
誤飲事故により開腹手術を行うことになったじゅん。
術後の経過もよく、体の健康を取り戻したのですが
これを機に、今まで以上にじゅんは甘えるようになり
私たちはじゅんを甘やかすようになりました。
久しぶりにやって来た子猫のじゅんは
とても人懐っこく愛くるしい性格だったこともあり
私たちは、まさに猫可愛がりでじゅんに接していました。
そんなこともあって、じゅんはくまの休日明けの朝
必ず粗相をするようになりました。そして、帰宅するとべったり。
そして、時間を問わず、場所も問わず、おしっこをあちこちにしてしまう。
猫の粗相はストレス以外に病気が原因のこともあるのと
今回は、開腹手術を受けていたこともあり、病院でも相談しました。
結果、病気で粗相をしていないことが分かりました。
誤飲や手術等による、体への影響も心配していたので、この点については
胸をなでおろせる結果となりましたが、やっぱり原因が分かりません。
洗えばいい、拭けばいい、怒っちゃいけないという気持ちと
洗濯に取られる無駄な時間と何かモヤモヤとした気持ちの葛藤。
とはいえ、毎日粗相する訳ではなく、10日以上何もなかったり。

粗相をするということはじゅんが心にシンドイ何かを
抱えていて、SOSを発していることは理解していたけれど
それが、何のSOSなのか分かってあげられない日々。
粗相が始まって1ヶ月が経過したある日、朝起きるとカーペットの真ん中に
ウンチが。じゅんのストレスがMaxに達したことを意味していました。
どこかに仕舞ったままになっていた、いつか受けた問題行動の講習会の資料!
あれに、ウンチの粗相のことが載っていた!と資料の山をひっかきまわすと
猫や犬の問題行動に関する事例や、その対処法が少しだけ書かれていました。
問題行動で一番多いのが粗相であること。
原因は飼い主が作っていることが多いこと。
粗相は、腹いせや復讐ではなく、猫の心の悲鳴だと言うこと。
そして、じゅんの今の状態が『分離不安症』だと言うこと。
姿が見えないと、お風呂やトイレのドアの前で出待ちをするとか
家を開けた日に粗相をするとか、その他の行動もこの症例にいくつか
当てはまるものがあり、もやっとしたものが晴れていくのを感じ
やっと、じゅんの心を治してあげられる!光が差してきたのです。
つづく。
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