今週は、5本借りて4本しか観れませんでした。それも、これも、海運株の爆上げ(馬鹿上げ)が続いているからなのですが...。まあ、それは良いとして...。

【四日間の奇蹟】
先週に引き続き、感動を求めての一本。ですが、ちょっと駄目でした...。
吉岡秀隆、石田ゆり子というキャスティングで、どうやらアレルギーを起こしてしまったらしい。
でもね、それだけじゃないなあ。・・・奇蹟があまりに非現実的なので、なんて野暮なことは言いません。しかし、その奇蹟を通して何を伝えたかったのか?
《思いが強ければ奇蹟も起こり得る》ってことなのかなあ?
《死に直面した人間の心の葛藤》がテーマなのかなあ...?

何れにせよ、登場人物の心の動きの捉え方に、繊細さを欠くなあって感じてしまいました。
オイラの心が、今ささくれ立っているからかもしれないけど...。

でも、最初と最後に流れる<月光>は、何度聞いても心を揺さぶる名曲です。

【カジノロワイヤル】
何気に手に取った作品。007物だとは気付かずに...。
だから、あまり期待してなかったけど、意外に面白かったです。

ボンドも6代目、乗ってる車もZ3じゃなくてマセラッティ(多分そう見えた)になっている。
時代の流れを感じますね。・・・今回のボンドは、紳士的なイメージから野生的なイメージに変貌を遂げています。その分アクションシーンも盛り沢山でなかなかよろしいねえ...。
ボンドガールはエヴァ・グリーン。知的であり華麗であり、、、いつものことだけど、ボンドガールは味のある美人女優が選ばれますね~。

こんな美人を伴って、金の心配は何もなくのゴージャスな生活、それでいて幾多の危険を間一髪で切り抜けていくスリリングな人生!でもって、いつも余裕綽々!!!・・・こんな人生って...。

夢ですね。

【修羅の門1、2】
任侠物です。これは、結構な名作でした。【日本の首領】では、仁義のわかる警察官として登場していた小沢仁志が主役張ってます。この人、最近出てきたように思うけど、ホント味のある俳優ですね。仁侠映画には欠かせない逸材になりそうな予感がします。調べてみたら、オイラより3歳上、昔はビーバップ・ハイスクールにも出てたんだって...。そういえば、どこかで見た顔ではある。
・・・完全に遅咲きって感じですが、今後に期待しましょう...。