「なんで私ばかりやらなくちゃならないの?!」
「自由な旦那はずるい!」
育児に追われていると、そんな気持ちになる瞬間はありませんか?
かくいう私も、自分の時間もお金も労力も全て捧げたいと思えるほど“夫大好き人間”から、夫はずるい“夫大っ嫌い人間”になった一人です(笑
ワンオペ育児で自分の時間がない中で、夫が自由に過ごしているように見えると、不満やイライラが一気に膨らみます。
そして、その気持ちを抱え込んだままいると、夫婦関係の悪化やストレスの蓄積、子育てへの悪影響など、良くないことが起きていきます…
しかし、ちょっとしたコツや心がけを知ることで、この感情を単なる「イライラ」で終わらせずに自分の心を整えるきっかけにすることもできるのです!
この記事では、心理学的なアプローチで「旦那がずるい」と感じる気持ちを整理し、前向きに乗り越える方法を紹介します。
心にも体にも悪影響を及ぼすイライラを手放して、心地よい毎日を手に入れましょう!!!
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育児中に“旦那がずるい”と感じてしまう理由
①ワンオペ育児で自分だけが大変に思えるから
私は子どもたちが乳幼児の頃は専業主婦でした。
専業主婦なら子育てするのが当たり前でしょ!
時間あるでしょ!
そう思いますか…?
確かに仕事はしていないし、お仕事をされているママさんに比べたら時間もありました。
でも、
自分ひとりになれる時間がない!
しかも、子どもが起きた瞬間から寝てくれるまで、子育てに関わるアレコレ、家事に関わるコレソレを全部ひとりでこなす毎日。
元気ならまだしも、夜間授乳や夜泣き対応…などなど、自分の睡眠時間を削っての必死のお世話。
極端かもしれませんが、子育てって「自分の大切な子どもを命がけで守り通す責務」を課されている!と当時の私は本気で思っていました。
家の中だから安心とも限りません。
おもちゃが落ちていれば誤飲の可能性…
アレルギーがあれば、食べこぼしに敏感になる…
家具の角に頭をぶつけやしないか?
高熱が出たら熱性けいれんに怯え、昼夜問わずの看病…
警戒態勢、非常事態への万全な備えが必要。。。
もうね、気が休まらないのです。
育児中のママが「旦那はずるい」と感じてしまう大きな理由のひとつが、こういった危機的な状況に(勝手に)置かれている中でのワンオペ状態です。
私には自分の事だけに目を向けられる心休まる自分時間はほとんどないのに、夫は仕事が終われば自由に過ごしているように見える。
このギャップが「どうして私ばかり?」という不満につながります。
②夫の自由時間と終わらない家事のギャップにモヤモヤするから
子どもを寝かしつけたあとも洗い物や洗濯など「やることリスト」が終わらないママに対し、夫はソファでスマホを見たりマンガを読んだりと趣味を楽しんでいる。
特に自分も疲れている時などには、楽しそうに見える夫の姿がどうしても目についてしまいますよね。
「私だって休みたいのに!」という気持ち(不公平感)が募り「ずるい」という感情につながります。
私は夫に「私だって休みたい」とつぶやいた時、
「そんな風に文句言うくらいなら、やらないで置いておいてくれれば後でやるから!」と言われて、
「俺がやるよ?」とは言えないんかーい?!と、逆にイラッとしてしまったことがありますが…
(心が狭かったかな…?)
つまり、子育てや家事に追われる(ように感じてしまう)私と、自分のタイミングで自分のしたいことを自由にやっている(ように見える)夫との間に生じる不公平感・ギャップが「ずるい」と感じさせるのですね。
③家事・育児に対するスタンスの違いがあるから
妻、特に専業主婦は家事・育児をやって当たり前、夫はお手伝い!こういうスタンスありません?
私が育児中に嫌いになった言葉の一つが
「手伝う」
これまで生きてきて「手伝う」という言葉に良いイメージしか持っていなかったのですが、育児をしていく中で嫌いな言葉になりました。
「手伝う」を辞書で引くと“他人の仕事を助ける”とあるんですよね。
私が育児中に「手伝う」を嫌いになった原因はまさにココ!
夫が「手伝う」という感覚で関わろうとすると、ママは「あなたの子でもあるんだから、手伝いじゃなくて一緒に助け合ってやるんじゃないの?」と感じてしまうのではないかと思うのです。
自分の気持ちに共感してもらえない…
どこか他人事のように関わられている…
と感じたまま毎日を過ごしていると、「ずるい」「自分だけ大変」という思いが積み重なり、夫婦の間に溝ができてしまいます。
旦那への“ずるい”を放置しているとどうなる?
