consition and permission 条件と許可 | I Will Never stop fighting

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海外生活15年。え?カッコいいなんて程遠いです摂食障害になったり、育児鬱になったり、夫婦関係悪くなったり、偏頭痛に苦しめられたり 経験を通してシェアしたい事を勝手に書いてます

過食嘔吐克服を目指して、12日経ちました。
今日は摂食障害リカバリーのサポートをしてれるD
さんのところで定期的なカウンセリングをしました。

ここにい始めに来たのは7年前。そしてリカバリーのプログラムや、アートセラピーをしたり、この施設の素晴らしいところは、安心して自分をさらけ出せる場所であり、リカバリーの辛さ困難さを理解してくれる環境であることです。この施設のサポートには本当に感謝しています。

カウンセリングの内容はいつも前の週に感じてきたこと、困難だったことによって違って、Dさんは親身になって耳を傾け、今の私に何から始められるか 一緒に考えてくれます。

今回の内容は 
•いとこがいなくなってからのリカバリー継続の不安
•膨張への不安
•自分は~したら~をたべて🆗‼️という固定観念のジレンマ
• 過食嘔吐をやめてからの利点


いとこが帰国してしまい、悲しい気持ちはやり避けられませんでした。
Dさんはそれについて、「この悲しみを通して、リカバリーに必要なのは、精神的なサポートがあることだと気づけたことはとても大きなことだと思うよ。」と気づかせてくれました。

膨張への不安にたいし、自分がすでに試したこと、例えば緩い服を着る、家でゆっくりする、ことに足して、Dさんは膨張する原因として、からだのメタボリズムが再び起動し直すために体が頑張ってくれているんだよ。と科学的に教えてくれたのですが....ここでは長くなるので短くします😅

散歩を始めて、体を動かす喜びは良いのですが、食べるときに 頭の中で囁きが起きることがあります。「これを食べるの? そしたら~して運動してからたべたら?」
このような状況を 「permission and condition 条件と許可」と言うそうです。摂食障害者に多くあるそうで、
「運動しなきゃ食べれない、食べ過ぎたら二日食べない....」等  人それぞれ 作る決まりは違いますが、
この決まりに捕らわれると、リカバリーしているつもりでも 実は制限する事に捕らわれ逆戻り....ということが起きることがあります。

Dさんは、この自分に与える「条件と許可」をする 思考の原点を探してみることが、自分へ制限する行動を抑えれて良いと提案してくれました。

なぜ食べては行けないのか?
今運動をするのは 制限するためなのか? 健康、メンタル維持のためなのか? 

自分に問いただすわけですね。
これもある意味で、「マインドフルネス」あるいは
 CBT (cognitive behaviour therapy) に基づいています。

最後に 過食嘔吐をやめてからの利点をフォーカスする大切さについて話しました。

空手の稽古に行くときに 「吐いたせいで体調が持たない気がする....」という不安感がなく 稽古に打ち込む事ができるようになり、自信になったこと。

眠れなくなるほどの痛みに耐えていた頭痛の日々から解放された事 これは もしかしたら吐かなくなったため体を酷使しなくなったからかもしれないこと。

今までは「値下げ」対象のお菓子を買って過食していたけれど 高くても好きなものを買う様にしたら、過食しないし、出費もなくなったこと。


過食嘔吐をする利点より、この過食なしの利点を維持することで、リカバリーに対するポジティブな意識が、リカバリーの成功に繋がるのだそうです。


アンソニーロビンスの 自己啓発のセミナーを思い出しました。
「人間は 痛みよりも快感を味わう為に、何度も同じことを繰り返す。それがからだに悪いことでも....」


アンソニーロビンスのこの解説についてはまた次の機会に。。。