リカバリーに再挑戦する....決意 | I Will Never stop fighting

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海外生活15年。え?カッコいいなんて程遠いです摂食障害になったり、育児鬱になったり、夫婦関係悪くなったり、偏頭痛に苦しめられたり 経験を通してシェアしたい事を勝手に書いてます

24日前  地元スーパーにて。

 無意識に 「これは家族のお菓子。で、これはわたしの過食嘔吐用のお菓子」と買い分けるいつものじぶんがいました。
帰宅して 家事やら 子どもの宿題やらを手伝ってから、夕食を作り終わると自分のお仕事終了!!子どもと主人は switch でゲーム。私は孤立して 食卓テーブルで 朝に買った「過食用のおかし」と 団欒するのでした.... (この習慣が もう何年も続いています。)

23日前   ランニングから帰ってきて。

シャワー前に自分の体を見て 衝撃を受けました....
「へそ回りの筋肉、以前よりもさらに衰えてるきがする。というか、絶対だわ!」
正直運動量には満足していました。ランニングは5~10km週3回はいっているし、空手も週3回やっています。過食嘔吐はしているけど、吐かない時は健康なものしか口にしないようにしている。だから引き締まっていくはずなのでは???? なぜぇ???なぜなの???

がしかし!!!   この日に私は気づいてしまったのです....
食べ吐きを繰り返し  micronutrients(微量栄養素)*1のバランスが崩れている体は 何が起きているか知りません。わたしが「痩せたいから」と体を酷使していることなんて 知らないに決まっています。
栄養不足の状態のままで、体は 走るためのエネルギーを作るために 体内に必要な栄養素を削るしか手段はなく、体内のタンパク質やカルシウムなどをギリギリで使ってまで 頑張ってくれようとした結果として、 わたしのおへそ回りは、(運動をしているのにか変わらず)筋肉が衰え、引き締まりのないひょろろ~な体型となったのでした。*2 

 この日を機に  こんな心境が沸き起こってきたのです。「こんなにも体を酷使して 痩せて見せようとしても、わたしの体は 今その矛盾を精一杯訴えてる。もしこれから この「ズル」を止めて、ちゃんと食べる形で体を絞る事に努めたら、どうなるだろう?」
「痩せるか痩せないかにとらわれたこんな毎日 いやだ」 とも 思い続けていました。
長年の過食嘔吐の影響は、数え切れないほどでした。中でも 
・鬱
・歯が次々とボロくなっていく
・得たいの知れない 皮膚炎
・抜け毛
・疲労感
・集中力欠乏
・心拍数がたまにおかしくなる
・過食できない環境にいるとイライラしてくる
・常に自己否定
・毎日のテーマが「生きている意味がない」

引き換えに 過食嘔吐をしていたい理由は、
・お腹がへこんでいるのが気持ちいいし 自信に繋がるから(一時的な)
・過食すると気持ちよくなるから
・難しい感情(悲しみ、怒り、疲れ、恥ずかしい思い)に向き合ったら 食べることで楽になるから
・食べることで癒されるから

他にはないの? って思ったけど これくらいです。。

そして22日前    スーパーにて。
自分の食べたいと思う夕食の材料(サーモン、玄米キヌア、サラダ菜、アボカド、オーガニックマヨネーズ)を、値段にこだわらずに買い出し。(今まで過食嘔吐用のお菓子は安いものばかり買っていた)
過食嘔吐用のお菓子は一切買いませんでした。

それだけなのに、 Commitment  level (決断した方向性に委託するレベル) は 断固としたものとなりました。

次の日も、数日後も、
買い物に行っても誘惑されない....

いったい何が起きたの?

カウンセラーのデイビットの解釈がとってもしっくり来たので 借りて説明します。
・「サポートシステム の影響 」栄養士、精神科のカウンセラーのサポートがあることで 安心して リカバリーの決意ができた
・難しい感情の向きあい方を、今セラピーを通して学んでいることで リカバリー中の大事なスキルを実践できる
・数ヵ月前の父親の母への暴力の件に対して、父に自分の意見をはっきりと伝えた事が 「自己肯定感」になり、それが「セルフケア」の重要性を沸き起こらせた。そこで 体を酷使し続けることを辞めたい。自分を大事にしたいという気持ちが生まれた。

これは カウンセラーデイビットの憶測ですが、
全てしっくり来ます。例えていうなら
今までほったらかして、床に散らばっていた何千個のパズルのピースが 
完成図の写真を見たことである日突然 「あ、このパズル 挑戦してみよっかな」っと 取り組む気になるような。。そんな感じに近いかもしれません。

何度目のリカバリーチャレンジか もう忘れてしまいました。でも 今回の 克服したい理由の根本には
「どうなるか知りたい」という追求心がバックボーンになっていることが ポイントでもあります。

なぜなら「 追及心」こそが 私の大切にしている価値観だからです。

価値観とリカバリーについて次回 触れたいと思います。

では!!


*1 Micronutrients についての詳細のリンク
https://retio-bodydesign.jp/columns/article/yasenai-kinniku-tukenagara/