放課後インターンシップに通っている特別支援学校の生徒さんの成長 | 発達障害、軽度知的障害のお子様の「特性」を「技術力」に

発達障害、軽度知的障害のお子様の「特性」を「技術力」に

障害を持つお子様の「特性」を見つけ、その能力を伸ばすことで、将来「技術者」として活躍できる可能性が広がります。
様々なきっかけを通して、プログラミングや電子工作などの体験をするお手伝いをしています。

  放課後インターンシップに通っている特別支援学校の生徒さんの成長

 
 
こんにちは。
モノテクノスです。
 
今日は、特別支援学校3年生の生徒さんが通塾する日です。
 
当社開発の、電子工作キットを組み立ててもらって、
他の支援学校や支援学級の生徒さんたちが
どこにつまづきそうなのか、チェックさせてもらいました。
 
彼は、半田付けも慣れているので
私と話をしながらでも、30分程度で組立てることができました
 
この生徒さんは、1年前の学校でのインターンシップからのお付き合いです。
 
はじめは、半田付けがニガテで
 
「僕には、やっぱりできないんです!!」
 
といって、投げやりになったり、不機嫌になったりしていましたが
 
私たちはその都度、それを障がいのせいなどにするのではなく
 
しかるべきところはしかり、褒めるところは褒める、を実践してきました。
 
その結果、半田付けも上達し
今では、まったく問題なく、自分で組立てることができるようになりました。
 
少し失敗しても、自分で修正することもでき、そこを褒めたら
 
「はい、自分で直せたので自信がつきました」
 
といってくれました。
 
成長したのは、技能の面だけではなく
精神面の成長も大きいです。
 
わからないこと、できないことがあっても
すぐに「できません」というのではなく
 
「ここがわかりません」といい、教えてもらう姿勢も身についてきました。
 
 
1年で、本当に変わりました。
成長したんだと思います。
 
きょうは、そんな彼の成長を実感した1日でした。