モノとココロを整えてしあわせをかなえる整理収納アドバイザー
お掃除スペシャリスト クリンネスト認定講師の 箭内愛実です(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)
 
今日は、
アドラー心理学「SMILE」講座を学んで確信した自立を育む子育てのお話♡

 

  「自分で動いてくれたら…」  そんな願い、ありませんか?

 

「何度言っても片付けをしない」
「毎朝、こちらが声をかけなければ準備しない」


そんな“指示待ち”な子どもたちに

イライラしてしまうこと、ありますよね(;'∀')?

 

そんなときこそ取り入れてほしいのが、

家庭内での“ひとりひと仕事”という考え方。


子どもたちが3~4歳という幼い時から始めた

“ひとりひと仕事”

 

アドラー心理学のSMILE講座の学びからも、

ひとりひと仕事はやってきて良かったと思えるものでした。

 

 

 

  「ひとりひと仕事」とは?

 

1日1つ
自分にできる家のことを
自分で考えてすること!

 

子ども一人ひとりが家庭内で自分の役割をもつこと

それが“ひとりひと仕事”の基本です。

 

“小さな仕事”を任せることで、

子どもは「自分の力で貢献している」という実感を得られるようになります。

 

 

  ひとりひと仕事のポイント

 
①強制しない
 
子どもだってやりたくない日もある。
そんな日は強制しない。
 
やって当たり前(ルール化するの)ではなく
やってくれたら「ありがとう」「助かるよ」の気持ちをもつ!
 
②仕事は自分で見つけてやってみる

 

・食事前の箸ならべ
・食後のテーブル拭き
・洗濯物を洗濯バサミから外す
・ポストから新聞を取ってくる
・お花に水やり
・玄関の靴ならべ
・お風呂洗い
・みんなの布団を敷く
 
誰かから指示されるのではなく、
自分がみんなのためにやりたいと思うことをやる(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡
 
 
③褒めるのではなく気持ちを伝える
 
褒めると言うのは上下関係の中で行われる事。
 
子どもだけれどひとりの人格ある立派な人間!
子ども扱いせずに対等な立場として
「ありがとう!」「◯◯してくれて助かったよ」と伝えています♡
 

 

  ひとりひと仕事に“ご褒美”はあるの?

 
ありません!
 
ご褒美に関しては各家庭で色々な考え方があるかと思いますが、
私の個人的な考えでは、
 
家族の一員として
自分が出来ることをやることは
(それがどんなに小さな事に思えたとしても)、
当たり前のことと思っています。
 
心理学では報酬の弊害という事もありますし、
ご褒美のためにやるのではなく、
 
家族のしあわせのために
自分が少しでも貢献したい
という気持ちを育てたいので、ご褒美はあげていません。
 
 
その代わりに、
「いつもありがとう!」
「◯◯ちゃんがいてくれて助かった!」 
こんなふうに気持ちを伝えています♡

 

 

  アドラー心理学「正の注目」で     “やる気”は自然と育つ

 

「愛と勇気づけの親子関係セミナー」SMILE講座で

印象的だった学びの一つが「正の注目」です。

 

子どもは、注目されたい存在。


「できたこと」「努力していること」に光を当てることで、

前向きな行動が育ちます。

 

たとえば…
「自分から準備できたんだね」
「昨日より時間を意識できていたね」

 

これだけで、子どもは「見てもらえている」と感じ、

次も頑張ろうという意欲が湧いてきます。

 

  声のかけ方ひとつで変わる     依頼口調のすすめ

 

「早く片付けて!」

と言いたくなる場面こそ、“お願いベース”の声かけが有効です。

 

アドラー心理学では、

命令ではなく対等な関係性での「依頼」が信頼を育むとされています。

 

例:
✕「すぐやって!」

◎「今からお皿を並べてもらえるとすごく助かるな」

 

子どもは“頼りにされている”と感じ、自分の役割に誇りを持ち始めます。

 

  「勇気づけ」は評価ではない “信じている”の気持ちを伝えること

 

SMILEでは「褒める」ではなく

「勇気づける」ことの大切さも学びました。

 

褒め言葉は一見よさそうに見えますが、褒美の一種です。

褒美やほめ言葉で評価するのではなく、子どもの気持ちに共感し、

「この子は自分でできる」と信頼し、尊敬していくことが大切♡


褒める代わりに、

子ども自身の行動や姿勢に焦点を当てることで、

「自分はやれる」という内なる力が育ちます。

 

 例:
「自分で考えて動けたね」
「頑張り続けている姿に私も元気もらったよ」

  習慣化のコツ

 

最初から完ぺきにできたわけではありませんし、

今でもやってくれない時もあります…

 

でも、毎日小さな“ありがとう”を見つけつつ、

上にも書いた“お願いベースの声かけ”を続けていくことで

だんだんと習慣化していきます!

