あけましておめでとうございます。
2年連続、近所の方から
「お前、店やめたんか?」
「研究しよんか?」
申し訳ございませんでした。長い間、おやすみいただいておりました。
本日、2025年(昭和100年)1月11日より
営業再開しました。
凍った山道、歩いて来てくれたお客様もいらっしゃいました。ありがとうございました。
そして、
お土産ありがとうございました。
研究のことも報告します。以下、述べますこと、科学的検証がないことをご了承ください。
珈琲にミルクを入れる方がいらっしゃいます。けど、砂糖は要らないよという方。珈琲において、なぜミルクが必要なのかを考えました。所長も「この珈琲はミルク入れた方がおいしい」と言う時があります。今までは無視しておりました。某有名レストランのシェフも、クリームに合う珈琲を探していると言っておりました。いや、それはないやろと。
私はミルクと砂糖入れたら、負け、珈琲に失礼みたいな概念がありました。それが或る日突然、あることに気づきました。
ゴールドフィルターで淹れているお店があります。それは、珈琲の油分も美味しくいただいて欲しいという思いがありますよね。
油…
そうか!ミルク(多くは植物性)を入れる人は、その珈琲には足りない油分を補う、かつて飲んだ珈琲のおいしかった油分が脳裏に、浅煎りより深煎りを好む、油分に着目して楽しんでいるのではないか。
素晴らしい。いやあ、気付かんかった。
何名か、しれっと実験しましたが、やっぱりその理論が少し当たってました。
2025年は、油理論を取り入れ、より美味しく飲んでいただく努力をいたします。私は、浅煎りが好みですが、深煎りのオイリーな珈琲も求めて、皆様にご案内することを約束します。そして、時にはミルクも入れてみようかな?と思います。今年は、ヴェトナムコーヒーも否定しませんよ!
ミルクは別にして、油理論言わせたらうるさいよという方、ご来所をお待ちしております。油まみれになるまで、珈琲を片手に語り合いませんか?
今年もよろしくお願い申し上げます。