改正放送法成立 捏造への行政処分は与野党修正で削除
NHK経営委員会の権限強化などを柱とする改正放送法は21日、参院本会議で賛成多数で可決され、成立した。政府提出の原案には、捏造(ねつぞう)放送に対する行政処分の新設が盛り込まれていたが、参院選で大勝した民主党が表現の自由を脅かすと反発。与野党の修正協議で削除した。
修正の結果、経営委の権限強化では、個別番組の編集への介入は禁じると明記。NHK国際放送に対する要請放送も、対象を「国の重要な政策、文化・伝統・社会経済にかかわる重要事項」などに限り、表現の自由を尊重するよう求める民主党に与党側が歩み寄った。この日の採決で社民、共産両党は、表現・放送の自由への配慮がまだ不十分だとして反対した。
法改正で、NHKが過去の番組をインターネット経由で有料提供する▽携帯端末向けのワンセグ放送で、通常テレビ番組と別の内容を放送する▽民放の経営効率化を支援するため、複数放送局を子会社とする「認定放送持ち株会社」の制度化、なども実現する。
http://www.asahi.com/politics/update/1221/TKY200712210085.html
大して話題にもなることなく、あっさり成立したな。
テレビ局の抵抗で随分骨抜きにされてしまった。なんだこりゃ。
ホント、第四権力者どものやりたい放題だな。
表現の自由と捏造報道は、全く別次元の問題。
一緒に論じること自体ナンセンス。
民主党にもマスコミ出身議員が沢山いるから、新聞テレビの利権は、当分維持されるだろうね。