①夫婦関係の悪化につながる
当然のことながら、夫婦関係は悪化していきます。
話していても楽しくない、私の気持ちを分かってくれない、どうせ話しても意味がない…と、夫婦の会話が減り、関係が冷え込んでしまいます。
ちょっとした言動にもイライラしやすくなり、喧嘩に発展することも増えてしまうでしょう。
悪循環の始まりです。
②子どもへの影響が心配される
子どもは「ママがイライラしている」「パパと仲が悪い」というマイナス感情や雰囲気を敏感に感じ取ります。
その結果、不安や緊張を抱えてしまうなど、情緒面に影響を及ぼすことも。
子どもは「安心できる環境」で成長することで自己肯定感を育むため、親の関係性が穏やかであることが大切です。
③自分の心身にストレスが蓄積する
不満や怒りを抱え続けることは、実は自分自身の心身に最も悪影響を与えます。
人間は否定的な思考を繰り返すほど、脳にその回路が強化されることが分かっています…
また、睡眠の質が下がったり、体調不良や病気のリスクにつながることも少なくありません。
長期的にはうつや燃え尽き症候群につながるリスクもあり、早めに解消することが大切です。
旦那は“ずるい”を上手に解消するための7つの対処法
夫に対して“ずるい”とモヤモヤした気持ちを持っていたとしても、心の奥底では「仲良く生活したい」「お互いに助け合える良きパートナーでありたい」
こういった良き未来を望む気持ちがあるのではないでしょうか?
私が試してみて効果的だと感じた、旦那は“ずるい”を解消する7つの対処法です↓
1.感情を言葉にして冷静に伝える
不満をため込まず、冷静に「私はこう感じている」と伝えることが大切です。
攻撃的にならず、私を主語にした「Iメッセージ」で話すことで、相手に防衛反応を起こさせずに伝わりやすくなります。
伝える目的は相手に不快感を与える事ではなく、自分の困り事を解決し、要望をかなえていくこと。
伝え方の工夫でそれがかなうのであれば、やらない手はありません。
2.「相手を変える」から「自分の捉え方を変える」視点を持つ
「夫がやってくれるはず」「夫も変わってくれるはず」という期待が強すぎると、そうならなかった時に裏切られたように感じてしまいます。
例えば「山ほど溢れた食器洗いをしなくちゃいけない…」ではなく、「この食器洗いを10分で終えられた自分の家事はプロ級じゃん!」などです。
過去と相手は変えられないとよく言われることですが、事実は変らなくても「自分の捉え方」を変えるだけで気持ちはずっとラクになります。
3.小さな「ありがとう」を意識する
感謝の言葉は相手の行動を強化する効果があります。
夫と私の関係が良くなかった時、夫は「だって褒めてくれないんだもん…」と、自分で自分を褒めていました(笑
感謝の言葉は夫のやる気を引き出し、少しずつ協力的な行動につながります。
4.自分だけのリフレッシュ時間を作る
完璧に育児と家事をこなそうとすると疲弊します。
子育てで悩む方は責任感の強い頑張り屋さんが多い!
だからこそ、意識的に「自分のための時間(ただぼーっとするだけでも◎)」を確保することが、心の安定につながります。
私は最近、洗濯機を買い替えました。
乾燥機付きのドラム洗濯機!
これまでは「電気代がかかるから…」と乾燥機能を使っていなかったのですが、買い替えを機に天気に関係なく乾燥機能を使うようになったら、家事の手間も時間も激減!
これまで洗った洗濯物を干す時間が15~20分かかっていたところ、たった数分でおしまい!
浮いた時間でゆっくりコーヒーを飲めば、心が整うリフレッシュ時間が捻出できました♡
こういったように、時間がなければ便利な家電に頼ったり、家事代行で自分の仕事を手放すことも有効な手ですね!
5.ノートや日記で気持ちを整理する
頭の中でモヤモヤしている感情を、紙に書き出すだけで客観視することができます。
「私は今、〇〇に不満を感じている」「◯◯に怒っている」と言葉にするだけで感情が落ち着き、視点が変わることもあります。
小5の息子が弟とケンカをした時、紙に「イライラする!なんで〇〇は意地悪なんだーーーー!」と書き殴って、その紙をビリビリに破って捨てていました(笑
感情や暴言を人にぶつけるのは関心できませんが、自分のマイナス感情を上手く手放す良い方法だなぁと思いました。
6.同じ悩みを持つママ友やコミュニティで共有する
同じ悩みを持つ人に話すと「自分だけじゃなかった」と安心でき、気持ちがラクになります。
共感や励ましをもらうことは、感情コントロールに大きな効果があるんです!
ただし、この場合、何度も同じ不満を口にしてしまうと、その感情が強化され学習されてしますので、一度で全部吐ききったらもうおしまいにすることが大切です!
7.専門家に相談して心を軽くする
どうしても感情が抑えられないときは、専門家に話すのも有効です。
サポートを受けることで、不満の背景や自分の思考のクセ、自分の望みに気付くことができます。
「一人で抱え込まない」ことが、心を守る大切なポイントなのです。
“ずるい”を解消して心を軽くする第一歩を
育児中に“旦那がずるい”と感じるのは、決して特別なことではありません。
大切なのは、その感情を無理に押し込めるのではなく、うまく解消しながら心を整えていくことです。
自分のマイナス感情を整理し、捉え方を変えていくことで、育児も夫婦関係もより良い方向に進みます。
もし「一人では難しい」と感じたら、無料カウンセリングなど専門的なサポートを利用してみてくださいね。
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