摂食障害が避けている「炭水化物」と向き合い直して得たもの | I Will Never stop fighting

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海外生活15年。え?カッコいいなんて程遠いです摂食障害になったり、育児鬱になったり、夫婦関係悪くなったり、偏頭痛に苦しめられたり 経験を通してシェアしたい事を勝手に書いてます

摂食障害リカバリーをはじめて5ヶ月近く経ちました。
2週間に一回の栄養士、カウンセラー、毎週一回のセラピーも継続しています。幸いこれらは政府のサポートで無料でアクセスできるので幸いです。この恩恵を受けているお返しに、読んでくださっている方の中で経済的な理由で、摂食障害のリカバリーに必須なサポートが得られない方に 私自身の経験の情報で役に立てたらな。と願いながら ブログをしています....

今回は リカバリー中 よく起きる 「これは食べたら太るもの」と言うじぶんで作った信念について自分の経験を紹介します。

炭水化物の摂取量です。
10年近く「炭水化物は太る原因」と信じてきた私は、リカバリーが始まって 食事にご飯や、キヌア、サツマイモ、麺、パンを取り入れることが一番の難関でした。
特にパンやパスタに抵抗があり、「食べたら直ぐにお腹に脂肪がつく!!」なんていうお馬鹿なイメージが沸いてきて、スターチ系の代用にズッキーニやカボチャを.... 
しかし....夕食後1時間経っても 「まだ食べ足りない感」「甘いものがやたら食べたくなる」が続いてしまったので、栄養士に相談したところ、
栄養士は「ズッキーニやカボチャは腹持ちのいい炭水化物の分野に入らない。 思い出して。このバランス。ズッキーニとカボチャは緑のグループだから、スターチ系炭水化物を別に摂ってみて、腹持ちの様子をチェックしてみることできる?」

たんぱく質 (卵、鶏肉 などなど)
フルーツ/野菜 
穀物/粉系 (パスタ、米、パン、さつまいも、ジャガイモ) 

自宅に戻り 「いったい炭水化物はどれくらいとったら取りすぎなのかな?」と 考え直しました。

ありがたいことにオンラインには自分の体重や運動レベルのデータをいれると 微量栄養素(Micronutrients)の量のアドバイスが得られるサイトがあり、調べてみました。
週5日 1時時間は運動をする (はや歩き、空手、5キロランニング) 
体重維持したい私に必要な炭水化物は大体140gでした。

そう考えると、今まで摂取していた炭水化物は50g程だったので 急に「もっと摂取していいのか」と言う安心感に変わりました。
 夕食の準備をしながら一本のさつまいもを手に取りました。結構重い....これは炭水化物100gくらいじゃん?

240gのこのさつまいもにはどれだけの炭水化物があるのか調べると 40gほど....え!?

その日の夕食にさつまいもをチンして美味しくいただいた夜。

甘いものを食べたい欲求が全くない!!!
しかも今まで2時間おきに起きていて4時間以上寝れなかったのに  6時間、一度も起きずに寝れたのです!!!

あとで調べていると ※1炭水化物不足分から来る 覚醒不眠症は 私だけではなく 減量中のアスリートやダイエット中の人にも良くある症状ということがわかりました。

今まで信じて来ていたこの「誤解」が、フィットネスにも影響をもたたしていることもわかりました....

炭水化物と言うエネルギー源が減少することで せっかくのランニングの効果も
Cardio(有酸素運動)の際の体脂肪を燃やす効果も 妨げられる ということがわかりました。※2

これは辛い。どうりで最近ベストタイムの成果が出ず 引き締まりもしない訳です。

まだまだ 栄養に関して学ぶことと、自分の体に必須なもの、過食嘔吐を減らしつつフィットになると言う目標への学びはたくさんあります。

その引き換えに

今までの自分の 「間違った信念」を手放す必要があります。

変化は怖い でも それは勇気でもある。

次はどんなことを手放せるか....

お楽しみに。


※1