「もう少し時間ができたらやろう」

「まだ今すぐにやらなくても大丈夫!」

 

こんな風に“いつかやるけど今じゃない”と

後回しにしていることってありませんか?

 

今日は、

私が終活の現場でお客さまの最期に立ち会って感じたことをお伝えします。

 


    

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家の片付け

大切な写真や書類の整理

自分のこれからのこと…

 

日々の忙しさに後回しにしていることって

思っている以上に多いのではないでしょうか?

 

私ももう5年以上前から整理しなくちゃ…

と思っている千枚以上あると思われる写真の整理

未だに出来ていません(;´∀`)

 

でも、終活のお仕事をさせていただく中で、

「いつかやろう」の“いつか”は

本当に“いつか”やってくるのだろうか…と

考えさせられることが増えました。

 

50代で末期がんと診断されたお客さま

注※プライバシーに配慮し個人が特定できないような内容にしております

 

入院中の病院からご連絡をくださったお客さま

末期がんの診断を受けていました。

 

ご結婚されておらず

ご家族に先立たれて

頼れるご親族もおりません。

 

数年前に亡くなられたご家族の遺産の整理がまだ済んでおらず、

ご自宅などの名義変更をされていないことを心配しておりました。

 

ご自分の体調が思わしくない事、

治療が上手く進んでいない事などから、

この先のことが心配でならなかったのだと思います。

 

身元保証や死後事務などの終活サポートをしてほしいと考えておられて、

私も営業担当者と同行しておりました。

 

ところがその数週間後、

急な病院からの呼び出し…

 

急いでお伺いしましたが、

お話することはもちろん

呼びかけに応じることすらできない状態でした。

 

その翌日、お客さまはお亡くなりになりました。


ご逝去後、ご自宅に伺って…

ご逝去後、

遺品回収のために

お客さまのご自宅にお伺いしたところ、

玄関には大きな蜘蛛の巣が張り、草も伸び放題。

 

やっとのことでご自宅へ上がると、

家中の雨戸は締め切られ、

リビングは薄暗い電気がつけっぱなしになっていました。

 

部屋を明るくしてみると…

キッチンにはゴミ袋がぶら下がったまま

虫がわいていて、

黒いソファの色が変わるほどのカビに覆われていました。

 

数年前にお亡くなりになられたというご家族のお部屋は、

お布団やお洋服など、

おそらく当時のままだと思われる状態で残されています。


(実際の写真ではなくイメージ画です)

玄関廊下、階段、

どのお部屋も大量の保存水や保存食、

防虫剤、除湿剤、発電機…

 

「もしものために」

と備えていたと思われるものが、

生活スペースを圧迫していました。

 

もっと早く力になりたかった…

きっと、怠けていてこんな状態になったのではないと思います。

 

ご家族を亡くした悲しみ

自分ひとりで生活していかなければならない孤独

何かあったらどうしよう…という計り知れない不安

そして、もう何もしたくないという無気力感

 

ご病気になられてからは

その気持ちが益々大きくなったのではないか、

体力的にも精神的にも余裕がなかった…のだと思います。

 

だから簡単に「早く片づけておけばよかったのに」

なんて、言うことはできません。

 

でも…

私は思ってしまったのです。

 

もっと早く、この方に出会いたかった、

力になれることがあったのではないか、と。

 

もし元気な時に一緒に考えることができていたら、

この方が病気になってしまった時に選べる選択肢は増えていたと思うのです。

 

元気なうちに、

お父様の遺品を整理して、

名義変更をしたり書類をまとめたり、

必要になるお金の整理をして、

ご自分がやりたい事をすることに使うこともできたかもしれません。


亡くなった後のご遺産を、

ご自身の希望するところへ遺すこともできました…

 

そう思うと、

病気になって動けなくなる前に

先のことを一緒に考えることができていたら、

この方の暮らしは少し違っていたのではないかと思えてらならないのです。

 

“いつかやろう”は来ないことがある

「時間ができたらいつかやろう」

そう思っていても、

病気になるかもしれない。

 

ケガをして体が動かなくなるかもしれない。

 

自分で判断することができない状態になるかもしれない。

 

そして、

その「いつか」が来ないまま

人生の終わりを迎えることだってある。

 

だから私は、

「いつか」ではなく、

元気な「今」だからこそ

やっておくことが大切と感じています。

 

最期に立ち会って思ったこと

遺品回収の後、火葬にも立ち会いました。

 

数回ではありますが実際にお会いして、

お話をさせていただいたお客さま。

 

その方が今目の前の棺の中にいる。

あまりにもあっと言う間のお別れで、

現実のこととは思えませんでした。

 

どんな思いで病室で過ごしておられたんだろう?

痛かったのかな?

苦しかったのかな?

不安だったよね…

 

私には到底分かり切ることができない苦悩や

どうしようもない寂しさが

あったのではないだろうか…

 

一緒に立ち会った社員さんと私。

2人だけでのお見送りでした。



もし私たちがいなかったら…

この方はたった一人で火葬されていたのです。

そう思うと、心が痛みました。

 

終活は「死ぬための準備」じゃない

「終活」という言葉に、

後ろ向きなイメージを持っている方も多いと思います。

 

「死ぬことなんて考えたくない」

「まだ自分には早い」

「元気だから大丈夫!」

「縁起でもない!そんなことを提案するなんて失礼」

 

気持ちは分かります。

でも、本当にそう???

 

人はいつ病気になるか、

いつ死を迎えるかなんて

他人にはもちろん、

自分自身にさえ分からないのです。

 

今回の経験を通して、私は改めて感じました。

終活は死ぬためだけの準備ではない!

 

家の中を整えること

もしもの時に誰に何を頼むかを考えておくこと

「自分はこれからどう生きたいのか」を考えること

 

どれも亡くなる直前にすることではありません。

元気だからこそ、

できることなんですよね。

 

だから私は「終活」とは、

これからを安心して、

自分らしく生きるための準備なのではないか

 

そう思うのです。

 

「今」できること

終活…

何か特別なことを始めなきゃいけないの?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

引き出し1つを整理することでもいい。

大切な書類をファイルにまとめる、でもいい。

家族に自分の希望を話してみるのもいい。

「もしもの時には〇〇さんに△△をお願いしよう」

そんなことを考えてみるだけでもいい。

 

どんなに小さなことでも大きな一歩!

まずはやってみよう!

 

終活を忌み嫌うのではなく、

これから先の自分の人生を

より良く生きるためのもの、と

身近に感じていただけたら嬉しいです

 

もし今

「いつかやろう」

と思っていることがあるなら、

 

その「いつか」を、

今日にほんの少しだけ近づけてみませんか?

 

終活についてもっと知りたい方へ

「何から始めたらいいのか分からない」

「一人で終活を進めるのが不安」

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そんな方には

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自分ひとりではできない…

そうお悩みでしたら、

ぜひ一歩を踏み出してみてください!

 


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