産経に330万賠償命令 アルカイダ報道で名誉棄損 | あ

産経に330万賠償命令 アルカイダ報道で名誉棄損

産経に330万賠償命令 アルカイダ報道で名誉棄損


 国際テロ組織アルカイダと関連があるかのように報道され、名誉を傷つけられたとして、埼玉県に住むバングラデシュ国籍の男性と男性経営の会社が産経新聞社(東京)に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、請求通り計330万円の支払いを命じた。

 秋吉仁美裁判長は「捜査機関の抱いていた嫌疑は流動的で、濃厚な嫌疑は存在しなかった。捜査機関の情報以外に特段の裏付け取材はなく、真実と信じた相当な理由はない。大きく報道され、精神的苦痛は大きい」と判断した。

 判決によると、産経新聞は2004年5月27日付の紙面で、男性がアルカイダの支援者で、地下銀行を運営し、資金提供をしている疑いがあるとの記事を載せた。

 男性は、ほかの報道機関にも同様に訴訟を起こしており、共同通信社には165万円、日本テレビには220万円の支払いを命じる判決が確定し、読売新聞社とは係争中。

http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007121001000467.html


通信社の配信記事が間違っていると、みな間違うといういい見本。

ちゃんと裏付け取材しろ。