圧がかかる時体内環境の不具合が出るというかそれぞれの個体特有の弱いところが悲鳴をあげた結果いくつか記録されているものたちと同様の振る舞いになる
なんとなく呼ばれる感じで2回目を読んだ。箱の中を覗けば滑らかに書かれたお話の部分だけをよく覚えていてそれ以外を錆びた引き出しにしまったようだった。
前の時の感想もちょっと思い出せない。現実に近い部分の歯切れの悪さ(そうならざるを得ないよなと推測してしまう)と、スルスルと出る関係の薄い世界で上手に役を増やしていく。
夏になると毎年出てくるゲームの異変の中心はなんだか建物がゴチャゴチャと融合し巨大な迷路になっている(らしい)。あれは扉を隠し消耗させる、扉の先はだだっ広く覗くことでしか視認できない何かがいる。そこにいる何かに背を向け覗き込みだるまさんがころんだをするみたいに振り向いて虚空を切るのだ。そうすると手応えがある。
こういうのとおんなじ構造だ。たぶん。他に気を逸らすものがごちゃごちゃと扉ごと隠す一種の森
ゲームならやっつければいいけどそういうことじゃないんだよなって