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我が家にカピバラさんがやって来た。

って、ぬいぐるみですけど...

サンタさんから子供へのクリスマスプレゼント(中1だからどうかな?と思うけど)なのですが、
これがなんとまあ可愛い!!

僕自身がとっても癒されております。

それにしても創作した方々のセンスは凄いですねえ。
目の位置とか足の長さ(超短足)とかふんわりした生地とか...
たぶん何度も何度も試作品を作ったのではないかと思います。

こういう仕事も一つの芸術だよなあ...と、変なところにも感心してしまいました。

さて、今週は、【ひぐらし・・・】抜きの(貸出中だったので)5本です。

【クローバーフィールド】
何だか最近の超話題作!って思っていたので、楽しみにして借りてみたのですが、、、
前半15分の無意味な描写でホトホト疲れてしまい、早送りしたい欲求を抑えて何とか本題へ...
しかし、作品の売りである≪ホームビデオによる撮影≫とやらに全然馴染めず、ただただ苦痛の1時間半を過ごすことになったのでした。

登場する怪獣も【北斗の拳】のオープニング曲の時に出てくるただの野獣にそっくりだし、
大騒ぎせずにケンシロウを呼べよ!ってことで、随分と退屈しました。

ホームビデオ撮影(登場人物が撮影したことになっている)を用いることで、臨場感、緊迫感を追求した!ってところが売りのようですが、大惨事の中でバッタバッタと人が死に、友達も怪獣に襲われて自らも命が危ういという状況下で暢気にビデオ撮影なんかするわけ無いでしょう?

逆に、醒め捲くって観てしまいました。

新しいことにチャレンジしたことは素晴らしい。
でも、この手法って進化ではなく退行しているだけではないでしょうか?

【天城越え】
最近凝っている清張シリーズの中からの1本。
実は、この作品って昔に観たことあるのですが、大筋以外を再度観てみたいと思って借りてみました。

【砂の器】の様な感動はないものの、少年期に抱いた殺意と衝動が人生という長い時間の中でどう移ろいでいくのか、、、とても精緻に描かれていました。力作だと思います。
登場する役者さん達も粒ぞろいで、見応えありますし...

【インベージョン】
地球外から来たウィルスで人が凶暴化する...のではなくて、無為・自閉・無関心(統合失調症の陰性症状のような状態)になってしまうという設定。

凶暴化するのではない!という発想のみ秀逸!

ただ、流れ的にはあんまりワクワクしなかったなあ...

【犬神家の一族】
言わずと知れた名探偵金田一耕肋シリーズ第一作。
角川映画を世に知らしめた作品でもあります。

昔観た時(多分中学時代)には、無茶苦茶怖かった印象があったのですが、今回見直してみて、、、
普通のよく出来た人間ドラマだなと気付かされました。

他の金田一シリーズも借りてみます。

【陰日向に咲く】
宮崎あおい出演ということで気になっていた作品です。
他にも名優がぞろり...

で、内容は予想通りよく出来たヒューマンドラマでした。

最近アメリカ映画にもよくある同時多発的なストーリー展開だったのですが、アカデミー賞作品である【クラッシュ】とか【ノーカントリー】みたいな≪つまらなさ≫はありませんでした。

何が違うんだろうって考えてみたのですが、良くわからず...

ただ一つ言えることは、これは日本の日本人のためのヒューマンドラマだってことです。

そう言えば、【3丁目の夕日】も同時多発的なところが少しあるけど、あれだけ感動できたわけだしね。
やはり、日本人には日本映画だよ!って思ったりしました。

*同時多発的というのは造語ですが、、、つまり主人公が定まらず様々な人の人生が描かれそれがどこかでリンクしている、みたいな作品のことです。

以上でした。

年末年始は遠出の予定も無いので、5本ぐらいは観られるかな?

えーっと、今年最後の更新となりますが、来年もどうぞよろしくお願い致します。

では、皆様にとって良き一年になりますように!


何故かこの時期になるとこの曲を聴きたくなるのです。
恋をしてた頃のことを思い出すからなのかもしれません。

むか~し、むかしの話です...orz