妖怪紳士録シリーズの新作が完成しました。
今回は、世間にあまり知られていない、他では作られることがない妖怪2体がラインナップしています。
1体目は明治時代の「化物共子供つくし(ばけものどもこどもつくし)」に描かれた張り子のみみずくのお化けです。
江戸時代、疱瘡除けのお守りとして人気のあった赤いみみずくの張り子人形。これに手足が生えたお化けです。
何故に病除けのお守りが妖怪化したのかは謎ですが、妖怪っぽくないキャッチーなキャラクターが愛らしいので、思わず立体化してしまいました。今回のカラーリングは元絵に近い、全身赤ですが、生産された土地によって違う張り子みみずく同様、様々なボディペイントバリエーションを作ってみたいと考えています。
もう1体は、同じく明治時代の妖怪カルタに登場する傘のお化け。
明治期らしく、から傘ではなく、こうもり傘にレインコート姿のお化けとなっています。
ちょっとモダンな傘お化けなので、傘男と名付けて立体化しました。
一発抜きの一体成形が多い妖怪紳士録シリーズですが、傘男は3つのパーツと傘の軸になるピアノ線から成る、和洋折衷の一風変わった傘お化けてなっています。
妖怪紳士録第3弾『張り子みみずくのお化け』5000円(税別)
妖怪紳士録第4弾『傘男』8500円(税別)
受け付け終了致しました。
たくさんのご注文ありがとうございました!!
少しずつ増えてきた妖怪紳士録シリーズ。
現在、ろくろ首と座敷童子は生産休止中ですが、ご要望があれば、再販を検討致します。
たくさん集めて自分だけの妖怪ワールドを作りましょう♪