摂食障害専門のクリニックで学んだこと | I Will Never stop fighting

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海外生活15年。え?カッコいいなんて程遠いです摂食障害になったり、育児鬱になったり、夫婦関係悪くなったり、偏頭痛に苦しめられたり 経験を通してシェアしたい事を勝手に書いてます

 

STEP.1自分を知る。

 

みなさまお元気ですか? 今日のエナジーレベルはどうですか?

3年ぶりのブログを始めて投稿しましたが、正直完成させるのに1週間かかりましたほっこりでもモチベーションはまだ残ってますよ〜!今まで学んできたことを少しでも皆様のお役に立ちたてて頂きたいと思って、少なくとも5回くらいは投稿したいと思っています(そのあとはまた3年後!驚きなんちゃって。。)

*これからの内容は、摂食障害を体験している方には衝撃的だったり、症状の引き金になってしまうかもしれませんので、読む事を中断するか、またはご自分のセルフケア法を準備して対応をしてくださることをお勧めします。

 

この写真ですが、2021年に撮りました。

この頃の私は、42キロ代台です。今振り返れば「こんな細かったんか!!」と、思うのですがこの時の私は、そうは思っていませんでした。

チーン「お腹がブヨブヨ」「筋肉がない」「腕が太すぎる」「お尻が垂れてる」泣 インスタで見るようなお尻がピーチで、おなかが割れてる、腕の筋肉が美しいかっこいい体になりたいなんて思い始めて私は、6kgのケトルベルを使ったホームエクササイズを始めたりしました。当時エクササイズ30分が限界。Chin up2回が限界。週に2回10キロ走りました。(のちに教育されたのですが、走る人の筋肉は、使う筋肉の繊維が違うので私の目指している体格になるには有酸素運動だけでは到達できないという事がわかりました。ぺちゃんこなお尻だったのは、”走る体型”にさせていたからだったんですね〜。)

コロナの最中でしたので、外に出る期間は制限され、買い物に行く機会も1日に一回、必要なものだけ、とされました。”まとめ買い” これが摂食障害のTrigger(ひきがね)になりました。外に出れない日は食べることが息抜きになり、嘔吐になる。。そのサイクルが 夜だけだったのが次第に昼にも、時には朝から過食嘔吐が始まり一日中食べ吐きしている日もありました。

まとめ買いした食料品は、見事に1日でなくなる事が多くなり、毎日毎日スーパーに通う日々…。

ニコニコスーパーに貢献してるな〜。。って違うか。。ガーン

 

こうして今振り返ってみると、当時自分の作り出していた習慣や、自分に対するイメージや摂食障害の存在の大きさが鮮明にわかるのですが、その当時 自分は大丈夫だと思っていたのが現実です。

今の自分と この時期の自分の違いを区別するとしたら、行動や考え方で少し説明できるかなと思います。

 

着る服:Tight(ピッタリ)な服やボトムを着ることが多く、Tightな服を着ることで自分自身に「太るんじゃねーぞ」とプレッシャーをかけていました。Tightな服が着れたらPrideを感じる。。自信につながる。(いやいや。。何にも食べれないじゃん)

 

食べ物との自分:プロテインバーは信頼できる親友。それ以外は敵。(いやいや、そしたらプロテインバーしか食べないでおならでっぱなしになっちゃうじゃん。マイクロ栄養分取れてないし。。)

 

ストレスレベル:子育てのストレス→過食嘔吐。勉強のストレス→過食嘔吐。夫婦関係のストレス→過食嘔吐。仕事のストレス→エクストラ過食嘔吐ショック (他のストレス解消法ないってのが悲しい。)

 

エナジーレベル:過食嘔吐の後は身体中が震えて大汗をかいて無気力になり、動けなくなったり、寝込んだりして、エクササイズすることは週に2、3回がやっとの事でした。大好きな空手も 朝起きれなくなり、1年もお休みすることに。。。(子供の学校の3時のお迎えもたまに行けなくなった時あったね。。。)

 

精神面:英語で言うと「You are on the edgeチーン」という状態でした。常に心配したり不安になったり、ストレス忍耐レベル値がめっちゃくちゃ低くて、辛いと感じたらすぐに過食嘔吐に走ってしまい、その結果、自己嫌悪によってさらに自分が情けなくなる。(DepressionとかSuicidalという症状も出てました)

