ゲゲゲ忌2019第6夜!! | 日本物怪観光のブログ

日本物怪観光のブログ

物怪観光は妖怪を通じて、日本を観光して戴こうという闇の観光会社=怪社です。このブログはこの怪社の活動記録です。
今夕は、あなたのお宅に現れるかもしれません。
物怪占いは毎日更新中。
あなたの後ろに物怪観光。
日本物怪観光を宜しくお願い致します。

今日はゲゲゲ忌第6夜。シアタス調布では3期鬼太郎デー。

第2期世代の私にとっては、3期鬼太郎は、80年代、新たにやって来た水木しげるブームに乗って復活した、まったく新しい鬼太郎です。
少年マガジン版の鬼太郎よりももっと正義の味方で、人間の女の子を守り、武器のオカリナを持って戦う、今までの鬼太郎とは全然違うキャラクターは、当時水木ファン、それまでのアニメ鬼太郎ファンからは否定的な意見が多かったことも記憶しています。

ですが、それ以前、朝日ソノラマの雑誌宇宙船や、サンワイドコミックスで水木作品が取り上げられ、どんどん水木熱がヒートアップしていた私にとっては、新しい鬼太郎がやって来てくれた喜びでいっぱいでした。
少年マガジンでは、連載が再開し、玩具やゲームが続々発売。それに伴って大先生の昔の作品もどんどん復刊されました。

シンセサイザーを駆使したアップテンポなBGMに乗って、躍動感あふれるアクションで戦う鬼太郎は、とにかくカッコ良かったです。
昨年のゲゲゲ忌では、是非あのオープニングとエンディングを大画面で観たいと思ったのですが、結局行けず。
今年は念願叶って観に行くことが出来ました。
[3期セル画MoMO(物怪博物館-the Museum of Mononoke Object)所蔵]

ゲストはなんと、天童夢子役の色川京子さんと キャラクターデザインの兼森義則さん、シリーズディレクターの芝田浩樹さん(東映アニメーション)でした。

ディレクターの芝田さんは、その観たかったオープニング、エンディングを手がけたディレクターであり、兼森さんは、夢子ちゃんを含む3期のキャラクターデザインを手がけたアニメーターです。
トークタイムでは、夢子ちゃんのキャラクターが、芝田ディレクターの好みで作られたことがわかり、盛り上がっていました。
特に象徴的なエメラルドグリーンの洋服は、芝田さんが好きな色だったそうで、(兼森さんは覚えてませんでしたがw)それが夢子ちゃんのイメージカラーとなり、今では声優の色川さんを守ってくれる大切な色となっているのだとか。
プライベートでも、携帯電話のカバーなど至る所にエメラルドグリーンが入っているのだそうです。
この日はネイルがエメラルドグリーンでした。

色川京子さんは、登場の挨拶の際、途中のアフレコ企画で夢子ちゃんの声を演じていらっしゃいました。
お芝居している時はもちろんなのですが、お芝居していないフリートークの際に、鬼太郎とかねずみ男の名前を呼ぶ際に、「鬼太郎さん」「ねずみ男さん」と呼んでおられ、その響き、彼らに対する立ち位置が、まぎれもない夢子ちゃんそのもので、鳥肌が立ったのでした。
こんな贅沢なゲストをお迎えして、毎晩楽しめる夢のようなイベント。
これからも続いてくれたら良いなぁと思いました。



今回戴いた住民票はねこ娘でした。
やったー*\(^o^)/*

最初に貼り付けた画像は、物怪観光所蔵のセル画ですが、今回上映された目目連の中のカットでした。
上映されているのを観て初めて知りました。↓
[MoMO(物怪博物館-the Museum of Mononoke Object)所蔵]

調布駅前には、話題の妖怪ライトが照らされていました。↓


予定では、最終日まであと2回調布に行く予定です。
フィナーレでは泣いちゃうかも(笑)