな人はこの区分が向いていると思います。勉強している最中に要素が線でつながった時の爽快感は癖になります。

 

4.ボーダーが低い

これは傾向なのでこれからどうなるかわかりませんが、一時突破のボーダーが法律区分などのメジャーな区分に比べて低いです。おそらく国家一般職や専門職、地方上級が第一志望の人が力試しに受ける試験として法律区分が選ばれているので、人数的に少ないのだと思います。

 

とまあこんな感じですね。

一方デメリットは

 

1.参考書がとにかくない!

まず真っ先にこれが挙げられます。公務員予備校でもコースがあまりないことから、力を入れている出版社も少なく、過去問系の参考書しかありません。基本から教えてくれる参考書は法律区分や経済区分ではいくらでもあったのに政治・国際区分の参考書は良いものを見つけることができませんでした...。そこで有斐閣といった専門書を片っ端から漁り、自分が最もしっくりくる参考書を時間をかけてえらぶ必要があると思います。

 

参考までに私は有斐閣の政治学の本が一番しっくりきたのでこれにしました。基本的なことから分かりやすく教えてくれて、択一記述の知識固めもこれでおおよそクリアすることが出来たのでオススメです。

 

2.範囲が膨大!

これも深刻な問題です。政治・国際区分は特に政治学と国際関係の奥が深く、沼にはまると戻ってきにくいです。たまに重箱の隅をつつくような人名が出ることがあるのでその時はあきらめましょう。そこまで覚えようとすると際限がないです。専門記述も大体どこの問題が出るのかは予測しにくいので、多くのジャンルを勉強する必要があると思います。

 

3.他の公務員試験に対応しにくい!

併願する人にとってはきついです。国家一般職や地方上級などを公務員試験を受ける人は併願すると思うのですが、民法やミクロ・マクロ経済学が幅を利かせているので政治・国際区分の人はその勉強をやらなくてはいけないです。私はあきらめて本番の自分のぶっつけ本番初見分野対応能力に賭けて何もやらずに突入しました。結果は何とかなりましたが今考えたら自殺行為ですね。

 

4.仲間があまりいない!

私「おーーー!お前も国家総合職受けるのか!何区分で受けるの?」

A「法律区分」

B「法律区分」

C「法律区分」

私「あっあっあっ」

 

これは経済区分の人も分かると思います。区分同士の勉強会など夢のまた夢です。

 

 

以上が政治・国際区分のざっくりとしたメリットデメリットです。

この区分に関しましては後に詳しく書いていくつもりなのでお楽しみに。

 

次回は経済区分と法律区分の独断と偏見による紹介をしていきます。

 

それではおやすみなさい。