 

人間関係:友人にも主人にも、日本にいる家族にも子供にも自分からはアピローチしない。なぜなら、体力も気力もゼロでアウトプットする力 ゼロという状態でした。その結果、常に「孤独」を感じていました。(家で引きこもり。いつもどこかに消えたいって思ってました。)

 

Psychiatrist の先生は、私をAnorexia と診断しました。骨が見えるほど痩せてもいない私。側から見たら健康そうでも、このクリニックの平均からしたらは私は低体重とみなされたのかもしれません。

「体重が増えるのが怖い。吐くことで体重をコントロールする。短期間に大量の食物を摂取する(過食)
消費カロリーを補うための行動の使用(自己誘発性嘔吐、制限/絶食、過度の運動、および/または下剤や利尿薬の使用など)自分の食べる量を「制御不能」に感じたり、恥ずかしいと感じたりする。自尊心と自尊心が体型と体重に大きく関係している。友人、家族、および「通常の」活動/日課からの離脱。仕事、学校、スポーツ活動でのパフォーマンスの低下。」こうやってリストアップされて、当てはまる箇所が。。っていうか全部じゃん滝汗 って思った時に、

認めました。

 

「自分は正常に機能してないってことだな。」

 

そう認識したと同時に、絶望的になりました。だって、結局どんなに頑張ったって自分は何にもコントロールできてないし、健康じゃないし、フィットでもない。見かけだけ。。えーん

ショックでした。落ちこぼれ、って感じました。

 

先生は、私の思考サイクルを 紙に描いてくれました。

 

体重が低い自分=安心、見かけがいい、人から好かれる、自信がある、

体重が増えた自分=醜い、弱い、自信がない、魅力がない、バカにされる、見下される

 

先生は、「あなたのこの理論が正しいか、全く逆のことをして実験してみるというのはどう?」と提案されました。

つまりは、体重を増やして、本当に自分は醜いと感じるのか、人から馬鹿にされるか、自信がなくなるか、見下さされるのか、実際証明してみようじゃね〜か!!っていうわけです。

 

チャレンジをされた時、怖かったのと同時に もしかしたらHOPEもあるのかも。。。という希望も湧いてきたことを覚えています。今までと全く逆のことをしたら、新しい考え方が作り上げられるのかも。そう思ったら、少し勇気も出てきました。そして今回は、旦那も隣でサポートしてくれていました。一人じゃない。もしかしたら、 

 

スターTHIS IS IT?!スター 絶望的だった自分に少し光が刺してきたような。。そんな感覚がありました。

 

 

摂食障害の私の思考回路は、単純でありまた複雑です。

基本的に私の価値観は、Body Image、Body Weightで確定されている。(他人の体型などは全く気にならない。自分の体だけに厳しい。)精神面と身体面の健康価値観は完全に隔離されているから、自分の体が弱っていることや、周りの人との関係がうまくいっていないことや、社会に対応できていないことなどが、プロセスできなくなっている。。

自動運転状態って感じです。

 

セラピーの初段階は、まず『気づき』から始まりました。恐怖から逃れたいがために瞬間的に反応して過食嘔吐に行く日々でしたが、そうなる前に、自分の感情に気づくことのエクササイズ『Urge surfing』と『Tolerence of Window』について学びました。

 

この二つのエクササイズについては、次のエピソードで詳しくお伝えしたいとおもいますラブラブ

 

 

最後まで読んでくださったあなたには10000ポイント差し上げたいところですが、私、何ももってません!申し訳ない飛び出すハートでも本当にありがとうございますラブラブ

 

今回こうやって振り返りながら、この時自分は本当に孤独だったなと思いました。

摂食障害って 色んな差別的な振る舞いやイメージ、またはStigmaや、軽蔑、誤解を受ける事があるから それが次第に私達の頭にも浸透していって、

摂食障害の自分は だめなんだ。って信じるようになるんですよね。。でもね。。

 

あなたは、あなた。摂食障害があなたなんじゃない。

 

摂食障害は、あなたのサバイバルマネージメントとして サポートしてきたツールでもあるんです。

自分を見出していくことでまたは気づきのスキルを身につけていくことで、どんどん摂食障害の%が低くなっていきます。だから、諦めないでね。

一緒に頑張っていきましょうドキドキ