 

〈習慣化のコツ〉

  • 小さなことから始める
  • 最初は一緒に取り組む
  • 忘れても責めず、信じて任せる
  • できたときは、事実+“ありがとう”の気持ちを伝える

子どもは素直で柔軟、そしてお母さんの事が大好き♡

子どもの自立は、信じて見守ることから始まるのだと改めて感じています。

  ひとりひと仕事 やってきて良かったこと

 
①自分で考えて行動できるようになる
 
誰かに言われるまで何もしない、
誰かに指示されたことしかやらない…のではなく、
状況を見て自分が今出来ることを考えて動くことが当たり前に出来るようになるのは、
日々の積み重ねあってのものだと思います。
 
 
②生活がどう回っているのか自分事として分かる
 
食事作りも洗濯も、寝る準備も、
自分が何も考えなくても回っていく生活は、
もしかしたらお母さんに負担がかかっているのかもしれない。
 
自分がやらないのに生活が回っているということは、
“自分以外の誰かがそれをやってくれているから”という気付きが必要です。
 
子ども自身が家の中の仕事を体験することで、
その大変さや感謝の気持ちを体感することが出来る
 
 
③思いやりの気持ちが芽生える
 
やっていない人に限って文句を言うのが世の常だったりもしますが、
人間は自分が体験した事しか本当の意味で理解することはできない…
 
だから、家の中の事を自分でやってみることで大変さも経験し、やりがいも感じる
そして、家族の体調の優れない時には自分が頑張るぞっ!という気持ちが湧いてくる!
 
 
④自己肯定感がアップする
 
出来る事が少しずつ増えていくことは大人でも嬉しいこと。
昨日まで難しくて出来なかったことが、今日は平気で出来ている!
そんな子どもたちの成長もたくさん見ることができます。
 
 
⑤助け合いの精神&感謝の心が自然と育っていく
 
出来ないことは出来る子が教えてあげる姿も見られる!
これぞ教育!
 
家庭の中で親だけが教育するのではない。
 
親であっても苦手なことがあるし、
得意な事も苦手な事もみんなそれぞれ違っている。
そんな時は力を出し合う助け合う!
 
助け合うことで感謝の気持ちも育っていく
 
 
もう、書き出したら止まらないくらいに、
ひとりひと仕事の良い効果がたっくさんあります!
 
「子どもを変えたい」と思う前に「関わり方」を見直してみる。
ひとりひと仕事、楽しく幸せな子育てのために取り入れみませんか(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)
今日からできる小さな積み重ねが、子どもの未来、親の未来を大きく変えてくれます♡

 

  ひとりひと仕事ギャラリー

 

 (8歳次男 ラグをコロコロ)
 

 (10歳長男&6歳長女 夕飯作り)
 

 (これは私の知らぬ間に誰かがやってくれていた洗濯バサミから洗濯物を外した後)
ぐちゃっとなっていたとしても、自分で考えて能動的に動いてくれた事が素晴らしい!
 

 (突然思い立って掃除機がけ)
 

 (私の毎日のルーティーンのトイレ掃除を担ってくれた6歳長女)
こんなに奥までしっかり拭き掃除をする!
べっぴんさん間違いなし(笑
 

 私の体調が優れずリビングでうたた寝している間に、寝室の布団を敷いてくれた長男(´;ω;`)
優しさが嬉しい!
 

 この日は3人で夕食作りを協力!
 
自分でやる倍以上の時間がかかるけれど、
成長の芽を摘み取らないように、 
出来る時にはお願いしています。
 
本当に時間がない時や事情がある時には、理由もきちんと説明します。
そうするときちんと理解してくれる。
子どもは思っている以上に大人!
 

洗濯物畳み
性格が出ますよね(笑
次男はきっちりがお好み(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました♡
 
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