毎日新聞が一部捏造記事で信州大元准教授と和解 謝罪記事掲載へ
女子大生に性的関係を強要し諭旨解雇されたとの報道で名誉を傷つけられたとして、信州大教育学部(長野市)の元准教授が毎日新聞社に慰謝料1100万円などを求めた訴訟は7日、長野地裁(近藤ルミ子裁判長)で、毎日新聞社側が記事に誤りがあったことを認め謝罪記事を掲載、訴訟費用の一部50万円を支払うことで和解が成立した。
問題の記事は6月21日付朝刊で「准教授がセクハラ 院生妊娠させ諭旨解雇 信州大」との見出しで、処分理由として「性的関係を強要した」ことを挙げた。
謝罪記事は「処分理由に『性的関係の強要』は含まれていなかった」などとして誤りを認め、訂正する内容。8日付朝刊とインターネットのサイトに掲載する。
毎日新聞東京本社の広田勝己地方部長は「記事の一部に不適切なところがあり、裁判所の和解勧告に応じた」とコメントした。
http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007120701000503.html
お詫び記事発見。
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おわび:「セクハラ:信州大准教授」の記事=6月21日掲載
6月21日に掲載した「セクハラ:信州大准教授が女子大学院生に関係強要、妊娠」の記事で、諭旨解雇処分の理由として「性的関係を強要し」と記述しましたが、処分理由に「性的関係の強要」は含まれていませんでした。また、「准教授は事実関係を認めている」と記述しましたが、「強要」については認めていませんでした。おわびして訂正します。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071207mog00m040070000c.html
さらに6月21日の元記事発見
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信州大教育学部(長野市)の男性准教授(35)が同大の20歳代の女子大学院生に性的関係を強要し、 妊娠させたとして諭旨解雇処分になっていたことが分かった。
准教授は事実関係を認めている。21日発表する。
同大関係者によると、准教授は今年2月に学外で大学院生と複数回性的関係を持ったという。准教授は大学側に「合意はなく、大変申し訳ないことをした」などと事実関係を認め、辞職を申し出た。准教授は大学院生に謝罪し、慰謝料約50万円を渡したという。
大学院生は今年4月、大学に「セクハラを受けた」と訴え発覚した。 大学はハラスメント調査対策委員会で事実確認のうえ、今月上旬の臨時評議会で処分内容を決めた。 同11日付で処分した。
懲戒解雇ではなく諭旨解雇とした理由について同大は、准教授が事実関係を認めて謝罪し、 反省している--などの点を挙げている。准教授は東大卒後、04年に信州大教育学部講師、 今年1月に同大助教授(4月から准教授)となっていた。
毎日新聞 2007年6月21日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070621k0000m040167000c.html
不適切だぁ?
捏造したんだろうが。
これは、記者が対象人物を悪人と決めつけ、事実にないことを記事で付け加えるという良くあるパターン。
あと、この件での「性的関係の強要」というのはかなり重要な部分で、それを「事実関係を認めた」と捏造したのだから、かなり悪質な部類の捏造ですね。